認知症介護実践研修(実践者研修) レポート四日目

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認知症介護実践者研修四日目

【地域社会環境を考える】【人的環境を考える】【住環境を考える】【生活環境を考える演習】について講義を受けました。

地域社会環境を考える

【地域社会環境を考える】では、人的環境を取り巻く、地域社会や社会制度などの地域社会への環境を深める。

また、その環境の持つ意味を考え、認知症の方の援助者として環境に働きかける事の重要性の理解を求められました。

その中で、地域にある事業所が出来た頃の話がありました。

「勝手に家に入ってきたらどうするの?」「子供がいるから安心できない」「変な人たちをたくさん連れて来られるのは迷惑だ」等の地元住民からの反対意見が数多くあったという。

現在、そのような偏見は徐々に無くなって来ているが、平成18年にあった話では「グループホームでの散歩中、バケツで水をかけられた」タクシーの運転手から「よくもまあそんな人を連れて歩けるなと言われた」「グループホームでの収穫前の畑の作物が、一夜にして荒らされた」等といった偏見が、まだまだ根強く残っている地域もあるといった話もありました。

このような、地域では認知症の人、またその家族にとって、住みにくい環境です。

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しかし、私たちも勤務時間が終われば、その偏見の残る地域社会の環境の中に、地域の住民として帰っていきます。

講師から「職員としてではなく、一社会人として、あなたが暮らす地域であなたの知識を活かして頂きたい」と言われました。

この講義の中で「自分が出来る事」の答えを出せなかった為、今後の課題にしたいと思いました。

人的環境を考える

【人的環境を考える】では、「不穏」についての講義を受けました。

不穏になるには、平穏から不安を経て不穏になるが、不穏になってから対応を始めている事が多い。

職員は、不穏になってからの対応ばかりを考えていないか?不安の時点で気付き、向かい合う事を目指していないのでは?といった話がありました。

その中で、「日々の業務に追われて利用者と関わる時間が無い」という意見が数多く聞かれた。

その改善方法として、「職員は、いかに合理的な業務が行なえるか」では無く「職員はいかに、利用者中心に合理的な業務が行なえるかを追及するべき、利用者を置き去りにしては意味がない」といった意見がありました。

その意見を聞き、私たちの施設でも、業務を遂行する為に利用者の生活サイクルを無視し、利用者に施設のサイクルに合わしてもらっていると感じた。

また、帰宅願望のある利用者の訴えについて、利用者は「帰りたい」なんて子供みたいな事が言えないから「戸締り・洗濯物を確認してきます」「子供が帰ってくるので」「気楽にしていて笑われる」等と表現しているのに「今日は、バスは来ませんよ」「もうすぐ大雨が降りますよ」「帰っても誰も居ませんよ」という対応をして諦めさせようとしていないか?と話されていました。

私も同じような対応をしており『帰りたい』と思う帰宅願望の原因追究は出来ておらず、『帰りたい』を諦めさせていただけだと思いました。

住環境を考える

【住環境を考える】では、認知症高齢者のための施設環境のあり方とその生活・介護との関連性についての理解を求められました。

その中の議題の一つで『コミュニケーションと環境要素』についての講義がありました。

その講義の中でも「時間が無いからコミュニケーションがとれない」と言う意見がありました。

しかし、私たちは認知症の利用者と面と向き合って1時間会話する事はできるでしょうか?共有できる事や行為を増やす努力を私たちが行なえば自然とコミュニケーションは増えるのでは?会話の糸口になる豊かな環境要素がどれだけあるでしょうか?例えば、昔懐かしの歌が流れれば、会話に繋がるのでは?と話されました。

その講義を受け、私たち職員はもっと認知症利用者同士でコミュニケーションをとれる環境を作るべきだと感じました。

その理由として、実際利用者とコミュニケーションを図る時間を作るのは難しく、利用者同士なら同じ時代を過ごした話もできる。

また、利用者同士で助け合う(役割を持つ)事もできるのではないかと思ったからです。

今までの食事席について、「食事介助が必要な利用者」「見守りの為」「効率」等を優先しすぎていたようにも思いました。

生活環境を考える演習

【生活環境を考える演習】では、「認知症の人は、環境が改善するとBPSD(周辺症状)も改善され、情緒が安定する事もあり、反対に環境の変化によってBPSD(周辺症状)が悪化する場合が多い」という説明から始まり、事例に上がった認知症利用者にとってどのような環境が適しているか、グループワークを行いました。

注意点は、リスクマネジメント中心ではなく認知症や本人・家族の意思に焦点を当てる事でした。

この講義でも、安全を優先するあまり認知症利用者に快適な暮らしを提供できていないのでは、と考えさせられました。

また、福祉施設で、生活する認知症利用者に快適に暮らして頂く為に、以前住んでいた家の見取り図を知っていますか?どのような、暮らしをしていたか知っていますか?といった質問がありました。

「時間が無い」「人がいない」等、マイナス面を押し出してしまう事もありますが、まだまだできる事は数多くあると実感させられた研修でした。

私は、特別養護老人ホームで、介護職として働いています!

医療や介護、認知症などの知識向上に日々努めていますが、どの対応が正解かと考えると、答えは無いように思います!

記事を読んで頂いた皆さんと意見交流も行いたいと思っていますので、気軽にコメントお願いします!

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