認知症介護実践研修(実践者研修) レポート三日目

スポンサードリンク

認知症介護実践者研修三日目

【生活のとらえ方】【家族の理解・高齢者との関係理解】【意思決定支援と権利擁護】【生活の質の保障とリスクマネジメント】について、講義を受けました。

生活のとらえ方

【生活のとらえ方】では、入浴、排せつ等の拒否のある認知症利用者の事例を用いて、グループで今後どのような援助をすれば良いのか検討しました。

事例に使われたアセスメントシートでは、内容が薄すぎて想像に頼る場面が多くあり、拒否をする理由について、過去に嫌な事があったか?もしくは介助される事に不安があるのか?等、様々な意見が挙がりました。

講義の最後には、「あえて事例の中でヒントを少なくしました。それは、みなさんに多くの原因を考えて欲しかったから。そして、答えは一つでは無いし、皆さんの考えた援助は全て正解かもしれないし、不正解かもしれません。しかし、BPSD(周辺症状)となって現れる生活のサインに対して、諦めずに常に考えて支援していきましょう。」と話されました。

私は、この講義で考え方を学び、考える事の大切さや、気持ち良く生活してもらう為に様々な視点で、新しいケアを試していく必要があると思いました。

また、その中で新規特養入所や新規ショートステイの認知症利用者の対応する力も身についたと思います。

家族の理解・高齢者との関係理解

【家族の理解・高齢者との関係理解】では、家族介護者のみではなく、他の家族員も含めた家族全体の理解と、高齢者と家族の関係を通して、認知症介護から生じる家族内の様々な問題や課題を理解し、家族の支援の重要性についての理解が求められました。

その中で、家族にも協力してもらいたい事や家族の要望についてグループで検討しました。

例えば、天候が良ければ来所された家族に「散歩でもどうですか?」と声を掛ける事や、面会の少ない家族に月に1度でも面会に来る機会を作ってもらう等、家族の負担にならない程度に関わってもらうといった内容でした。

しかし、「家でできなかった事を施設ではできる」「施設(ケア)にたいして、もっと・・・して欲しい」「レベル低下は施設のせい」等の想いを持つ家族もいる。

その事も含め、私たちは家族との関係を再構築し、家族にも一緒に関わってもらう。また、家族だからできるケアを求める必要があると思いました。

意思決定支援・権利擁護

【意思決定支援】では、契約・代理人について法的視点から講義を受けました。

【権利擁護】では、高齢者虐待について刑法に照らし合わせて講義されました。

例えば、『共用のリビング等、他の利用者がいる前で失禁した事を大声で言う(心理的虐待)』これは、名誉棄損になり3年以下の懲役若しくは禁錮又は50万以下の罰金に処される。といった内容でした。

普段から気を付けているつもりだが、「私たちの施設では、そのような事(名誉棄損)は全く無い」と胸を張って言えないと思います。

法律で罰せられるから、やらないわけではないが、法律と照らし合わせて理解する事により抑止力になると思いました。

法律.jpg

生活の質の補償とリスクマネジメント

【生活の質の保障とリスクマネジメント】では、過去にあった介護保険施設における誤嚥事故損害賠償控訴事件(さいたま地裁判例、平成18年(ワ)第2714号損害賠償請求事件)の施設の対応についてグループワークを行いました。

利用者のリスクマネジメントより、施設や職員に対してのリスクマネジメントを見直す内容でした!

この事件は、抑制服(つなぎ服)を着た異食行為のある利用者が自身の使用していた紙オムツ等を口に入れ、誤嚥により窒息死する。

そして、家族が施設を経営する社会福祉法人を相手取って損害賠償請求控訴を提起しました。結果、社会福祉法人は1770万円を損害賠償として支払う事が命じられるといった内容です。

事故発生までの経緯や事故発生後の対応について、施設側に多くの改善点がありました。しかし、家族と良い関係が築けていれば、同じ事故でも訴訟にまで至らなかったと思います。

普段私たちは、認知症利用者が安心・安全に生活できるように配慮していますが、家族にその事は伝わっているか?家族に連絡する時には、事故内容や消耗品の購入だけになってはいないか?家族の立場になって考えると、何も伝わっていない様に思いました。

例えば、定期的にメッセージカードを送る際、利用者の写真を送る等、家族に対してもできる事は数多くあると思います。

その様な小さな事でも家族と良い関係を築く第一歩になると思いました。

ちなみに、この異食事故による裁判結果については、様々な意見があります。

このような判決が出るのであれば、施設は誤嚥するリスクのある利用者を入所させれない!より身体拘束を行わなければ、防げない!裁判官は介護の現場をわかっているのか!など、介護従事者からは不安、不満の意見が多くあります。

現在、介護職の人材不足の中で、身体拘束廃止が進めらています。

身体拘束廃止には、認知症ケアが必要ですが、その過程でマンパワーもある程度は必要になります。

今回の誤嚥、異食事故では、施設に過失がありましたが、経営者などの上層部からすれば、そのようなリスクがあり裁判になるぐらいなら身体拘束を進んで行いましょうと指示を出したくなる内容だとも思いました。

私は、特別養護老人ホームで、介護職として働いています!

医療や介護、認知症などの知識向上に日々努めていますが、どの対応が正解かと考えると、答えは無いように思います!

記事を読んで頂いた皆さんと意見交流も行いたいと思っていますので、気軽にコメントお願いします!


最後になりますが、介護職のための副業を一つ紹介させていただきます。
下記は以前紹介した「完全無料の10万円プレゼント」です。
ポイントサイトで登録など全てが無料になっていますので、ぜひ確認してください。
http://fanblogs.jp/katsu590229/archive/87/0


スポンサードリンク



【管理人がおススメする資格、転職サイト】

介護職は、資格の取得と働く会社で収入が大きく変わります。

その中でも人手不足の事業所は、かなり良い待遇で転職ができます。

そのため、同じ会社で10年働くより、10年で数回転職する方が給料が高い場合が多いのです。

現状に満足していない方は参考にしてください。

→【介護職でも年収500万円以上もらえる施設を探す方法】

こちらは厚生労働省の許認可にもと運営しているサイトです。

ホワイトな会社のみ掲載されているのでおススメです。

【しろくま介護ナビ】


Follow me!

認知症介護実践研修(実践者研修) レポート三日目” に対して1件のコメントがあります。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です