入浴介助時の感染症利用者の順番!手袋着用の必要性!高齢者施設用

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入浴介助を行う際、感染症利用者の入浴順番や手袋着用について悩んだことはありませんか。

看護師、介護士に限らず、様々な意見や考え方がありますが、感染症の基本を知る事で、無駄に悩む事は無くなると思います。

また、今まで感染症利用者の入浴順番について、意識していなかった介護職は、これを機会に意識して行ってください。

感染してからでは遅いです。

入浴の順番

今回は、感染症利用者の入浴順番、入浴介助時の手袋着用を中心にお伝えします。

梅毒、C型肝炎、B型肝炎、MRSA・緑膿菌等を感染している利用者の入浴の順番ですが、結論からいうと、特に気にする必要はありません。

通常なら、入浴による感染の可能性は無いと言われているからです。

続いて、梅毒、C型肝炎、B型肝炎、MRSAについて、少し説明させて頂きます!

ここを理解する事で、入浴の順番がなぜ必要ないか、わかると思います。

梅毒の感染経路

梅毒の主な感染経路は、感染部位と粘膜や皮膚の直接の接触です。

簡単に言うと、性行為での感染がほとんどです。

具体的には、性器と性器(セックス)、性器と肛門(アナルセックス)、性器と口の接触(オーラルセックス)等が原因となります。

もちろん、血液感染もします。

C型肝炎・B型肝炎の感染経路

C型肝炎・B型肝炎は、血液を介して感染しますので、通常の状態では感染はしません。

これについては、ニュース等で輸血や血液製剤により、感染者が大勢発生した事を聞いたことがあると思います。

他には、注射器の使い回しによっても感染者が生まれました。

現在では、輸血や血液製剤での感染は無く、性行為での感染が多いようです。

肝炎の利用者に使用した注射針が、看護師に刺さり、感染したという事例があるので、注射針の処理も注意が必要です。

MRSAの感染経路

MRSA(メチシリン耐性黄色(おうしょく)ブドウ球菌)は、どの程度の菌がどこから出ているかによりますが、入浴により他の利用者へ感染する可能性は少ないと考えられています。

保菌状態であれば、通常の入浴を行っても問題ありませんが、褥瘡からMRSAが検出されている場合などでは、浴室が汚染される事や他の利用者へ感染する可能性があります。

そのような場合は、入浴の順番は一番最後にしましょう。

褥瘡のある利用者が使用した浴槽からは、洗浄後しても高頻度かつ高濃度にMRSAが検出されたという報告事例もあります。

しかし、一般的に入浴後は風呂用の洗浄剤を用いて洗い流した後,高温のお湯をかければ特に消毒の必要はないとされています。

結論

このような感染症が、銭湯や温泉で感染するなら、すごい数の感染者が生まれています。

実際、そのような事例が無いことを考えると、入浴では簡単に感染しないと考えて間違いないです。

以上の事から、特に入浴の順番は気にしなくて良いと言われているのですが、褥瘡がある利用者のMRSAの対応の様に順番を検討する必要がある場合もあります。

ここで、一番重要になってくるのが、利用者に傷があるか、無いかになります。

もし、その利用者に感染症が無かったとしても、スタンダードプリコーションの観点から、汗を除く体液(唾液,胸水,腹水,心嚢液,脳脊髄液等すべての体液)以外、血液・分泌物・排泄物・傷のある皮膚・粘膜などは全てを感染源とみなし、予防策を講じる事が必要です。

逆に言えば、傷が無ければ特に問題が無いという事です。

入浴介助時の手袋

続いて、入浴介助時の手袋着用について説明します。

入浴手袋.jpg

簡単に説明すると、利用者と介助者の皮膚に傷がなければ、梅毒、C型肝炎、B型肝炎、MRSA、緑膿菌は体内に侵入できません。

そのため、手袋を着用する必要がないのです。

しかし、お互いの皮膚に傷があった場合には、感染する確率があります。

かなりの低確率ですが、ゼロではありません。

また、介助者に傷が無かったとしても、スタンダードプリコーションの観点から、体液に触れる場合には手袋を着用する必要があります。

という事から、どちらにも傷が無い場合には、手袋を使用する必要が無いのです。

また、傷がある場合には、入浴を最後にする他にもシャワー浴など臨機応変な対応が必要になります。

以前、手指衛生についての記事を掲載しましたが、感染症対策(自分を守る為)には、いかに手荒れさせないかが重要になるか理解できると思います。

なんでもかんでも完全な感染症対策を行うのは、時間も経費もかかるだけでなく、無意味で失礼な対応です。

ピンポイントの対応を行うのが、プロです。

正しい知識を身につけて、正しい対応を心がけましょう。

感染症の他にも、入浴介助には様々な注意点があります。

入浴介助のヒートショック

最近やっと注目されてきたのが、ヒートショックです。

暖かい場所から急に寒い場所へ移動した時に血圧が大きく変動することで、失神や心筋梗塞、脳梗塞などを起こすことがあります。場合によっては死亡事故へと繋がる可能性があります。

ヒートショックを防ぐには、浴室と脱衣所の温度差を少なくすることが大切です。

特に冬場の温度差には、注意しなければいけません。

入浴介助の基本ですが、入浴前にはシャワーなどを使用し、浴室を温めておくなどの対策を行ってください。

他にも、入浴介助時に身体を洗う順番で悩んだことがあると思います。

頭、上半身、下半身、最後に陰部や臀部が基本となっていると思います。

しかし、基本はあくまでも基本で、最初に陰部や臀部を洗ってから椅子に座りたい利用者もいます。

利用者の状態や希望により、対応する事が必要です。

※心臓から遠い所からお湯をかける等、絶対に守らなければいけない事を確実に行う必要があります。

例えば、頭を洗うと立腹する利用者は、最後に頭を洗っても良いのです!

頭から洗うのは、上から綺麗に流していく事も理由の一つにあるので、身体についたシャンプーを綺麗に落とす事も必要です。

この記事の他にも、インフルエンザなどの感染症について数多くの記事を掲載しております!

また、認知症については、かなり詳しく解説しておりますので、ぜひご覧ください!

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