認知症高齢者を介護する現場の問題と対策!愚痴が多いが現実です。

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超高齢化社会と認知症

日本は、超高齢化社会に突入し、いよいよピークと言われる2025年を迎えます。

私の働く介護施設では、認知症をあわせ持つ、精神科患者が増えています。

国の施策で、精神科の解放病棟に長年いた患者が追い出され、精神科が抱き抱えていたとされるたくさんの老人達が少しずつ開放されているのをまさに実感しています。

以前は、精神科疾患のみで開放されていたのですが、最近は精神科疾患に加えて認知症の症状がついている患者様が多いです。

気のせいかもしれないですが、病院やクリニックで認知症加算がつくようになってからは、軒並み認知症の病名がついてきている気がします。

訪問看護は、認知症患者を精神医療で介入できないため、介護保険で介入することになります。

急に対応することが、多くて大変です。

訪問介護と受診

訪問介護は、認知症の勉強をたくさんしてわかったつもりでも、アルツハイマー認知症やレビー小体型認知症などたくさんの種類に別れるので、少しずつ違う事を理解するのは難しいです。

そもそも、フェイスシートに「認知症」としか記載の無い場合もあります。

さらに、患者様達の多くは、内科の基礎疾患があり、介護保険の認定をすでに受けておられる方が多いです。

病院側は、出してしまえば定期通院になるか、施設の往診医が主治医になるかで楽になると思いますが、現場の介護スタッフは、たまったもんじゃないです。

簡単に通院と言っても、なかなか受診まで進みません。

病院に受診することを事前に説明していても、朝になると「はじめて今聞いた」とか「「なんで早く言わないんだ」と、不機嫌になる人もいます。

おまけに汗だくでようやく病院へ連れて行けたとしても、病院では猫をかぶり、大人しい患者を演じているので、同じ内容の処方だったりすると、「薬のコントロールができていないじゃないですか。」と言いたくもなります。

診察時は変わりないので、あんまりクレーム的な事をいうと、同行したこちらが変な目で見られ、こちらのメンタルがへばるという悪循環に陥ってしまいます。

最近は、同行するこちらも感情を押さえるテクニックを身につけて、日々の介護記録のやりとりであったり、夜間帯でのやりとりであったりを会話のまま、記録として残しプリントアウトして持参するようにしています。

ダラダラ説明しても嫌がられるので、医療側にわかりやすいように、「不眠で23時に寝て1時間毎に起きています」とか「不穏で廊下やベランダに出ようとされたり、施設の玄関鍵をこじ開けようとされています」とか「暴力行為があり、杖を振り回したりタッチアップなどの福祉用具を破壊したりしています」と、具体的な説明をしています。

最近はSNSで問題の動画がアップされていますが、そのうち介護側からの悲鳴で動画がアップされるようなことが起きるかもしれませんね。

それほど深刻な問題になってきています。

施設の訪問看護

施設には、訪問看護の看護師さんが来ますが、精神科疾患だけの患者様には、同じ訪問看護ステーションの看護師さんに来てもらっています。

どうやら、精神科を算定できるステーションとできないステーションに分かれるようです。

精神医療で介入してもらっていますが、ケガの処置や軟膏塗布、排便コントロールや浣腸、部屋の環境整備など全般的に助かっています。

精神医療でリハビリも行ってもらい、専門家の作業療法士まで来られて細かい手の作業やマッサージ、足の筋力トレーニングなど至れり尽くせりです。

ただ、認知症がついた途端に、精神医療から介護保険での介入にかわるので、看護師もリハビリも途端に点数がなくて、切ってしまうケースが多いです。

認知症を合併している人こそ、大変なので看護師やリハビリの専門家の方に入ってもらえる制度があればすごく助かります。

医療を圧迫しているので、介護保険制度ができたのは十分承知していますが、現場の本音をいうと認知症の人こそ医療チームが補助に入ってくれると大変助かります。

漏便や便いじりの患者様も多く、排泄の問題は下剤の服用をされている方が多くて、深刻な問題になっています。

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若い職員とオバチャンヘルパー

若い人は、便失禁や大量の排便介助にあたると、気分が悪くなったり臭いで食欲を無くしたりして、日々の疲れも溜まってきており、離職率がとても高いです。

忍耐強いのは、定年したいわゆるオバチャンヘルパーですが、そうなると仕事もしないのに居すわり、パソコンはできないので、結局若いヘルパーがパソコンも行い、重い人も若い人が行い、せっかく来た若いヘルパーは辞める流れになっています。

精神科の病院やクリニックは、認知症の患者を算定できるのに訪問看護が医療算定できないことで、介護の現場は、非常に圧迫されており、若い世代の介護職離れが進んでいます。

今後、施設の中でも介護職員不足が深刻になり、スタッフも高齢になり、言った言わない、書いた書かないと小さい問題が積み重なり大きな事件や事故に繋がらないように、働きやすい環境を整えていきたいです。

皆様の介護現場の問題もコメントを頂ければ助かります。

できるだけ多くの人で現在の問題を共有したいと思っています。

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