介護施設の手指衛生!手指消毒と手洗いについて!世界保健機関

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手指衛生の疑問

アルコール消毒と手洗い、どちらが効果的?アルコール消毒と手洗い、どちらが手荒れしない?などアルコール消毒と手洗いについて、感染症予防の観点から、疑問に思われる人が多いと思います。

特に病院や高齢者施設で働いている職員は、感染症予防の観点から手指衛生に厳しいので、疑問に思う点が多いかと思います。

当たり前の事ですが、インフルエンザウイルスやノロウイルス等、感染症が流行する時には手指衛生が重要になります。

しかし、なぜこのようにするのか?等、理由や目的まで理解できていない場合が多いです。

ここでは、その疑問を少しでも解消できるように医療現場の職員が正しい知識をお届けします。

一部世界保健機関(WHO)から 2009 年に出された「手指衛生ガイドライン」の要約版から、抜粋して説明します。

手指衛生による手荒れ

手荒れに関しては、アルコール消毒の方が悪化すると思われがちですが、擦式アルコール手指消毒薬には皮膚保護剤が含まれており、石けんと流水に比べて手荒れが起きにくいと言われています。

ジェルや液体タイプでは、ジェルの方が効果が落ちる等、言われることがありましたが、気にする事ではありません。

そんな事より、乾燥した手に使用するなど、正しい方法で使用する事に力を入れるべきです。

ただ、様々な種類の手指消毒液が販売されていますので、販売元のメーカーに確認する事が間違いないとされています。

また、アレルギー反応を起こす場合もあるので、一概にどちらが手荒れしないのかと言えない部分もありますが、通常ではアルコール消毒が手荒れしにくいです。

アルコール消毒と手洗いの効果

効果に関しては、アルコール消毒(アルコール手指消毒剤)と手洗い(石けんでの手洗い)では、アルコール消毒のほうが効果的です。

アルコール消毒剤と石けんでの手洗いとで30秒間の手指消毒効果を比較したところ、アルコール消毒剤では手洗いの5~50倍も手に付着した菌が減少したという実験結果があります。

目に見える汚れのある場合は、石けんと流水による手洗いの後、必要に応じて速乾性手指消毒薬を適用するように説明している論文もあります。

しかし、毎回の手指衛生で手洗いとアルコール消毒を併用すると、手荒れの原因となり、手洗いしても菌が減少しない手になってしまうのです。

また、手荒れする事により、アルコール消毒もしなくなる人もでてきます。

手指衛生.jpg

世界保健機関(WHO)の見解

世界保健機関(WHO)は、以下のように説明しています。

【石けんと擦式アルコール製剤は併用されるべきではない】との発表があります。

これは、下記の説明のIIに当てはまります!

IA 実行を強く勧告し、うまく計画された実験的、臨床的あるいは疫学的研究によって強く支持
されている。
IB 実行を強く勧告し、いくつかの実験的、臨床的あるいは疫学的研究と強い理論的根拠によっ
て支持されている。
IC 連邦そして/または州の規則あるいは標準によって強制的に実行することが求められている。
II 実行することが提案され、示唆に富む臨床的あるいは疫学的研究あるいは理論的根拠あるい
は専門家集団の合意によって支持されている。

このように手指衛生で重要なのは、どちらが良いのでは無く、正しい知識を身につけて、その時の状況でアルコールジェルをと手洗いを使い分ける事です。

手指衛生の注意点

手指衛生について、いくつか注意点(まとめ)をあげました。これは、手荒れ防止を意味する内容も含まれています。

・擦式アルコール手指消毒薬は、短時間(20〜30秒)で効果を得る事ができる。また、ほとんどの微生物数(ウイルスを含む)を除去でき、手荒れしにくい。ただし、手指に目に見える汚染がある場合、 嘔吐・下痢のある人に触れた/その部屋から出た直後、 ノロウイルス、ロタウイルス等、アルコール消毒薬に抵抗性がある微生物が想定される場合は、石けんと流水による手洗いが必要となっています。

・手洗い後に手荒れを防ぐためには、ペーパータオルで十分水分を拭き取り、完全に手指を乾燥させることが重要である。

・ペーパータオルで手指を拭く際は、こすらず軽くたたくように拭く。

・手袋は、ピンホールがあく事やあいている事があるので、手袋装着前後の手指消毒が必要である。

・速乾性手指消毒剤を継ぎ足して使用すると、不衛生になる可能性があるため、できる限り継ぎ足しは行わない。

・液体せっけんは継ぎ足ししない。

・濡れた手でアルコール消毒を行わない。(アルコールの濃度が落ちて効果が落ちる)

・手洗い時、温水を使用しない。など

他にも様々な注意点があります!ここでは、その中で基本的な事を挙げさせてもらいました。

厚生労働省の手指衛生のQ&Aも一部改正されたり、昔の常識が今の非常識になっている事も数多くあります。

その為、定期的に新しい知識を取り入れる事も重要になります。

高齢者(認知症)に手指衛生するための方法、工夫など困っている人も多数いると思います。

気になる事があれば、コメントをください!解決できない事は一緒に考えましょう!

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