強度行動障害および自閉症スペクトラム症支援者養成研修!資料

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強度行動障害及び自閉症スペクトラム症を支援するにあたって研修内容をお伝えします。

まず、様々な障害がある中で、何故強度行動障害に的を絞った研修かというと、強度行動障害・知的発達症重度~最重度・自閉症スペクトラム症の人が虐待被害者となるリスクが高いと統計があるためです。

また、自閉症と診断されていなくても自閉症である人は多く、多くの介護施設で該当される利用者さんは多いのではないでしょうか。

強度行動障害になりやすいのは知的障害の程度が中度~最重度で、自閉症スペクトラム障害の特性が強い人です。

強度行動障害および自閉症スペクトラム症.jpg


●自閉症スペクトラム障害とは
社会性やコミュニケーションの困難、想像力(目の前にないことをイメージすること)の困難が診断基準。
自閉症スペクトラム障害の方と、そうでない方の脳機能の違いがあり、見えている世界や感じているもの等が違う為自傷、物を壊したりして表現したりする。
自閉症スペクトラム障害の特性が強い人との関わり方は、自分達とは考え・想像が違う物を持っていると認識した上で「どうしてこのような行動になったのか」を考えて歩み寄る事が大切です。

●強度行動障害とは
精神科的な診断として定義される群とは異なり、直接的他害(噛み付き・頭突き等)や間接的他害(睡眠の乱れ・同一性保持等)自傷行為等が通常では考えられない頻度・形式で出現し、その教育現場では著しく処遇の困難なものであり 行動的に定義される群のことを指します。

行動障害への基本戦略
▼予防的対応…起こってからどうするかではなく、起こさないようにする対応
▼分析的対応…行動の前後の事象を分析して問題行動を減らす仮説をたてる
▼現実的対応…問題行動をなくすことを目指すよりも、減らすことを目指す
つまり、
問題行動のない時間を増やす=問題行動のある時間が減る

利用者の特性、興味のある物や関心にこちらが目を向け、個別に支援できる体制を作ることで、少しでも多くの「穏やかな時間」を過ごしていただけるのではないでしょうか。

大切なのは 分かったつもりにならないこと。

受容的な態度・姿勢が信頼関係の構築や、心を開いてもらえる事に繋がります。

こちらの「この人は○○だ」「あのひとは○○なんだ」と決めつけてしまうことで相手の気持ちを汲んで思考することに鈍くなってしまいます。

基礎基本の学びをおろそかにせず、基礎基本にいつも立ち返ることはとても重要なことです。

困難ケースへの対応
<行動障害のある人に関わる> 
①声をかける ②動かない③言葉を変えて指示する
④部屋を飛び出す⑤止める⑥止めた職員に噛み付く
この事柄を、利用者視点・職員視点で展開してみましょう。

利用者の場合
①指示が理解出来ない
②わからないので動けない
③次の指示もわからない(ますます分らない為混乱強くなる)
④回避のため不適応行動(嫌だから逃げる)
⑤更にわからない対応(追いかけてくる、何故かわからない)
⑥繰り返すことで強化される

職員の場合 
①指示通り動いてくれない(言葉はわかるはずだ)
②嫌われた感覚になる
③さらに拒否される(今度こそ動かしてやる!)
④「わざとされている」と錯覚
⑤被害的感情(何故自分がこんな目に合うんだ)
⑥他罰的感情※1自罰的感情※2

※1 他罰的感情…理由はどうあれ殴った相手が悪いと利用者に腹を立て、怒りに任せて利用者に感情的に気持ちを表現する→怒りが相手に向かうこと
※2 自罰的感情…怒りを感じるのは悪いことだと感じて怒りを隠す、表現しない。こうなったのは自分のせいだと自分を責める→怒りが自分に向かうこと

様々な気持ちや理由が行き交う中で、一つ理解を誤ってしまうことで関係性はどんどん悪化し、互いに良くない体制が出来上がってしまいます。

<支援の統一>
混乱を避け、双方に悪循環となるケアとならないよう対策を講じるためには支援を統一することが必要である。

いつも同じ支援に突然違う支援が来ることで自分のこだわりにイレギュラーが入ることとなり受け入れられないことが多くなってしまう。

今一度、利用者のもつ特性をチームの皆で洗い直し共有し自分たちの環境因子はどうあるべきなのかを考え直すこともより良いケアの一環と言えます。

介護者として目標を立てる事も重要です。

目標の立て方として以下の2つの点に注意しましょう。
①支援者本位の活動計画ではなく、利用者本位の活動計画をたてる
②理想論・綺麗事をどうやったら現実にしていけるのか
<やらないと変わらない!やってみないと分からない>というスタンスで臨む事が望ましい

【本当に障害のせいなの?】
これは、一般のことなら当たり前に有りうることも、障害のせいで過剰な問題視をしている部分があるのではないか、ということです。
例えると「今日は疲れたから入浴は明日にしよう」と思いその日は就寝してしまうこと、してしまったこと、一度は経験があるのではないでしょうか。
しかし、同じことを利用者の口から聞いた時こちらの固定概念や、業務の都合が先行してしまうことで大きな問題となることがある、ということでした。

私達は職業人であり、決められた業務時間内で仕事をこなさなくてはならない、と思うのは社会人には当然あるべき自覚であります。

しかしその概念故、障害の特性を見ないようにして焦ったり急いだりして本来持つべき介護の理想などを追えずにいます。

理想を追い求めて、すべての利用者に気持ちよく、満足の行く充実したサービスを提供するにはチームの皆が同じ方向を向き、同じ理想を求めていくことが近道なのではないかと感じます。

いつでも柔軟な考えを持ち、相手の考えに寄り添う介護が出来るよう、自分自身も気を引き締め、念頭に置きながら日々の処遇に当たれると変わっていく事が重要です。

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強度行動障害および自閉症スペクトラム症支援者養成研修!資料” に対して1件のコメントがあります。

  1. 高野功一 より:

    読ませていただきました。
    疾患の事について詳しく調べてくれています。
    itoさんのようなスタッフばかりだったら、
    運動療法にも理解をしてくれて、
    運動療法の効果を介護現場で活かしてくれるのに、
    と思ってしまいます。

  2. カッチン.com より:

    高野さん!
    コメントありがとうございます。
    私の事になりますが、変に知識を詰め込んでしまっているので、マニュアルに縛られて臨機応変に動けない時があります。
    知識を入れる事も重要ですが、臨機応変に動ける能力が現場では1番重要だと実感しています。

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