センター方式を使用した認知症ケア!使用例!認知症介護実践者研修

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センター方式とは

今回は、認知症介護実践者研修の自施設研修でも使用されているセンター方式についてです。

センター方式とは、本人(利用者)を主語にして書き込む方式になっています。

本人の言動と状態を観察し、事実に基づきながら「本人はどうか」、本人の視点にたって考えながら記入します。

全部で16種類あるのですが、24時間生活変化シートが良く使用されている印象を受けます。

それでは、本題に入ります。

認知症高齢者の介護

私は、特別養護老人ホームで認知症高齢者の介護をさせて頂いています。

認知症ケアは、在宅・施設どちらであっても周辺症状(BPSD)の対応が急務となっています。

昨今、高齢者の事故が取りざたされるようになり、同居家族の責任と義務についてもニュースなどで取り沙汰されています。

在宅においては、例えば車の運転をやめてもらおうと思えば運転免許を返上してもらう、それが無理な場合は鍵をどこかに隠すといった対処療法をしていることが多いですが、逆にそれ以外のやり方がなかなか見いだせないことがあります。

対処療法は危険

それは施設においても同じで、対処療法になりがちになっていると感じています。

例えば、何度も「お腹がすいた」という利用者さんには「もう、食べましたよ」と伝え、それでも無理な場合は洗濯物など簡単な用事をお願いしたりしています。

しかし、対処療法は本人のしようとしていることをただ止めているだけで、本来の目的は達成できていないため、結局すぐに同じことの繰り返しになってしまいます。

認知症であっても、すぐさっきのことを覚えている方、逆に全く覚えていない方もおられますが、一応にして一度目の要求より2度目の方が強く。

2度目より3度目の要求の方が強く、段々と落ち着かなくなり怒りだされる事や不安になって暴れてしまわれる事になってしまいます。

これは当然といえば当然で、自分の欲求を止められてばかりで、満たされることがないからです。
結局は、その人のことを何も知らないために適切な介護ができていないと感じています。

一人一人を知るためにこれまでの生活歴や趣味などが重要になってきます。

意外と家族が知らないことが多く、それを一つ一つ探っていくことでその人にあった周辺症状の対応を本人にも援助者にもストレスなく行うことができます。

ストレス.jpg
介護 ストレス.jpg

不穏になってからの対応は手遅れ

周辺症状(BPSD)は、平穏から不安になり興奮(不穏)という流れの中で生まれます。

私たちは、不穏になった状態で対応をしていませんか?

そうなれば、誰でも対応は難しくなります。

私たちもイライラしている時なら、まだ何かのきっかけで平穏に戻れますが、一度興奮してしまうと、なかなか平穏に戻れません。

認知症の人も私たちと同じなのです。

センター方式の事例

ここでは、センター方式を使用した、ある利用者の事例を一つ紹介したいと思います。

私たちの施設では、認知症介護実践者研修を終えた職員の勧めで、毎年職員間でグループを決めてケア結果を施設内で発表するといった実習があります。

その際、センター方式を使ってその人の生活歴や現在の生活・望んでいることなど細かく調べていくのですが、やっていく過程で痛感することは、自分はその利用者さんとしっかり話していなかったということでした。

また、センター方式C-1-2を使用した時には、毎日会って見ているはずの利用者の状態を絵に描くことが事ができませんでした。

これも、いかにその利用者さんの事が見えていなかったがわかります。

普段の業務や他の利用者さんの対応など、一言で言ってしまえば忙しかったということになるのですが、この研修でセンター方式をすることで立ち止まって考えることができるのでとても役立ちます。

こんな対処法があると情報には困らないですが、本当にその人に合っているのか付け焼刃でないか。

仮に、偶然症状を抑えることができたとしてもその人を理解できていなければすぐに別の周辺症状が出た時に困ることになります。

認知症高齢者を誰が支えるか。

それは、もちろん家族であり施設職員であり関わる人皆がその一員ですが果たしてその中に本人を理解できている人が何人いるのか。

理解できているというのは、多分こういう理由で今この人は歩き回っている。

何度もご飯が欲しいと言っていると想像できる人のことです。

それが合っているかどうかというよりも理解しようとすることの方が大事になります。

考え続けた上で試行錯誤して気がついたら、この人にはこれが一番という解決策が生まれてきます。

今回の事例として挙げさせて頂いた利用者さんは、食事がなかなか食べれない方でした。

パンが好きということで、ジャムを変えたり細く切ってみたりパン粥にしてみたりと色々工夫してみましたがうまくいかず、別の食べ物で試すことになりました。

お菓子が好きということも聞いていたので、最初はプリンなど柔らかい物を中心にしていたのですが、家族からはおせんべいが好きと情報を得ました。

特に「雪の宿」が好きだと聞き、半信半疑で手に持って頂くとこれまでほとんど何も食べれなかった利用者さんが自分で口に持って行ってバリバリと食べられました。

総入れ歯で、口に入れても舌を使って出されていた利用者が、まさかおせんべいを食べられるとは予想だにしていませんでしたが、その人のあった物。

今回は、食べ物に対してでしたが無理だと思っていてもやって見ないと分からないことが分かりました。

もちろん、これまで柔らかい物しか食べておられないので最初は誤嚥の危険も考慮に入れて看護師付き添いのもと少しずつ本当に食べられるかを安全を確保した上で時間をかけて見守りました。

在宅と施設の違いは専門職がいるかいないか。

その人を見守る人数が何人いるか。

といった所にあります。

もちろん、在宅の方が生き生きと生活されている方がたくさんおられることも事実です。

最近では、サービス付き高齢者住宅など在宅と施設が組み合わさったような形のものがどんどんできており、来年の4月からは新総合事業が始まり様々な部署統合され介護保険もどんどん変わっていきます。

しかし、人を相手にしていることを忘れがちになってしまっている危険性をもう一度考えて、対処療法ではなくその人のことを考えて可能な範囲で試していくことが認知症高齢者の介護であり考える人を増やすことが認知症高齢者介護の担い手を作ることに繋がると思います。

ちなみに認知症介護実践者研修での自施設実習でもセンター方式を使用するのですが、この記事が非常に参考になるとの事です。

最後になりますが、利用者は実験台ではありません。

よく、「試す」と言いますが、簡単に考えないでください。

ある意味、安易に試し続ける事は利用者にとって負担になり、虐待と考えられなくもありません。

しっかりアセスメントする事も一種の人権を守る事に繋がります。


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