SOSが出せない在宅介護の現実!ヤクルトおばさん解決方法とは?

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在宅介護

高齢福祉の相談業務にという仕事に携わり10年間、様々な家庭の介護の在り方を見てきました。

特に、認知症の在宅介護と聞くと、閉鎖的な印象を受ける方は多いのではないでしょうか。

家族の認知症を認められず適切な対応ができていないケース、近所の人には知られたくないと認知症患者を隠すケース、認知症により家族を虐待するケースなど、様々な家庭の問題に直面します。

すぐに医療や福祉につながる家庭は一安心です。

人の目と手が入ることで、その家庭やその人に変化が起きた場合や何か問題が起こったとき、携わっている人間は素早く対応ができ、適切に処置ができます。

ここで問題になってくるのは、何にもつながっていない家庭です。

老夫婦の事例

老夫婦二人暮らしの私が見てきたケースをご紹介します。

妻がアルツハイマー型認知症を発症、明らかに家事の失敗が増えました。

同じ物を何個も買ってきてしまい腐らせる、冷蔵庫の中がパンパンであるにも関わらず捨てられない、調理の手順を忘れる、火を付けっぱなしにする、など。

挙げたらキリがありませんが、見る人が見ればすぐに認知症だと分かるのです。

しかし、夫は妻に「なぜこんな簡単なことができないのか」と怒ります。

まさか、自分の伴侶が認知症になるとは思ってもいないのかもしれませんし、今まで家事を任せてきた気丈な妻が認知症になるなんて認めたくないのかもしれません。

また、現在の高齢者は、認知症という症状に対しての知識を持っている人が少なく、「高齢だしボケてきたな」というぐらいの感覚しかない人もいます。

家事ができなくなる

夫に怒られるたびに、妻は委縮し、自分の変化に恐怖を感じるも、自分ではどうしたら良いか分からず、どんどん家事ができなくなります。

買い物や調理ができなくなり、怒られることで意欲が低下し、掃除もできなくなります。

だんだん家の清潔が保てなくなり、外へのゴミ出しも妻がやっていたため、ゴミが家にたまります。

ますます夫は妻を責め、妻はうつの症状も出てき、自身への清潔保持もできなくなります。

部屋が荒れ、妻は入浴もできなくなり、そのうち排泄失敗も増え、家中に尿の臭いが充満する。

実は、こんな高齢者夫婦の家庭は珍しくありません。

多くの場合は、ゴミ屋敷化による異臭に気付いたご近所さんからの行政への通報や、息子や娘が訪問したときに両親の異変に気付き、相談につながるなど、周りからのアプローチで発覚します。

自分たちでは、SOSができない状態なのです。

高齢者のSOS.jpg

行政のサービス拒否

そして、このような家庭は行政や相談機関を強く拒否するケースが非常に多いです。

「自分たちでなんとかやっている」「迷惑をかけたくない」「まだ介護など必要ない」「困っていない」…など、様々な理由を挙げ、認知症患者本人ではなく、家族が拒否をするのです。

冒頭で触れたように、認めたくないという場合や、本当に認知症だと思ってもいない場合、ほとんどネグレクトのようになってしまっている場合など、拒否の理由は様々です。

しかし、現在の福祉の制度では、本人や家族からの希望と了承がなければ、サービスの提供はできないのです。

行政も暇ではありませんので、サービスが何も入っていない拒否家庭を、ずっと見守っていくということはほとんどしません。

明らかに何らかの支援が必要な家庭でも、頑なに拒否されてしまうと、どうしようもないのです。

では、どうすればいいのか。

信頼関係の構築

本人たちがサービス受けても良いと思えるまで、地道に信頼関係を構築するほかありません。

良く考えてみれば、突然福祉を名乗る他人がずかずかと家庭に入り、「あなたの妻は認知症だ」「この家はサービスが必要だ」と騒ぎ立てられ、「そうですね」となるわけがないのです。

心の準備が何もできていないのですから。

私が考える信頼関係構築のためのもっとも有効な手段は、「ヤクルトおばさん方式」です。

たまにオフィスに現れ、「ヤクルトありますよー」と声をかけ、欲しい人には売り、手を挙げない人には無理強いせず。

新しい商品があれば大声でアナウンスし、レスポンスがなければサラッと立ち去るも、また決まった日には来てくれる。

興味のなかった人も、いつも来るおばさんの顔は覚え、一回買ってみようかなと思わせる。

この定期的なちょこっと訪問を継続して行うことで信頼関係を作るのです。

最初は玄関先で困ったことがないか聞くだけで良いのです。

ないと言われれば深追いする必要はありません。

でも定期的に顔を出し、顔を覚えてもらうのです。

世間話でも構いませんので、なんのスキルもいりません。

専門職や行政である必要もないのです。

本人たちが心を開き、何か必要だと手を伸ばしてくれれば、その人が必要としているサービスの窓口につなげればいいのです。

できれば、その後も定期的に顔を見に行くような関係であればなおさら良いと思います。

「ヤクルトおばさん方式」が実現できれば、閉じたまま悪化していく家庭が少なると思います。

最後になりますが、私たちも様々な方法で、より良いサービスを提供しようとしていますが、上記のように拒否される場合が多々あります。

そこで、本当に重要になってくるのは、地域の人です。

サービスを利用するようになった理由に「近所の人が利用しているから」といった声が多く聞かれます。

もちろん、「家族の勧めで」「ケアマネの勧めで」というのが圧倒的に多いですが、拒否をしていた人が利用するようになる理由は第三者である近所の人や知人です。

それに対し、サービスを拒否する原因でも「近所の人が」という声を聞きます。

要は、勝手なイメージや偏見などが地域で作られている場合があるのです。

過去には高齢者の孤独死が大きく問題になり、現在もまだまだ解決できたとはいえません。

しかし、これも地域の人の活躍により大幅に解決に向かっております。

これからも地域の人のその事を伝え、協力してもらい、より良い在宅介護の為のサービスを提供していきたいと思います。


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