介護施設における職場の人間関係と上司のリーダーシップ!

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介護の現場は常に人手不足に悩まされている。
介護職員のみならず、看護職員やその他の職種も例外ではない。
特にその中で、職員が定着しない一番の原因は、人間関係ではないだろうか。
公益財団法人介護労働安定センターの「平成29年度 介護労働実態調査」においても、低賃金や業務の問題ではなく「職場の人間関係に問題があったため」が最も退職理由として上位となっている。


介護の現場は、多職種連携と言われ同一職種での人間関係は勿論のこと、他の職種との横の連携の中での人間関係も発生する職場である。特に同一職種(資格)ではない場合、持ち合わせる知識やこれまでの常識が異なる場合も少なくない。それが、職場の人間関係での問題を引き起こす一因となっているのではないだろうか。

また、対人業務であるゆえに常に行う業務に「正解がない」はずなのに、考え方の違いや意見の食い違いで問題が発生する場合が少なくない。

基本的には、介護施設で働く職員は心の優しい人が多い。しかし、人間関係においては非常に問題を発生する業種・職種であると言える。

一つの原因としては、上記にも書いた通り「正解がない」ことや「結果が目に見えて分かりにくい」ことや「常に同一の人間関係での仕事になりやすいこと」等があるのではないだろうか。

営業職などのように数字で評価を行うことも出来にくいし、事務職のように業務の終わりが見えている仕事でもない、不特定多数の人と接するような仕事でもない。それにより明確なゴールを持ちにくい仕事であるといえる。そして自分が行っている行動の客観的な評価は、なかなか見えづらいものであり、ともすれば自分の行っていることが絶対に正しいと勘違いしやすい場合がある。

また、施設介護などは、24時間365日入所者のケアが必要であり緊張感や様々な人間関係で動かなくてはならない。在宅介護においても、利用者のみならず関係機関との連携や家族との人間関係で緊張感に晒されている。そして同じ人間関係の中に長期間いると、どうしても上下関係やわだかまりが出来やすい。

多くの介護施設・事業所を見てきた中で考えたことは、「職場長の考え方やリーダーシップで、施設・事業所の雰囲気やケアの質、収支が大きく変わる」ということだ。上手くいっている職場は、リーダーが上手く事業所の運営をコントロールしている、それは上からの強権で事細かに支持を出して「やらせる」事ではなく、各職員が率先して自らの役割や専門性を発揮して事業所の運営を行えているということである。

支配型リーダーシップとサーバントリーダーシップいう言葉があるが、上から「やらせる」のは支配型リーダーシップ、組織を上手くまとめて「支える、(能力ややる気を)引き出してあげる」のがサーバントリーダーシップである。

私が考える理想の介護施設の組織としての役割は、介護職員には介護職員のリーダーがいてチームを束ねる事が出来、看護職員も同様、その他の職種も同様に部門間の役割と責任を持って組織を作っていくことである。そして、施設全体、事業所全体を束ねるのは、施設長であったり責任者であったり事業所運営の統括を出来る人がリーダーシップをもって介護の現場をまとめるのが最も適しているのではないだろうか。



それでは、リーダーは具体的にどのように組織を作っていくのがよいのであろうか。
最も大事な事は、綿密なコミュニケーションではないだろうか。介護に限らずほぼ全ての仕事において、最も大事なことはコミュニケーションではないだろうか、現在の社会において一人で生きていくことは現実的に不可能である。

どのような場合においても苦手な人や嫌いな人とも接しなくてはいけない、その中で最も必要な事はコミュニケーションだろう。特に介護の現場においては、多職種連携で色々な人と協力をしながら業務を遂行しなくてはいけない、常にコミュニケーションを取って組織を作っていく必要があると言える。

次に、明確な方針を打ち出すことだろう。みんなが別々な方向を向いていたら、まとまるものもまとまらなくなるだろう。カスタマーファーストという言葉があるが、介護の仕事においてのカスタマーは、入所者や利用者だろう。

もう一歩踏み込むと、入所者・利用者の家族や、広義に見れば職員さえも「カスタマー」と考えられるのではないだろうか。それは、職員を甘やかしたりワガママにさせたりするという事ではなく、せっかく働いてくれている職員に感謝の気持ちを常に持ち続けるという意味である。

最後に、平等な処遇ではないだろうか。人間はどんなに立派な人であっても感情を持っており、好き嫌いや得手不得手があるものである。

そんな場合でも、いかに平等な処遇を行えるかが重要である。「泣いて馬謖を斬る」という言葉があるが、どんなに評価している人に対しても、また苦手な人に対しても常に平等な対応が出来るか、上司が部下をよく見ている以上に、部下は上司をよく見ていることを心掛ける必要がある。

 

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