介護職を辞めようと思った時の支え!アルツハイマー型認知症

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今回は、介護職を辞めようと思った時に過去のケアを思い出す事で離職を思いとどまった人の話です。

また、思いとどまるだけでなく、彼の介護職としての考え方までも変えてしまったのです。

私たち介護職は、離職しても新たに受け入れてくれる施設が数多くあります。

それは、ただ単純に介護職が不足しているからです。

しかし、ステップアップの転職なら良いのですが、最近は「気に入らないから」等、わがままな理由で転職する人が増えています。

看護師も良い例です。

看護師も人手不足で離職しても、すぐに転職できます。

その事もあってか、かなり強気な看護師も多いです。

転職を否定しているわけではありませんが、乗り越える事で成長する事もあります。

ここからが、本題です。

私は、かつて特別養護老人ホームやホームヘルプサービスなど複数の介護サービス事業者で働いていたことがありました。

人手不足をいいことに転職を繰り返していたのです。

現在は、介護老人保健施設で勤務しており、ここでは比較的介護度の低い人から重い人、そしてさまざまな認知症の症状を持った利用者がいます。

今まで介護していて一番大変だったのが、当時70代後半の女性でした。

彼女は、比較的若い頃からリューマチを患っていて、体が不自由になっていました。

また、入所してきた頃にはアルツハイマー型認知症の症状も進行していて、家族や施設職員と意志の疎通がほとんどできなくなっていました。

そのため、彼女を介護するときは非常に苦労しました。

まず、入浴を非常に嫌がったので、毎回入浴するように説得するのが大変でした。いわゆる入浴拒否です。

入浴日が毎日あればいいのですが、大体の施設では週に2回と決められています。

特に体調が悪くない限りは基本入浴となっており、特に夏場は臭いがして他の利用者さんの迷惑になることもあるため、入浴拒否があっても、どうにか入ってもらっています。

私のような20代の介護職員に対しては、若い者にあれこれ言われたくないのか一切話を聞かず、説得するのを他の職員に代わってもらうこともしばしばでした。

また、食事に関しても決まっている時間に食べようとせず、他の時間帯になってから「食事はまだか」と執拗に尋ねてくることもよくありました。

その為、夜勤帯など他の利用者や職員がいない時間帯には、自分が食事として持っていたパンなどを渡して食べさせたこともありました。

本当は、いけない事なのですが、対応に疲れ果ててこのような事をしていました。

そして何よりも大変だったのは、気に入らないことがあった場合は暴力をふるうことです。

アルツハイマー型認知症を患っている人によくあることなのですが、私もおむつを交換したり服を着せたりしている時には、叩かれたり引っかかれたりして負傷することもありました。

私が勤めている介護老人保健施設は、人員不足や認知症ケアのノウハウがなかったことから、そのようなアルツハイマー型認知症の利用者に対応できるような状況ではありませんでした。

そして、これまでに同じような症状で入所してきた利用者は、職員に重傷を負わせるような暴力をふるったりしたこともあり、対応不能ということで皆他の施設に移動するか退所されていました。

しかし、彼女に関してはそこまで症状が深刻でないということで、そのまま比較的介護度の低い利用者達のいるフロアで一緒に施設で生活していました。

このように介護するのが本当に大変だった彼女でしたが、一時期は彼女の世話をするのが苦になってしまったので仕事を辞めることも考えました。

ただ唯一の救いがありました。

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それは、娘さんがとても良い人で面会のたびに深く頭を下げて「お願いします」と挨拶をしていました。

また、どうしても職員で対応できない場合は、極力娘さんが来所して彼女の説得にあたるということもしていました。

娘さんは、この介護老人保健施設に彼女を入所させるまでは、ほとんど付きっきりで在宅介護をしていたらしく、対応がいかに大変かということをよくわかっていたようでした。

本当に、在宅介護で成り立っていたのが不思議なくらいです。

このように彼女の介護を約半年間していましたが、私は他のフロアに異動になり、彼女も特別養護老人ホームに入所となった為、その後の彼女がどのように過ごしているのかは知りません。

今まで数多くの利用者を介護してきた中で、最も大変だった事例として、問題が起きるたびに彼女に対応したのと同じようにして乗り切っています。

そして、彼女のケア以上大変な事はないと確信でき、転職ばかり繰り返してきた私が、もう5年も続いております。

そればかりか、彼女のケアをきっかけに認知症介護実践者研修にも参加しました。

そこで、認知症ケアのノウハウがなかった事で、利用者、職員共に辛い生活をしていたと気づき、認知症ケアのマニュアルを作成しています。

以上が、介護職を辞めようと思った時の支えとなったお話です。

この話を聞いた後に彼が働く介護老人保健施設の内情を聞いたのですが、正直酷かったです。

介護老人保健施設は特別養護老人ホームと違い医療ケアやリハビリが目的とされていますが、最近は老健が特養化している事もあり、認知症ケアを行っている事も珍しくありません。

しかし、彼が働いている介護老人保健施設では、ベテラン職員が一斉に退職し、学生上がりの職員ばかりで対応していたそうです。

まず、「入浴日が毎日あれば」という発想もよくありません。

毎回入浴拒否のある方に対して、毎日入浴の声かけをし、入れそうなタイミングで入ってもらう事は、認知症利用者にとっては毎日ストレスになるのです。

今までが午前入浴なら、午後入浴に一度変更するなど、基本的な対応をしていなかったそうです。

彼も認知症介護実践者研修に参加する事で、いかに自分が酷い対応をしていたか気づいたようです。

ちなみに私は、過去に死にそうになった事、普通の人では体験できないほど怖い思いをした事がありました。

今でも「それに比べると」と思って介護職を続けています。

やはり、何かを乗り越えて、それと比べる事によって、人は強くなるのだと思います。

現在、介護職をしていて悩みがある人は、ぜひコメントください。

また、認知症ケアや感染症対策など、介護の現場で働く中で必要な知識もお伝えする事ができます。


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