病院勤めの看護師が教える認知症患者への対応!

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今回は看護師目線からの認知症対応です。
10年前では考えられなかったほど、病院でも認知症患者は増えています。
そのため、介護職員だけでなく、看護職員も認知症を知る必要が出てきています。
それでは、病院勤めの看護師のインタビュー内容を確認してください。

病院で今本当に多く見るのは認知症患者さんです。高齢化に伴い本当に認知症患者さんの高齢化も目立っていますね。実際に認知症病棟に看護師として、かつケアマネージャーとして勤務経験がある私から認知症患者さんに対する対応の方法を実体験交えて教えます。

しかし、認知症と一概に言ってもさまざまな種類があります。
主なものとして、アルツハイマー型認知症、脳血管型認知症、レビー小体型認知症・前頭側頭型認知症等があります。

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【アルツハイマー型認知症】
・アミロイドβというタンパク質が脳に蓄積して脳の神経細胞が死滅していきます。老人斑や神経原繊維変化が、海馬を中心に脳の広範囲に出現します。主な症状としては認知機能障害(もの忘れ等)、被害妄想(もの盗られや嫉妬妄想等)、徘徊、作話(とりつくろい)などがあります。アルツハイマー型認知症は認知症全体の60パーセントを占めているので、世間のいう認知症のイメージはアルツハイマー型認知症でしょう。実際、入院患者さんの中でも一番アルツハイマー型認知症が多いです。

【脳血管型認知症】
・脳梗塞、脳出血などの脳疾患が原因で、脳の血液循環が悪くなり、脳の一部が壊死してしまうものです。主な症状は認知機能の障害(まだら認知症)、手足のしびれ、麻痺、感情の不安定さ(コントロール困難)などになります。

【レビー小体型認知症】
・レビー小体という特殊なタンパク質が脳内にできることで、正常な神経細胞が死滅してしまうものです。主な症状としては認知機能の障害(特に注意力)、変動幻視(虫が見えることが多い)、妄想うつ状態、パーキンソン症状(小刻み歩行・仮面様顔貌)、睡眠時の異常言動、自律神経症状などがあります。

【前頭側頭型認知症】
・前頭葉と側頭葉の委縮が起こり進行するものです。主な症状としては常同行動(同じ行動を繰り返す)、危険なことや自分勝手な行動、発語困難などがあります。

認知症の方には、様々な周辺症状(BPSD)がありますが、主なものを紹介していきます。

【徘徊】
下肢の支持力の強い患者さんは目的もなくうろうろと歩き回ることがあります。特に夜間に覚醒し徘徊するケースが多いです。徘徊する場合は日中は時間が許すならば一緒に付き添い見守りをおこなったり、安全の確認が大事です。夜間徘徊の場合は入院患者さんの場合、廊下や周囲を明るくする等の配慮が必要です。特に在宅介護されている方は大変ですね。私がケアマネージャーとして接していた対象者さんのなかには隣の町まで歩いてしまったケースや捜索願を出さなくてはいけないケースもありました。その場合はやむを得ず睡眠導入剤を使用したり、家族の強い希望にて南京錠をすることもあります。

【被害妄想】
「ご飯たべていない」等、直前に食事や入浴していても忘れて訴えることもあります。こちらが何度も説明したり、激怒しても余計に症状を悪化させることが多くなります。
このような場合は「今準備しています」と飴玉や果物、牛乳や小さいおにぎり等を出してあげると患者さんの気持ちも落ち着くと思います。
この訴えは初期の患者さんでも見られます。

「あんたが物を盗った」「返せ」等の盗られ妄想も主な症状としては多いです。その場合は紛失した物を一緒に探し、たとえ自分が見つけたとしても患者さんが見つけれるような場所に置き、見つけてもらうことが大切です。実際にないものを盗られたと訴える場合には、「今御家族が自宅に持って帰っています」「息子さんにこの間渡しましたよね」と家族が持っていることを説明すると安心されることが多いです。

【弄便】
オムツ内に手を入れ便を弄ったり、自分で摘便する患者さんがいます。これは認知障害にて嗅覚も落ちてくるためです。オムツ内に排便した後に違和感を感じ手を入れたり、便秘等でなかなか排便できずに腹部の違和感があって自分で摘便するのだと思います。この場合は頻回なおむつ交換やトイレ誘導、排便コントロール等が大切です。私のいた病院では特に重度の患者さんがおり、異食行動がある患者さんも多かったので不本意ながら拘束衣を着用したり、ミトン着用等の対策をしていました。

【帰宅願望】
入院患者さんでも通所サービスを利用している方でも「もう帰ります」「帰らせて」といった訴えはよく耳にします。特に午後から夕方にかけ強くなる場合が多いです。通所サービス利用している方の場合は帰宅時間を早めにしたり、庭を散歩する等し気分転換を図るといいでしょう。入院患者さんもたまには自宅へ外出したり、屋外のドライブ等もいい気分転換になると思います。

【作話】
特にアルツハイマー型認知症の方に多くみられるのが作話です。実際は出来ないことであっても「できている」と話したり、失禁しても誰かのせいにしたりと事実と異なることを話します(とりつくろい)。この場合はもちろん指摘はせず、傾聴して対応することが大切です。


いずれの場合においても一番は患者さんや対象者さんとの信頼関係です。日頃から信頼関係が築けていないと、どんな対応をしたところで良い結果は得られません。
以上を参考にしてよりよい質の看護・介護を一緒に目指しましょう。


最後になりますが、介護職のための副業を一つ紹介させていただきます。
下記は以前紹介した「誰でもできる副業」です。
ブログ記事になっていますので、ぜひ確認してください。
http://fanblogs.jp/katsu590229/archive/87/0


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