救急現場から見た介護現場の問題点と対策!老々介護やネグレクト

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はじめに

私は救急現場に携わる者です。一見介護とは一線を引いているように思えるかもしれません。しかし、かなり深く介護と救急は密接な関係を持っています。

私たち救急に携わるものが考える老人介護の問題点と解決策についてお話をしたいと思います。

老老介護の現実と対策

日本の各地で少子化と高齢化が叫ばれている昨今、よく耳にするのが高齢者のみの世帯で行われる老人同士の介護です。

そのなかで最近では、認知症の高齢者が認知症の高齢者のお世話をする「認認介護」も問題になっています。

行政サービスやデイサービスなど様々な介護が提供されています。

しかし、その行政サービスには限りがあり、殆どのサービスは日中の時間に行われることが多くなっています。

どうしても夕方から夜間にかけては、家族の協力無くしては介護は成り立っていきません。

しかしながら、地方に行けば行くほど介護する側も高齢となり、なかなか充分なお世話をすることは難しくなってきています。

例えば、90歳以上のお年寄り夫婦の二人暮らし世帯では、食事の支度ばかりか入浴や排泄などについてもお互いに介助することができず救急車を呼ばれることがあります。

充分な食事や清潔さが保たれなければ、当然体の不調を訴える事も多くなります。

高齢になればなるほど他の人に迷惑をかけたくないとの気持ちから、ヘルパーさんや行政サービスを受けないケースも出てくるのです。

対策と言ってもなかなか難しい所ではありますが、昔ながらの近所付き合いや、近所の人の声がけなどが必要になってくるのです。

頼る人のいない孤独感

あなたにも訪れるかもしれませんよ!当然私にもあり得るかもしれません。

あなたなら自分が病気やケガで体が不自由になったら介護してくれる人はいますか?

また、介護して下さいと言えますか?

私は救急と言う仕事をしていていつも考えさせられます。

自分の体が不自由になったら本当に介護をしてくれる人がいるのだろうか?

また、大変な介護を妻や子供にお願い出来るだろうかと考えたりします。

これは、私が救急を通じて感じてきたことです。

独り暮らしで体が不自由だったりすると、昼は週に何回かはヘルパーさんの介護を受けていたりします。

しかし、ヘルパーさんの多くは昼に限られています。

昼であれば病院に行ったりもしますが、 夜に具合が悪くなると病院にも行きづらく、ヘルパーさんにも頼りにくくなります。

基本的にヘルパーとの契約は時間が決まっており、急な依頼は無理な事が多いです。

それもそのはずで、ヘルパーさんも一日のシフトが決められており、一日で何人もの高齢者のお世話をしているのです。また、サービスを使用しすぎると実費負担になる可能性もあります。

そこで私たちが呼ばれる訳ですが、会話がまだ出来るうちに呼ばれれば話を聞く事も出来ますが、会話すら出来ない状態だった場合は困難な搬送となります。

さらに、自宅に頼れる人の連絡先が見つからない場合は非常に困ります。

会話出来た場合でも頼る人はいないと話される事もあります。

高齢で独り暮らしになる事は避けられないこともあるかと思いますが、介護だけではなく頼れる存在の必要性を感じます。

介護だけ受けていればそれで充分だということにはならず、孤独感を解消することも介護にプラスして必要だと感じます。

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介護の光と闇

みなさん「ネグレクト」と言う言葉は聞いたことがあるでしょうか?

介護を知っている方なら聞いたこともあるかもしれませんが、色々な解釈はあるかと思いますが介護を放棄してしまうと言う様な意味合いです。

この言葉は介護とは切っても切り離せない言葉です。

介護をするのは最近はロボットに一部を任せる事が出来るようにはなりましたが、やはりまだ人の手が必要です。

切り離せないとは、手を差し出すのが人であるので感情を捨て介護をすることは不可能だからです。

逆に感情がなければ相手に寄り添った介護などは出来るはずもありません。

しかしながら、あまり手のかからないうちは早く良くなってね!とか元気になってね!と思えるかもしれません。

これが前向きな考え光の部分です。

逆に手がかかりマンネリや同じ事の繰り返しであれば、介護をしてる人のうちでも手を抜いたりする人もでて来るはずです。

これが介護の闇です。

なぜ私が光と闇に例えたか?それは朝があれば夜もあるように紙一重であると言うことです。

介護をされている方には闇など無いと反論される方もいるかもしれませんが、救急を現場とする私達からすればそうでは無いことも見えてきます。

完璧に相手の要望に応える介護は不可能では無いのかもしれません。

しかし、それだけの労力をする人の力は日本には今は無いと言えます。

ゆえに家族や身内、兄弟に介護を任せざるおえない現状では、いかに「ネグレクト」を早く見つけ放置しないかも大切な介護の1つではないかと感じます。

救急現場から見た介護

これまで私から一方的に見たお話をしました。

読んでいて反論も多々ある方もいるかと思います。

しかし、世の中には本当に介護を受けていると思えない方が多くいます。

様々な事情により自分で介護を望まない方や、回りに迷惑をかけない様に高齢者のみでも家族て介護をされている方など様々です。

生きてる以上は周囲に気を遣い生きていかなければならないのが現実です。

しかし、私の経験から頼りたい時に誰にも頼れなかったりするのは非常に寂しい気がします。

介護のネットワークがもっと発展しせめても頼れる人がいる介護が実現することを祈ります。

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