認知症介護実践研修(実践者研修) レポート最終日

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これは、以前の認知症介護実践者研修の最終提出レポート記事の原本です!

認知症介護実践者研修最終日

自己の職場における実習についての発表内容

①「はじめに」

この利用者を選んだ理由は、役割を持ちたいと思っているのに、その希望に沿う事ができていないからです。

普段は、何をしても自分でできる事は楽しんでいる。

しかし、途中でどうしたら良いかわからなくなる時があり、不安になり大声を出して険しい表情をしている姿を見て、どうにか楽しめるように手伝いはできないかと、以前から思っていました。

また、会話が好きだが、他の利用者と交流する事が、ほとんどなく一人で居る時間が長いことが気になっていました。

そして、私が以前ケアプラン担当としてカンファレンスに参加していたが、この研修で今まで認知症の利用者の事をわからずケアの方法を考えていたと実感して、今からでもより良いケアを提供したいと思ったからです。

その時は、不穏になると取り込みや自操し転倒のリスクが高い為、そのような行動を防ぐ(抑制する)方法ばかり考え、なぜそのような行動をするか考えていなかった。

また、現在の生活の中で「生きがい」を持っているのか疑問になり、もし求めているのであれば持ってもらいたいと感じました。

課題は『不安なくできる事(役割)を持ってもらう。楽しめるようにお手伝いをする』目標は『日々の生きがいや楽しみを見つける』としました。

②「具体的展開方法」

研修を行い、いかに自分が認知症の事を理解できていなかったか、その利用者の事を考えられていなかったかを実感し、他の職員も理解できていない、考えられていない中でケアを行っていると思えた。

そのような事もあり、他の職員の意識の向上、その利用者の事を考えてもらう為にも、他の職員にセンター方式C-1-2とD-1を記入してもらいました。

その中で、職員にシートの書き方を指導するとともに、私の課題、目標、想い、考え方、研修で学んだことを少しずつではあるが伝える事ができた。

そして、全職員に記入してもらったセンター方式のシートを使用し、カンファレンスを行った。カンファレンスで、ぬり絵等、手作業を楽しんでいる事が多く、氏の世界の中では自分がしている事は仕事だと思っている。

【生きがい、楽しみ】は仕事なのでは?もしかすると、氏の人生の中で一番輝いていた時期や楽しかった時期だったかもしれない。

仕事と捉えるのであれば、私達でも仕事仲間は必要なのではないか?「ありがとうございます」と言ってもらえると嬉しいのでは、それは役に立っていると思い、生きがいに繋がるのでは?仕事でわからなくなった時、1人では不安なのでは、その時に誰かいれば安心するのでは?みんなで仕事をする方が楽しいのでは?介護職員が寄り添えばもっと楽しめる、もっとできる事が増えるのではないか?食事が好きなのに落ち着きがなくなる時が多い。

介護職員が横に座る事で、落ち着いて食事を摂る事ができるのも一種の食事介助だと捉えるべきでは?ぬり絵や手作業をせずに外を眺めたりするのは、休憩しているのでは?そこで、仕事を提供すれば不穏になるのでは?ただ単に、仕事を提供するのでは氏の負担になる。

休憩だと感じれば、お茶やおやつを提供すれば良いのでは? 等、自分達に照らし合わせ話をした。

そして、今までの対応について、私たちは不穏になってから対応をしていた。

不穏になってしまうと、対応が難しい。

私達も一旦、イライラすると落ち着くのに時間がかかるのでは?不穏になる前の不安な時にサインを出していないか?不穏時、おやつを提供し落ち着いてもらう事や時間をあける事で対応する時があるが、おやつを求めているのか?と考えるとそうではない。

また、時間をあける事は、氏に訴えを諦めてもらっているのでは?おやつや時間をあける対応は、私たちが本当の訴えを理解できないから、一つの手段として行っていると捉えようと伝えた。

また、D-1を記入していく中で、介護職員が手伝う事、工夫する事や一部に目を向けた時にまだまだできる事があることに気付いた。

できないと諦めているのは、私たち介護職員なのではないかと伝えた。

カンファレンスの結果、対象の認知症利用者が仕事だと思ってやっている事を自身に置き替えて、対応する。

その時の状況で、できると思われる事を勧める。

同じ趣味や同じ役割のある利用者と一緒に過ごしてもらう時間を設ける。

不安な状態で気付き早めに対応するようにした。

このカンファレンスを行う事により、今までより対象となる利用者の気持ち、求めている事等、チームで問題意識の共有する事ができたと思う。

また、利用者の「生きがい」や「楽しみ」になる事を探っていき、できると思われる事を行い、利用者が不安なく役割を持つには、どのようにすれば良いかも検討する事もできた。

