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認知症介護実践者研修六日目
【認知症高齢者の理解に基づいた生活のアセスメントと支援】【生活支援の方法】について、講義を受けました。
認知症高齢者の理解に基づいた生活のアセスメントと支援
【認知症高齢者の理解に基づいた生活のアセスメントと支援】では、アセスメントの考え方について
の説明を受け、その後に高齢者についての基本的な理解を求められた。
その中で、「認知症の人は自分の気持ちを素直に発信している」という話がありました。
私たちは、徘徊や暴力等のある利用者に対して、「困った利用者」と思ってしまう事があると思いますが、実際困っているのは利用者ではないでしょうか?
徘徊のある利用者は「家に帰りたい」「居心地が悪い」「家族を探している」「トイレを探している」等、様々な思いから、ストレートな思いで帰宅願望になるのはないでしょうか?
暴力については、力づくでは無く、嫌な事や拒否したい時に伝え方がわからないから、暴力となって伝えているだけではないでしょうか?
それを、認知症ケアが仕事であるはずの私は、考える事ができていなかったと感じました。
認知症ケアをするためには、まず認知症を知る事、これが一番重要であり、当たり前である事を気づかされました。
生活支援の方法
【生活支援の方法】では、2つの事例を用いてグループワークを行いました。
私達は、妄想と徘徊の利用者に対しての良い対応と悪い対応を考えました。
グループ内ではグループホームの職員が多かったこともあり、良い対応の内容は私たち特養の施設では「無理」だと感じました。
しかし、その様な気持ちが諦めや私の認知症ケアの考える視野を狭くしていたと気付く事ができました。
仮定し、良いと思う事はやってみる!これが無ければ、前に進みません。
講義の余談として、あるグループホームでは水分量を最低でも1日1500cc摂ってもらう為の工夫としてペットボトルを使用している話があった。
その成果は、職員が水分を摂れていない利用者に意識がいくようになり、水分摂取強化に成功したそうです。
最後に
特養でもっと認知症状が重い方に有効ではないかも知れませんが、このような外部研修に参加し、自施設にない工夫を知る事は刺激になり、違った方法で取り入れたいと思いました。
私達は、認知症利用者のケアを考えている事が多いが、職員が意識できる工夫や働きやすくなる環境も同時に考える必要があると思いました。
ちなみに、グループ内にコーヒーに入っているカフェインやスポーツドリンクに入っている甘味料、電解質について詳しい人がいました!
カフェインの利尿作用、甘味料による下痢の誘発、電解質による脱水のリスク等を説明していました。
少し医療面にもなるのかもしれませんが、ただ単に水分を提供するのではなく、成分も重要であると気づかされました。
コーヒーしか水分を摂らない利用者にはノンカフェインのコーヒーを提供する事もあるようです。
私は、特別養護老人ホームで、介護職として働いています。
医療や介護、認知症などの知識向上に日々努めていますが、どの対応が正解かと考えると、答えは無いように思います。
記事を読んで頂いた皆さんと意見交流も行いたいと思っていますので、気軽にコメントお願いします!
最後になりますが、介護職のための副業を一つ紹介させていただきます。
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