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認知症の時代
認知症という言葉を最近テレビや雑誌などでよく耳にする機会が多くなりました。
それだけ認知症という症状に対して不安や関心を持っている人が多いからだと思います。
認知症は、世間一般では「ボケる」ということになっているかと思います。
2025年には10人に1人は認知症になっている時代が到来します。
誰しも認知症になりたくてなっている訳ではなく、もちろんなりたい訳でもありません。
突然患ってしまう症状でもありますので、もし身近な人や自分の家族が認知症になった時にどのような対応をすればよいのかを説明したいと思います。
認知症とは
まず認知症について説明します。
認知症とは様々な原因で脳細胞が死んでしまい、そのため日常生活において適切な判断が難しくなり生活が困難になる症状と言われています。
また、認知症はある学者によると数十種類に分ける事ができると言われています。
その中でも有名なのがアルツハイマー型認知症や脳血管性認知症などですが、これに関しては聞いたことがあるかもしれません。
認知症の症状を私たちの普段の生活に置き換えて考えたいと思います。
例えば、友人に電話をかけるとしましょう。
友人といっても誰だったのか、誰かが分かったとしても次に番号の押し方がわからない、番号の押し方を考えているうちに誰に電話をかけるのだったのかを忘れてしまう、友人に電話をすることを忘れてしまう・・・
一連の動作の間が抜け落ちるイメージです。
このように私たちが普段、何気なく行っているひとつひとつのことを忘れてしまうような感覚だと言われています。
認知症の対応策
次に対応策ですが、はっきり申しあげて「これだ!」といった解決方法や対応策はありません。
なぜはっきりとした解決策や対応策がないかと言うと、その人が患った認知症の症状や生活歴や性格、その時に認知症の進行具合によって対応の仕方が変わるからです。
それではどうすればいいのか・・・
相手を知る事が重要
介護現場で長年働いてきた私からのちょっとしたコツを教えます!
一つ目はその人のことを知る事です。
その人がこれまでどのような人生を歩んできたのか、どのような生活を送ってきたのかを知る事が認知症介護の第1歩です。
その人の事が何もわからない状態で介護をしたところで介護される側はされたくないでしょうし、認知症の症状を悪化させてしまうだけです。
私の感覚ですと介護の現場で働いている職員はまず、これができていないです。
「認知症」という症状ばかりに目がいってしまい、肝心な「人」というものが理解できていないケースです。
以前、私も勉強する前はこのような見方をしていました。
これだけでも相手の心の開き方や自分の介護の仕方が変わりますのでぜひ試してみてください。
否定せず傾聴する
二つ目は否定しないことです。
一生懸命、考えて思いを伝えてるのに真っ向から全否定されるとどう思いますか?
その方は適当に話をしているわけではありません。例え明らかに間違っていることでも、一旦は受け入れましょう。
受け入れてから「さっきの話なんですけど、○○とお話ししましたが私はこう思うのですが、どうですかね?」
と話をするだけでも相手は理解してくれます。
三つ目は相手が発した言葉を落ち着いた環境でゆっくりと本人の訴えや思いを聞いてあげることです。
その方がどうしたいのか、どうしたかったのかをじっくり聞いてあげてください。
介護業界ではこれを「傾聴」といいます。
認知症介護の基本中の基本ですが、先程のお話しの中でもでてきましたが何年も介護現場で働いている職員でもこの「傾聴」ができていない職員が多いです。
現場が忙しくて、その人の訴えや思いを聞く時間がとれないと話をよく聞きます。
忙しいというのはわかりますが、その人は関係のないことです。
その人は今ここで、自分の思いを聴いてほしいのです。
待てないのです。
困っているんです。
最後に一緒に笑ってください。
どんな失敗をしても「大丈夫、大丈夫!」といって一緒に笑いましょう。
笑うことで認知症の症状が改善するといった事例も聞かれています。
最初にもお話ししましたが、その「人」が悪いのではありません。
その人が患ってしまった「認知症」という症状が悪いのです。
その人に怒ってもその人はなぜ怒られているのかが分かりません。
今までできた事ができなくなっている惨めさ、相手に迷惑をかけてしまいっているという罪悪感・・・様々な思いが認知症を患っている人の頭の中に駆け巡ります。
誰だって失敗したくてしているわけではありません。
誰だって認知症になりたくてなっているわけではありません。
自分もいつ認知症になるかわからない時代です。
これからは認知症になった人でも地域で楽しく、最期まで自分らしく暮らせる社会を自分たちで作っていかなければならないのです。
大まかに認知症という症状と介護をするときのコツをお話しさせていただきました。
介護をする立場の人は難しいと感じる場面が多いと思いますが、認知症を患ってしまった当事者はもっと困っています。
ちょっとしたコツを知るだけですごく楽になります。ぜひ実践してみてください。
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