しかし、現状では不安なく役割を持つ為には、誰かが付き添わなければ難しいと考えられた。

③「結果」

一部の職員ではあるが、対象となる利用者について、ケア改善の提案が増えた。

また、認知症ケアについて、疑問や悩みがある職員からは、相談を受けることが多くなった。

都度、研修で学んだ事を伝える事や一緒に考えることで介護職員の意識が変わった。

そして、役割を提供するだけではなく、その時の利用者の状況に応じた対応を考える事が出来始めている。

対象となる認知症利用者については、難しいと思われた手遊びや他利用者とのエプロンたたみ等、職員が付き添えばできる事が多くあることがわかり、実際に行えており楽しんでいる。

不穏時におやつを提供し、落ち着いてもらう事も少なくなり、利用者の話を傾聴する事が増えた。

傾聴する中で、今までに聞かなかった名前を呼ぶ事や仕事をしていた時の材料?専門用語?などの言葉が聞かれた。

そして、普段過ごしている環境面にも目を向ける事ができ、時間を気にしているのに異食や潰してしまう事など考えられる為、部屋に時計が置けない事が気になりました。

夜間、「もう、朝やんな?起きるわ」等、言う事も時間がわからない為だったと思い時計の代わりの工夫として、カーテンを少し開け外の様子を見られるようにした。

その工夫により大きな変化は見られていないので、様子を見て今後再検討する必要があるかもしれないが、改善への第一歩になったと思う。

第一歩.jpg

④「考察」

結論からいうと課題は、継続することにより達成に向かうと思う。

不安なくできる事(役割)をもってもらい、楽しめるようにお手伝いする事は、介護職員の心がけで改善できることが多くあり、実際にできている場面もある。

その中で、他利用者との交流については、ほとんど改善されていない。

この認知症利用者が、交流を持ちたくないのであれば改善する必要は無いが、他利用者と会話しようとしたり、実際に会話し笑っている姿を見ると、楽しんでいるように感じる。

今後は、他利用者の出身地や性格、性別等も考慮し会話しやすい環境を再検討する必要がある。

目標の「生きがい」については、見つけることはできなかった。

「楽しみ」になっているとしても「生きがい」と感じているかは、読み取れない。

この認知症利用者は、施設で過ごしていることを職場だと思い、毎日仕事をしていると思っている。

その仕事だと思ってやっていることは楽しんでいる。

私たちは、仕事と思っている事を「生きがい」と仮定して、塗り絵をしてもらいその作品を掲示したり、おしぼりたたみ等、介護職員のお手伝いをしてもらった時には「ありがとうございます」と感謝の気持ちを伝えるが、それが「生きがい」(生きる喜び、生きる張り合い)になっているとは思えない。

私たちに照らし合わせても「私の生きがいはこれだ」と言える人は少ないと思った。

この利用者の「生きがい」は「仕事」だと思ったが、それは私が感じただけで、私を納得させているだけだと反省した。

この「生きがい」を見つけることを目標としたが、今後も見つける事は難しいと感じた。

⑤「まとめ」

カンファレンス後に情報を共有することが少なく、チームとして機能していなかったと思う。

また、私たち介護職員の知識の無さや意識の低さ、利用者目線になれていないと感じた。

対象となる認知症利用者は、表情豊かで発語も多い。

その中で数多くのサインを出していたり、ヒントが隠されているはずだが、気づけない事が多くあり不穏に導いてしまう事があった。

今後は、どのような対応で感情・表情の変化があったか、確認する必要がある。

それと同時に介護職員の質の向上が必要だと思う。

新たな発言等があったのは、話しやすい環境が作られていなかった為、そのような言葉を聞き出す事ができていなかったのだと思う。

これからは、話しやすい環境を作り、新たな言葉や気持ちを引き出し、ケアに繋げていく必要があると感じた。

認知症介護実践研修(実践者研修) 実習報告書



認知症介護実践研修(実践者研修) 他施設実習 実習計画・まとめ



 

この二つの記事も実際に研修先に提出した内容となっているの参考にしてください。

私は、特別養護老人ホームで、介護職として働いています!

医療や介護、認知症などの知識向上に日々努めていますが、どの対応が正解かと考えると、答えは無いように思います!

記事を読んで頂いた皆さんと意見交流も行いたいと思っていますので、気軽にコメントお願いします!

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