感染症対策

ハイターとキッチンハイターの違い!次亜塩素酸でノロ対策


はじめに

介護施設や病院で働いていたら、一回はハイター(ブリーチ)とキッチンハイターの違いが気になりネットで検索したり、先輩職員などに確認した事があると思います。

特に感染症委員会の人や看護師は必ず知っておかなければいけない知識となっています。

ノロウイルス、インフルエンザに大活躍の次亜塩素酸。

特別養護老人ホームで介護福祉士として働く私も実際に調べました。

花王株式会社の正式回答

こちらは花王株式会社の正式回答です。

[キッチンハイター]と[ハイター]は、どちらも次亜塩素酸ナトリウムを主成分とする塩素系の漂白剤ですが、台所で使う[キッチンハイター]には洗浄成分がプラスされているので、漂白と同時に軽い汚れまで落とせるのが特徴です。

塩素系漂白剤は、漂白・除菌力が高い反面、使い方を誤ると思わぬ失敗や事故を招くことがあります。そのため、注意表示をよく読んでから使うことが大切ですが、台所用の[キッチンハイター] と衣料用の[ハイター]では注意表示の内容が違います。

例えば、「酸性タイプの製品と一緒に使うと塩素ガスが出て危険」という表示は共通ですが、[キッチンハイター]には、さらに「塩素系の排水口用ヌメリとり剤や、生ゴミ・食酢・アルコールと混ざらないようにする。有害なガスが発生して危険」という注意表示があります。

また、[ハイター]にある「白のワイシャツを長く漂白液につけると衿や袖が黄色く変色することがある」という注意表示は、台所用の[キッチンハイター]にはありません。

トラブルがおこらないように、用途に合わせてきちんと使い分けることをおすすめします。

結局、界面活性剤が入っているだけの違いで良いと思います。

キッチンハイターとハイターとでは、界面活性剤の入っているキッチンハイターの方が少し値段が高いです。

あまり気づかない点ですが、1度気にして確認してください!

注意点.jpg

キッチンハイターの注意書き!

●用途外に使わない。
●誤飲を防ぐため、本品および漂白中の食器の置き場所・取り扱いに注意する。
●原液で使わない。
●熱湯で使わない。
●容器を強く持ってキャップを開けると原液が飛び出す恐れがあるので注意する。
●液が目や皮ふ、衣類につかないように注意する。
●使用する時は炊事用手袋を使う。
●他の洗剤等と併用しない。
●酸性タイプの製品や塩素系の排水口ヌメリ取り剤・生ごみ・食酢・アルコールと混ざらないようにする。有害なガスが発生して危険。
●水や他のものを入れたり、他の容器につめかえたりしない。破裂することがある。
●酸素系漂白剤と併用すると効果が落ちる。
●衣類や敷物や家具に液がつくと脱色するので注意する。
●直射日光を避け、高温の所に置かない。

ハイターの注意書き!

●用途外に使わない。
●認知症の方などの誤飲を防ぐため、置き場所に注意する。
●原液で使わない。
●熱湯で使わない。
●容器を強く持ってキャップを開けると原液が飛び出す恐れがあるので注意する。
●液が目や皮ふ、衣類につかないよう注意する。
●使用する時は炊事用手袋を使用する。
●水や他のものを入れたり、つめかえたりしない。破裂することがある。
●効果が落ちるので、酸素系や還元系漂白剤と併用、混合しない。
●金属製及びメラミン製の容器を使わない。
●直射日光を避け、高温の所に置かない。

ハイターは、「塩素系の排水口用ヌメリとり剤や、生ゴミ・食酢・アルコールと混ざらないようにする。有害なガスが発生して危険」の注意書きがないから、混ぜても大丈夫なんですか?もちろん、駄目ですよ。

キッチンハイターの注意書き!

結局、ハイターとキッチンハイターは何が違うか簡単に説明できないのか?

キッチンハイターには、界面活性剤が含まれている為、水・油等が、界面活性剤で混ざり合い汚れを落とします。

キッチンハイターで繊維の物を洗ったら、反応が強すぎて、その物を酷く劣化させます。

変色したり、破れやすくなったりします。

そして、基本的にキッチンハイターの方が、少し値段が高い。

理解できましたか?

この場面では、ハイター(ブリーチ)かキッチンハイターかどっちを使用する方が適切か悩むのであれば、キッチンハイターを使用しない事をお勧めします。

ちなみに水で薄めた次亜塩素酸は、時間とともに濃度が低下しますので、冷暗所で保管する事をお勧めします。

冷暗所なら低下するスピードは遅いですが、濃度低下はどうしても免れません。

次亜塩素酸の濃度は、0.1パーセントや0.02パーセント等が、その時の状況により有効と言われていますが、その場ですぐ使用しないのであれば、濃い濃度で保管するべきです。

しかし、次亜塩素酸は高濃度であれば、低濃度より低下スピードは早いです。

ブリーチとハイターの違いについては、ほとんど無いと思ってもらって良いと思います。

他にも病院用ハイターとの違いは何ですかと言われますが、違いはほとんどありません。

何の為にハイターを使うかが重要です。

ノロ対応なら、次亜塩素酸の濃度に注意すれば、ほぼ問題ありません。

一応、次亜塩素酸の商品は数多く出ていますので、念のために成分を調べる事をお勧めします。

余談となりますが、最近嘔吐物(ノロウイルス)を処理する際、アルコールの2度拭きも有効との研究結果も出ています。

過去の常識や周りの意見にとらわれない知識を身につけましょう。

ハイターとキッチンハイターの違いと同様に間違いの多い次亜塩素酸と次亜塩素酸水の違いなども今後紹介します。

最後に、ワイドハイターもハイターという名前が付いているだけで、除菌、滅菌などの効果を持っていると勘違いしている人がいるようです。

ハイターという名前に騙されてはいけません。

重要なのは、成分です。

聞いたことのない会社の製品は買わない人もいますが、メーカーは関係ありません。

何度も伝えますが、重要なのは成分です。

私は、特別養護老人ホームで、介護職として働いています!

医療や介護、認知症などの知識向上に日々努めていますが、どの対応が正解かと考えると、答えは無いように思います!

記事を読んで頂いた皆さんと意見交流も行いたいと思っていますので、気軽にコメントお願いします!

下の記事は、インフルエンザに関する記事です。

考え方や様々な視点から見ると、何が正しいか、わから無くなる事がありますが、基本を理解することで大きな間違いはなくなります。ぜひ、ご覧ください。

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