認知症利用者の家と施設での環境の変化について!認知症介護実践者研修レポート!

スポンサードリンク

認知症介護実践者研修の自施設研修の取り組み!最終日提出報告書!

Aさんは、居宅のケアマネージャーから依頼を受けて、福祉施設のショートステイを使用し始めた。

この方とはデイサービスで初めて会ったのだが、その時はどの方がAさんなのか、はっきり言ってわからなかった。

というのは、デイサービスの介護職員や他の利用者様、担当の居宅のケアマネージャー、家族などが居合わせたのであるが、Aさんはとても穏やかで、笑っておられ「ありがとうございます」等と声をかけてくれ、一見したところ普通の元気な奥様であったからである。

しかも、その場での会話では、あまり認知症だとは思わなかった。

Aさんと関わり始めてから、家庭内での様々な認知症の周辺症状(BPSD)を家族が語ってくれた。

しかし、その話とは裏腹に施設の利用中は、ADLもほぼ自立しているし、意思疎通も会話も成り立ち、特に家庭で見られるような周辺症状(BPSD)は感じさせられなかった。

日中、夜間問わずの徘徊、雨の日でもずぶ濡れで掃除をする。

炊飯器のご飯が無くなるまで1日何度も食事をする。

夜間に醤油を沸かし飲んでいる…等々。

同居している夫は疲れ果て、すぐ近くに住んでいる娘も精神的に参っていた。

このまま自宅とショートステイを利用しながら、施設入所となると、夫の思いとしては、ずっとAさんがいないのは寂しい。と複雑な思いも聞いた。

ショートステイの送迎時には自宅での生活の様子を聞いた。

居宅のケアマネージャーも話を一緒に聞いたり、今後についても話をした。

家族は困っている、どうにかしてほしいと言うが、具体的にデイサービスを勧めても、以前利用した時に混乱や興奮したので家族が、あまり良い印象を持っていない。

その日からは、デイサービスの利用を中止し、ショートステイのみの利用となった。

また、医者にかかったがアリセプトを処方されるだけ、しかも服用すると嘔吐や気分不良など副作用が強くなり服用をやめた。

8月中旬に迎えに行ったときには、自宅でうちわを持って立っていた。

家族に声をかけ、お迎えに来たことを伝えると、「まあ、久しぶり」と喜んで、拒否なく車に乗車した。

施設では、とにかく人のいる所に行きたい、人と話がしたい、かまってほしいという思いが強い。

それが、エスカレートしてしつこく他の利用者や介護職員に付きまとう行動も見られるが、終始にこやかで機嫌が良い。

また、夜もよく眠っている。

ショートステイ利用中に過度に関わると、自宅に帰ってからは施設との環境の違いが激しくなり、本人が混乱し認知症状が激しくなる可能性がある。

実際、ショートステイに行く日の朝の自宅は大変であると聞いている。

本人は「行きたくない」と言い、夫や娘と口論したり、物を投げたりすることもある。

しかし、送迎時に介護職員の顔を見ると楽しそうに話しかけてくる。

家族には、ショートステイ利用日は本人には伝えないでほしい旨を伝えた。

介護職員は久しぶりに迎えに来たように振る舞うことで、本人はとても喜んだ。

実際は、諦めからくる笑顔なのか、本当に喜んでの笑顔なのかはわからない。本人の本当の気持ちは「行きたくない」と思うからだ。

ショートステイ利用中は、自宅との環境の違いをできるだけ抑えるために、できないことをサポートし、過度に関わらないようにした。

具体的なアプローチとしては、センター方式のできること、できないことシート(D-1、D-2)を使用し、現在のAさんの能力を考えてみた。

日常生活の動作、起床、食事、排泄などは自立しているが、その他については、誰かがずっと一緒にいなければ難しい。

高齢者付き添い.jpg


私が出会ってからも、認知症は確実に進行している。

最近は話す言葉が、文章にならない「先生…これから…お大事に」など、単語を並べたような話し方になり、意思疎通が難しくなっている。自立してできることが少なくなった。施設では職員が話しかけると笑って答えるが、自宅では本人ができないことを夫が責めると、すぐに口論になってしまう。

8月下旬に家族と担当ケアマネージャーを交えて話をする機会を作ってもらった。

家族(娘)は、今のショートステイが1番慣れているが、経済的に長い利用は難しい。

これからは施設入所も考え、資金を整理していくことを話されていた。

現在、1か月のうち、まとまってショートステイを使用しているが、それを2度に分けて、1回の利用日数を減らすことによって、少しでも生活のリズムが整わないかとも提案したが、まとめて休息したいとの意向から、現状の利用の仕方を継続することとなった。

施設に入所している方、また在宅中心の生活をされている方など生活環境がある程度一定している方は、比較的支援方法が一定化する傾向にあるのではないかと思われる。

しかし、今回のケースのように施設と在宅両方を交互に利用している方は、環境が大きく変化する。

一般的に認知症の方は、環境が大きく変化すると周辺症状(BPSD)が悪化する可能性が高くなる。

私がこのケースで一番苦慮していることは、その環境の変化である。

それは、ハード面、ソフト面両方である。

家族の介護負担軽減も考え、これからの支援方法を考えているが、未だに答えは出ていない。

いま家族は、介護保険サービスをより多く使えたり、施設入所も考える為に資金を準備して始めている。

これまで、他職種などと話し合いを重ねたことが、少し前に動いたようである。

これからも、このようなケースは続いていくが、私にできることは何かをよく考えながら見守っていきたい。

また、センター方式のシートも全職員が理解して活用できてない為、取り入れていきたいと思います!

私は、特別養護老人ホームで、介護職として働いています!

医療や介護、認知症などの知識向上に日々努めていますが、どの対応が正解かと考えると、答えは無いように思います!

記事を読んで頂いた皆さんと意見交流も行いたいと思っていますので、気軽にコメントお願いします!


最後になりますが、介護職のための副業を一つ紹介させていただきます。
下記は以前紹介した「完全無料の10万円プレゼント」です。
ポイントサイトで登録など全てが無料になっていますので、ぜひ確認してください。
http://fanblogs.jp/katsu590229/archive/87/0


スポンサードリンク





【管理人がおススメする資格、転職サイト】

介護職は、資格の取得と働く会社で収入が大きく変わります。

その中でも人手不足の事業所は、かなり良い待遇で転職ができます。

そのため、同じ会社で10年働くより、10年で数回転職する方が給料が高い場合が多いのです。

現状に満足していない方は参考にしてください。

→【介護職でも年収500万円以上もらえる施設を探す方法】

また、資格を取得する事により給料アップを狙える可能性も上がります。

この機会にどのような資格があるのかチェックしてみてください。

【ケア資格ナビ公式サイト】


Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です