在宅介護の現状を経験者が語る!認知症応援プロジェクト

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はじめに

私は4年前までは、従来型の高齢者施設で介護福祉士として現場で働いていました。

一応、施設長という立場でしたが、認知症や特に重度な障害を持つ高齢者を介護することが「生きがい」でした。

しかし、母がアルツハイマー型認知症を患ってからは生活が一変しました。

社会で働く事に意義があるという信念から、何とか仕事と介護の両立が出来れば良いと、その道筋を模索しました。

段々と進行して行く認知症は、否定されることが一番の副作用になります。

たとえ違う事を言ったり、行動したりしても、「何やってのよ!」と頭ごなしに声かけしても、ますます本人が混乱してしまい、症状は悪化してしまいます。

しかしながら、他人の高齢者介護をやって来ても、身内となると感情が入ってしまい、後から「何であんなこと言ってしまったのだろう・・・」と後悔と自分の情けなさに自分の心が押しつぶされそうになりました。

親の性格から、他人との協調性もなく、交流を持つことも嫌い。

「自分は病気ではないのに。」と言われると無理やりに、デイサービスやショートステイを利用したとしても、帰宅後の夜に不眠になったり、徘徊したりと家族が精神的にも肉体的にも追いつめられて行くようになりました。

在宅介護開始

私は、長く働いていた施設を退職し、在宅介護で母を最期の時まで看取ることに決ました。

それは、施設の生活がいかに入居者にとって居心地の悪いものかを知っていたからです。

しかし、現実は甘いものではありませんでした。

介護保険制度を使い、生活しやすいように動線に沿った手すりの設置やベット、ポータブルトイレ、お風呂場の改修などを行い、本人が生活しやすいように環境から改善しました。

地域にも何かあれば分かるように、市役所や地域包括支援センターにも通い、相談し、支援してもらえることはお願いしました。

ここから、いつ終わるか分からない介護生活が始まりました。

介護中心の生活

家族の中心が親になり、他の家族が働いているため、私と親との時間が長くなりました。

まずは、本人ができることは、本人にやらせること、たとえ上手く出来なくても手を出さずに見守る。

近い距離で目と目を合わせて、ゆっくりと穏やかに会話すること(ユマニチュードという介護のコミュニケーション技術)を徹底的にやりました。

※以前、ユマニチュードについて作成した記事です。参考にしてください。

ユマニチュードを取り入れた認知症ケアの実践。



在宅介護を始めてから、毎日が嵐のように過ぎ去って行きました。

しだいに私は疲弊してしまい、自分のことが何も出来ないことや、自由がないことが苦痛になりました。

介護とは、家族をも巻き込んで行くのです。

介護される本人に介護保険制度があるように、介護している家族にもサポートが必要だと思います。

人口減少や子供が少ないことがクローズアップされる現代ですが、私と同じ思いに駆られておられる人は沢山いると思います。

財政が豊かで施設に入所できる高齢者ばかりではないからこそ、介護をしている家族にも光があっても良いと強く思います。

介護される側の死を待つしかないのです。

介護は大変です。

誰しもが感じていても実際に直面しなければ分からない事が多々あります。

認知症高齢者の病気

病院などに何かの疾患で入院となると、殆どの病院がリスク回避のために身体拘束をします。

治療が優先されるのは仕方がないことだと思いますが、身体拘束は不穏が増すだけで、本人の不安や混乱が強くなるだけなのです。

出来れば熱があれば下がれば、薬剤での治療への移行をして、本人がいる場所に戻してあげることが一番だと思います。

高齢者は疾患があっても加齢から進行は緩やかな場合が見られます。

本人、家族も含めた支援が出来る体制作りがあれば良い思います。

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まとめ

経済的にも暮らしは大変になって行きます。

若者が高齢者を支えて行くのは大変な時代になると予測できますが、本人と家族が納得できる最期が迎えられたら、それが何よりだと考えます。

家族が少ない方も居るかと思いますが、ケアマネさんにどんどんと相談して改善できるところはしてもらい、心が苦しい時は聞いてもらいましょう!

決して恥ずかしいことではありませんよ。

人はそんなに強い生き物ではありません。

高齢者虐待の要因の上位に介護ストレスがあります。

「施設に入れたくない」「自分で見たい」と親のためを思っていたのに、反対に傷つけてしまうケースが多々あります。

私は人は自然にその時が来るのを待つのが一良いとは思いますが、何が起こるかは分からない世の中ですから、後悔のないように生きるしかないと思います。

「介護」ということで、家族の一人一人が行きにくくならないようにと願って過ごしています。

認知症は、決して怖い症状ではなく、どう向き合うかを、日々の対応で考えてみて下さい。

きっと何かしらの答えが出ると思います。

地域、ケアマネ、民生委員、など支援が受けられるものは、早めの情報を得て手続きしてみましょう。

何かが開けて行くと思います。

またレビー小体型認知症や若年性認知症のように、かなりの早いスピードで進行して認知症は短命になることが多いです。

飲み込みが悪くなり、誤嚥性肺炎になることや歩行困難になり、大腿骨骨折してしまうこともあります。

現代はネットという情報を得る手段もありますから、調べて見てください。

諦めないで、できるだけ笑顔で対応させることを願って祈っています。

お互いに頑張りすぎ、時には、一人の時間も必要ですから息抜きしながら、乗り越えて下さい。

介護している側の家族が倒れてしまったり、鬱病になってしまうケースが増して来ています。

そのような方々は真面目に介護をして、真面目に向き合ってしまいがちだと思います。

たまには、デイサービス、「一日だけで良いから」と声をかけてみても、何も悪いことはしていませんよ。

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