認知症利用者に対しての感染症対応!介護施設での個室対応

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介護の現場で働いていると、認知症の方への対応をどのように行っていくべきなのか、度々課題にあがります。

性格や顔が違うように、入所している方で認知症を抱えていても個々に個性があることを忘れてはいけないことを、特に新人社員などには述べています。

しかし、長年介護を行っていても、時には認知症高齢者への対応の難しさに頭を悩まされている方も多いのが現状です。

個室対応に不安

介護施設では、個々の個性や生活習慣を守ることを第一に考えていますが、集団生活の中でその個々の自由を尊重することが難しい事態も起こり得ます。

それが熱発や感染症にかかってしまった時の対応です。

ほとんどの施設では、熱発した際にはインフルエンザなども視野に入れて、他の入居者に感染しないように居室で待機してもらうのが一般的ですが、認知症の方のほとんどが熱発しているという自覚がなく、居室で待機をすることを閉じ込められて隔離されたと思い込んでしまう恐れがあります。

認知症は記憶における障害が著しく、体力の低下が生じていても、隔離された、部屋から出たいといった思いが強くなり、静養を促しても聞き入れてもらえないことも少なくはありません。

不安が大きいことで安静にすることよりも、自己主張が強くなる傾向にあるため、都度声かけを行うことが大切となってきますが、熱発などによって体力はいつも以上に低下しているため、転倒などにも気を使う必要性があります。

介護施設では、部屋に施錠をすることは身体拘束のひとつとされ、行うことは出来ませんし、施錠をすることでますます不安が募りますので絶対に行ってはいけません。

では、感染症の恐れがある認知症の入居者に対して、どのような対策を取るべきでしょうか。

感染症.jpg

食事は早めの提供

静養する際は、一人部屋を確保することは言うまでもありません。
※状況に応じて集団部屋ならカーテン隔離を行う事もありますが、今回は個室対応として進めていきます。

これまで起床時に自己にて着替えをされて食堂などに出てこられていた方なら、目覚めと共に起床しようとされる傾向にありますが、事前に身体の状態を説明し、居室で食事を摂る場合には他の入居者よりも早めに食事を提供することが大切です。

他の入居者が食べ始めた音が耳に入ると、それだけで早く自分も行かなくてはという思いに駆られて不穏の原因になり得ますので、早めの提供が大切となります。

音には注意

話し声やレクレーション、アクティビティ等をしている様子が耳に入ると、参加意識が高まり、離床されようとされる傾向にありますので、様子観察を兼ねて定期的に居室に訪れ、入眠されていない場合は、病気であることを何度しっかりと説明し、不安材料を取り除くことが大切となってきます。

しかし、しっかりと説明をしても、離床し他者との交流を図ろうとされる場合も決して少なくはありません。

これが認知症の方の対応の難しさでもあります。

安心感を与える方法

体力が低下しているという感覚や、自分が病気であることの感覚が失われているので、他者と交わったとき、自分が病気であることを否定される方も少なくはありません。

そのときに大切なのは、病気であることを理解してもらおうと説得をするのではなく、入居者の体調を心配していることを全面的にアピールすることです。

例えば、熱が出て居室待機をしてもらう必要性がある場合は、いつから、どのくらいの高熱が続いているのかを述べ、どれだけ心配したか、更には家族の方も心配しているなどを話すことで、自分のために言ってくれていると理解してもらえる可能性は高いと言えます。

更に、介護者側が病気のために一人で居室で静養してもらわなくてはならないことを心苦しく思っていること、ドクターの許可が降りたら居室から出て、一緒にレクレーションなどを行いたいなどと告げることで、早く治さなくてならないという意識が高まるため、これらの声かけは大切となってきます。

理想と言われるかもしれませんが

介護施設で感染症の恐れのある症状が発症した場合は、他者に感染しないようにしなくてはなりません。

しかし、認知症の入居者の方の居室対応は難しいものがあります。

一度納得してもらえたとしても、すぐに不安に駆られて離床する恐れは大いにあるのです。

それは、自分だけのけ者にされたのではないか、自分も顔を出さなくてはならないのに、こんなところで寝ていたらいけないなどといった不安などから起こる不穏なのです。

病気であることを都度説明をして、静養することの大切さを根気よく話すことで静養を促すことが重要なのです。

認知症を患っている方なので、何度説明しても同じような行動をする可能性が高いですが、適切な言葉かけを繰り返す事により、多少の効果は期待できます。

病気の時に限らず、認知症の方は日々不安な思いを抱えています。

そのため、「部屋から出てこないでください」など、単発的に相手を拒絶するような言葉を発することは絶対に行ってはいけません。

それも介護のどのような場面においても、言えることです。

相手を安心させることや味方であることをしっかりと理解してもらうことで、介護はよりスムーズになります。

インフルエンザやノロなどの感染症マニュアルについても数多くの記事を作成しています。

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