徘徊してしまう認知症高齢者への環境整備について!認知症ケア

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認知症高齢者の徘徊

皆さんは、認知症患者様の徘徊行動について、お困りではないでしょうか。

一般的に、普通の方は認知症の方が徘徊していると聞くと、目的も理由もなく、ただ漠然と歩き回っているとお考えの方もいらっしゃるでしょう。

実は、そうでもないのです。

今回は、認知症患者の特性を踏まえた環境整備を行うことで、徘徊を防ぐ、またはリスクを減らす、万が一無断外出してしまった時の有効な対応についてお伝えしたいと思います。

環境整備の対策

まず、認知症の患者に限らず、特に高齢者というのは目線が下にいきがちです。

これは高齢化により、姿勢を維持するための筋肉が低下していることが主な原因です。

この筋力の低下によって、歩く時の目線が足元にばかりいってしまうと、道案内などの掲示物に気付かなくなります。

また、今歩いているところはどこか、といった空間認識能力も薄れてきている中、足元ばかり見て歩くことにより、今の自分の現在位置がイメージしづらくなり、結果的にルートを見失うことになりがちです。

これらによって、行きたいところはわかっていても、特に知らないところだと適切に誘導表示を認識することができず、分からなくなってしまいます。

そのため、特にお年寄りにターゲットをおいた掲示物については、意識して低い位置に掲示するといいでしょう。

認知症になると、すぐに何もわからなくなるわけではありません。

道が分からなかったり、分からなくなってもどのように周囲に聞いて調べたらいいか分からないのです。

また、「取り繕い」という行動をとってしまい、本当に困っていることを言わなかったりすることもあります。

どこに行きたいのか、何を探しているのか、どういうことをしたくて歩いているのかを丁寧に聞き出すことにより、行きたい所に誘導することができるのです。

そのように、気軽に声をかけられる街であったり周囲の方の意識の醸成というのが一番の環境整備といえるかもしれません。

自宅で家事をしていたり、夜中眠っていたり、手が離せなかったりしているうちに、要介護者の方がいなくなってしまって焦ったことはありませんか?

福祉用具の活用

そういったリスクを減らすのに有効なのが、福祉用具です。

福祉用具.jpg


例えばベッドから離れたら受信機から音が出る「離床センサー(コールマット)」と呼ばれるものが一般的です。

購入するとなると、モノによっては100,000円くらいするものです。

要介護認定を受けていて、主に要介護2以上の方がレンタルすることができます。

レンタルでは、月500~1,000円で利用することができます。

また、最近では、IoT技術を活用したレンタル対応の福祉用具も出始めました。

スマホやタブレット、要介護者の自宅内にインターネット環境整備は必要ですが、設置したカメラが動きを感知し、遠隔地からでも少ないタイムラグで状況を確認し、カメラについたスピーカーなどで会話をすることも可能です。

これらについては、これから出始めるというところですが、実は既存のものを組み合わせて代用することができます。

スマホアプリで、動体検知が可能な監視カメラアプリが出ているのです。

また、Skype(スカイプ)に代表されるビデオ通話アプリを使用します。

これにより、低コストで導入が可能です。

必要なのは、古いスマホ、電源ケーブル、スマホスタンドと、アプリの自動応答設定をオンにすることくらいです。

ただここで問題なのが、常時監視可能な体制におくという行為は、身体拘束及び虐待にあたると想定されている点です。

身体拘束と虐待について学び、十分に注意して活用しましょう。

万が一、徘徊による無断外出してしまった時のために、靴や杖にGPSが内蔵された商品や、小型のGPS発信器を本人の持ち物につけておいて探すという商品もあります。

また、一部の携帯電話やスマホでも、事前に設定しておけば対象の端末を任意で検索することが可能になっています。

近頃では社会実験として街中のwi-Fiアンテナを活用した位置検索による安全確保のための方策も出始めています。

ここのポイントは、通信サービスが内包される商品のために月額のコストがかかったり、本人がいつも必ず持ち出す習慣になっていないと、意味がないというところでしょうか。

高齢者福祉施設など複数の人間で要介護者を見守りするときは、介助者同士が今どこで何をしていて、死角はどこで・・・といった空間把握する力を養いましょう。

そうすることにより、「あなたが見ていたんじゃないの!?」という責任逃れの介助がなくなり、それによって常にどこにどの要介護者がいるかを把握することになるので、これだけでも徘徊のリスクはグンと減るでしょう。

基本は人の力

いかがでしたか?

最新の技術も良いですが、やはり基本は人の力だと思います。

環境整備は、モノだけではありません。

事前の危機管理や、要介護者の特性や行動の把握、介護者の指導や調整によって、リスクは減らすことができるのです。

要介護者の行動把握の一例として、名前や住所を書く場所について説明します。

徘徊している認知症高齢者を警察が保護した場合に困るのが身元がわからない事だそうです。

その為、徘徊する可能性が高い認知症高齢者には、必ずどこかに名前や住所を書く必要があります。

警察から、そのような情報を聞いた時に、ある講師は「身元引受人に靴に名前や住所を記入するように勧めてほしい」と伝えていました。

理由として、徘徊する認知症高齢者はネックレスやブレスレットに住所を記載していても外す事や衣類に名前や住所を書くこと嫌う場合が多い。

しかし、徘徊する人は必ずといっていいほど靴を履いているそうです。

このように、徘徊する人の行動パターンなどを知っておくことも重要な点となっております。

徘徊するから閉じ込めるのではなく、安心して要介護者様が移動できるような環境整備をしていきたいものですね。

徘徊する認知症高齢者の介護でお困りの方は、お気軽にコメントください。


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