デイサービスが楽しく安らげる場所に!認知症介護実践者研修レポート!

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認知症介護実践者研修の自施設研修の取り組み!最終日提出報告書!

Aさんは、認知症の進行が著しく、春先に一人で散歩に行き、家に帰れず一晩見つからないことがあった。

かなり歩いたようで、大阪の方で発見され、とても衰弱していた。

妻と二人暮らしで、妻は病気を患っている事、長年の介護疲れ、夫婦で話をすると喧嘩になってしまう事がある。

また、家で過ごしているときには、家の前を行ったり来たりしており、徘徊のリスクがある為、自宅で静養することは難しい。

ショートステイの利用も、以前何度か試しているが、鏡を見て混乱したり、夜も眠ることができず、利用が困難な状態。認知症でよく見られる環境の変化でのBPSD(周辺症状)が大きな要因だと思われます!

その為、デイサービスを月曜日から土曜日まで利用をしている。

疲れが取れないままの状態で、体力の低下が見られ、時々トイレや排泄動作がわからなくなることがある。

その後、すぐに痔の痛みが出現し、その不安感を抱えているせいか表情も険しくイライラした様子の日々が続き様子が変わった。これは、痛みがストレスになりBPSD(周辺症状)が出ていると思われる!

デイサービスでもくつろぐことができず、デイサービスを楽しみにしていた方なのに帰宅願望が強くなった。

しばらくして、春先から続いていた疲れや体の不快感が少し和らぎ、職員が役割作りや、安心できる見守りや声かけを考え、少し落ち着いてきた。

しかし、良い方向に向かっていた矢先、デイサービスからいなくなり、近所のラーメン屋の前で見つかるまで、4時間行方不明になることがあった。

笑顔で戻ってこられたが、また痔の痛みが出現し、少し逆戻りしたようでイライラした様子で険しい表情の日が続いた。

そこで、Aさんの心身の状態、不安や思い、どのように対応すれば以前のようにデイサービスで安らげるのか考えた!

デイサービスがAさんにとって安らげる場所になるように、安心できる声かけや対応を職員が統一できるのか。

また、以前していた役割(仕事)が今は難しくなっている為、今できる役割(仕事)を考え、居場所作りに活かしたいと思った。

認知症高齢者の居場所.jpg


センター方式C-1-2心身の情報(私の姿と気持ちシート)を記入し、本人の言葉や様子、家族からの情報、職員の気づきを整理し、本人の思い(不安、希望、喜び等)を考えた。

本人の言葉「何もすることがないな。さあ帰ろう」「食器のカートを運ぼうか」「(仕事を頼むと)よっしゃわかった」「食事はいらん、もう帰るから、何もしてないのに」

妻からの情報「以前、今日も給料がもらえなかったと言っていた」

職員の気づき「職員と一緒に簡単な仕事をすると、集中して取り組み、楽しそうな様子」

この事から、デイサービスには仕事に来ていると思っていると再確認できた。

本人の言葉「えーえー、もうもう、わかってる」「いい、いい、もうもう」

職員の気づき「色々な場面でこの言葉を使うが、その場面によって意味が異なる」「周囲の人に注意や過度の関心を寄せられ、うるさく言われることが苦痛、嫌な人を覚えている」「自分でできるから、ほっといてほしい、自分でしたい」「迷惑をかけたくない」「トイレの介助をされるのは恥ずかしいと思っている」という思いがある。

本人の言葉「大丈夫か、危ないで、頑張ってるな」「好きな人に集めたトイレットペーパー等をあげる」

職員の気づき「人に心配されるばかりでなく、対等に付き合い、人の役に立ちたい、人を喜ばせたい」という気持ちがある。

この考察から、センター方式D-1焦点情報(私のできること、私ができないことシート)を活用し、できる事は見守り、声かけや一部介助が必要な事は、さりげなく行動が誘導できるような対応を行う。

気分が優れない時には本人のペースに合わせて待つ。

この事を職員全員が理解して行えるようにし、本人が自信を持ち、対等な安心できる関係作りに努める。

今できる役割(仕事)、荷物を一緒に運ぶ。

テーブルを拭くことも本人のペースに合わせて実施し、デイサービスがAさんの居場所になるように継続する。

毎日の記録や職員間の声かけで、ほとんどの職員がAさんの様子を把握し、言葉使いに気を付けて、過度な見守りや声かけを減らすことができた。

イライラしている時も、本人の声を聞きながら、ただ寄り添う事ができる職員も増えた事が、Aさんのストレスを軽減できているのではないか。

疲れが取れず、夜も眠れないことが多いため、毎朝疲れた表情で来所、朝の2時間ぐらいは椅子やベッドで目を閉じて過ごす。

生活のリズムを取り戻す必要がある為、センター方式D-4焦点情報(24時間生活変化シート)を記入し、1日の様子を把握し、睡眠状態や気持ちの変化を考える。

以前の行方不明の件があった後、しばらくして本人の睡眠不足の改善と今までの様に本人が早くから起きて、家を出たり入ったりしてデイサービスを待つ状態では、妻が安心して眠れないことから、本人に眠前薬の服用が開始された。

夜はよく眠れているが、薬が効きすぎているのか、朝からぼんやりした様子で倦怠感が強く、さらに足の運びが小さく遅くなった。

朝から、「今日はもう帰る、あかん」と落ち着かず、以前は昼から帰宅願望が多かったが、最近は朝から強い帰宅願望が見られる。

少し身体に触れても痛がったり、気持ち良さそうにしていた入浴に拒否が見られたり、最近では涎が口からポタポタ流れ続ける事もあり、早急な改善が必要な為、デイサービスでの様子を妻やケアマネージャーに都度報告している。

今回の取り組みでは、薬の服用などにより、心身状況に思いがけない大きな変化があった為、具体的な取り組みがなかなか進まず、日々の状態把握と対応に追われてしまい、発展した取り組みを行うことができなかった。

その中で、妻の介護負担の軽減も考えると、本人が安心して泊まれるショートステイを探すこと(小規模多機能の施設を利用し、馴染みの関係を作って泊まれる方向に進めるなど)や、息子の協力がもう少し得られないかなど、支援する状況について検討する必要があることも課題になってきた。

本人にとっては、デイサービスでなく、家が一番安らげる場所であるように思うでの、在宅生活を継続できるように考えていきたい。

認知症介護実践者研修の自施設実習がきっかけとなりましたが、今後はAさんができる力を発揮して、以前のようにデイサービスがAさんにとって、楽しく安らげる場所になるように、安心できる対等な関係作りを継続し、役割(仕事)作りに力を入れ、発展したケアが実施できるようにしていきたいと思います!

この記事の内容は、実際に認知症介護実践者研修の自施設実習の取り組みとして、提出したものとなっております!

ぜひ参考にしてください!

私は、特別養護老人ホームで、介護職として働いています!

医療や介護、認知症などの知識向上に日々努めていますが、どの対応が正解かと考えると、答えは無いように思います!

記事を読んで頂いた皆さんと意見交流も行いたいと思っていますので、気軽にコメントお願いします!


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