高齢者施設の管理者が方針を決める為に注意する点!施錠は身体拘束

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今回は、管理者と入居を希望されるご家族様の為の記事を作成しました。

日本では認知症人口がみるみるうちに増えているのが現実です。

以前では、認知症という言葉を耳にしたことのない人も今では当たり前の様に見聞きする時代となっています。

しかし、認知症という言葉を見聞きしたことがあるとしても、認知症介護に携わる人たちの悩み、そして心配事を理解している人はあまり多くないかもしれません。

介護施設の方針

そこで、今回は認知症介護施設特有の課題と現実について少し考えてみることにしましょう。

まず施設特有の悩みとは何でしょうか?

ご家族が介護施設におられるなら、きっとご自分の家族が介護施設に通い始める前に、いくつかの介護施設を見学するはずです。

その目的は、それぞれの介護施設がどのような雰囲気か、そして何より大切な点としてどんな方針を取っているかを理解するためです。

この介護施設特有の「方針」がその施設に働く職員にとってはひとつの基準となってきます。

つまり、自分が介護したい方法でするのではなく従業員である以上、その施設が求める方法で働かなければならないということです。

このいわば、「方針」が介護職員にとっての直面する課題となり得るわけです。

考え方の違う方針が職員を苦しめる

一例として、認知症介護施設の現状について考えてみましょう。

ほとんどの利用者が認知症を患っておられるわけですから、帰宅願望がある方も少なくないはずです。

その中には職員の目を盗んでまでして、なんとかして自宅にたどり着きたい、という強い意志を持っておられる方もいるでしょう。

ここで施設にとって問題となってくるのは、入居者様が施設から勝手に出てしまうことがないようにどのような対処をするか、ということです。

もちろん全ての介護従事者が入居者様の安心安全を願っているわけですから、入居者様が事故に遭うことなどあってはならないと感じるはずです。

ですから、ある人たちは、100%の安全を保障するために施設の入り口を強制的に鍵で閉めてしまい利用者様が絶対に出ることのできない環境を作ろうとします。

しかし、ここで問題となってくるのが、介護職員それぞれの考え方です。

なぜなら一人一人の考え方は違うからです。

例えば、職員によっては入り口で鍵を閉めるなんて人を拘束していることと同じだと考えます。

そのような人にとっては、働いている介護施設の方針が、悩みの種になります。

自分が目指している介護の方法と違う方法を介護施設から強制されているように感じるからです。

きっと、鍵を閉める以外にもっと良い方法があるに違いないと思っておられるのでしょう。

施錠.jpg

職員が得る安心と不安

よくある考え方は、利用者様としっかり寄り添い、目を離さないようにしていれば利用者様が勝手に施設から出ていてしまうことを避けることができる、というものです。

そして、自分の理想としている介護と現実とのギャップを突きつけられてストレスが溜まっている人も数多くいます。

その一方で、鍵を閉める方が良いと思う人は、命を守ることなのだから仕方がないことだと考えるのでしょう。

その様に考える方が鍵を閉めることを施設の方針として決められているところで働くのであれば別に何の問題もありません。

むしろ、その施設で働きやすく感じることでしょう。

なぜなら、いつでも鍵が閉まっていることから介護職員も安心に感じるからです。

しかし、もしも施設の方針によって鍵を閉めないことがあらかじめ決められているところで働くのであれば、状況は一変しジレンマとなります。

仕事に集中することができないと感じるに違いありません。

なぜなら、いつも利用者様に気を配っていなければ施設から出て行ってしまうと感じ、不安に思うからです。

上司の考え方によって変わる方針

実際、この方針は施設によって全然違います。

例えば同じ系列の介護施設であったとしても、所長や施設長などの管理者の意見が介護職員の介護の仕方に多いに反映します。

私の知っている介護施設の施設長も強い意志を持っておられる方でした。

自分のポリシーとして介護施設の入り口の鍵を閉めることは絶対にしない、と言い切っていました。

そのため、そこで働く介護職員が鍵を閉めることは絶対にありえないでしょう。

施設長がそこまで断言しているのですから……。

しかし、現実はどうなのでしょうか?

現実として認知症を患っておられる利用者様が 施設から自ら出て行き、その後になって事故に巻き込まれてしまう事件は年々絶えません。

当然、ご家族の方は、ひどく悲しみます。

自分の家族の様に介護をしていた介護職員全ても驚きとショックを隠せないでしょう。

そして、経験を一度でもしたことのある介護職員であればきっと命の尊さを痛感し鍵を閉めるという決断に至るのかもしれません。

その一方で、利用者様が一人で外に出ない様に工夫し成功している施設があるのも事実です。

よく目を配り常に一人一人がどこにいるかを把握しています。

さらに無理な人員体制を勤務体系に組み込ませていない施設だと、余裕を持って利用者様気配りをする時間を取ることができます。

きっと、そのような施設で働いているから職員や所長さんであれば、入口の鍵を開けっぱなしにしたとしても何の心配もないと考えるに違いありません。

もし、ご家族をどこかの施設に入居させることをお考えなのであれば、予約することなく訪問して施設の職員がどのように働いているか観察することをお勧めいたします。

私も施設で働いていますが、見学の方が来られることを知ると大抵のはいつもの施設よりも少し良い施設を意識していることが少なくありません。

本当に良い施設であれば、いつ誰が来たとしても、明るく歓迎してくれることでしょう。

そのような施設を見つけるまでは、辛抱強さが求められるかもしれませんが是非探してみてください。

さいごに

ちなみに施錠にについては、以下のような通知があります。

【介護保険施設における施錠管理の考え方について】

・介護保険施設において、入所者に対して施錠管理による外出禁止やフロアー移動禁止を行うことは原則として身体拘束に該当する。ただし、夜間のみに施設出入り口等を施錠することは、防犯の観点等から社会通
念上、身体拘束に該当しないものである。なお、この場合でも、居室を外から施錠することは、身体拘束に該当するので留意願いたい。

これは、平成 26 年 10 月9日に各介護保険施設長宛てに兵庫県健康福祉部高齢社会局高齢対策課長と介護保険課長の名前で通知がありました。

兵庫県だけの見解だけかもしれませんが参考にしてください。

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