デイサービスの問題点と不登所!認知症高齢者のサービス拒否の理由は?

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はじめに

現在、デイサービスで働いている介護職員や在宅介護で、親の手伝いをしている人には目を通して頂きたいです。

これが、デイサービスを拒否する理由の一つです。

在宅介護の状況

87歳になる私の母は、父が亡くなってから独り暮らしです。

現在で独り暮らし5年が過ぎました。

交通の便利ではない住宅地の一戸建てで暮らしています。

隣県に住む私は、週1~2回母の様子を見に行っていましたが、生活がだんだんしづらくなり、8か月前からデイサービスとヘルパーによる介護サービスを受けることにしました。

正直それらのサービスについて、母はよく理解して契約したとは言い難いですが、私は説明して母にサービスの利用を強く勧めました。

母は軽度の認知症もあるため、私は一日2回電話して状況を聞いています。

「気兼ねなく一人で自由に過ごしたい」と独り暮らしの希望を繰り返し、私の家に来てもすぐに家に帰りたがります。

現在、ヘルパーさんは毎週2回、それぞれ1時間ずつ掃除や料理を助けてくれますが、どちらかというと母は煩わしく思っているようです。

「他人に入ってもらいたくない。独りでやるから放っておいてもらいたい。」と思うようですが、腐った食べ物やゴミであふれかえる部屋で寝起きすると思うと、介護サービスを続けてもらいたいと思っています。

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デイサービスの拒否

そんな中、デイサービスは食事やお風呂もあるため、絶対に利用してほしいのですが、ここ1か月は行きたがりません。

毎回、母はデイサービスの直前になって確認すると、「なんとなくふらつく」「周りの人に迷惑をかけたくない」など理由にならない理由を並べ休み続けます。

もともと母は勝気な性格で、やや上から目線の発言が多かった人でしたが、デイサービスにはすぐに馴染み、似た年代の方との話を楽しんでいるかのように見えていました。

比べることも見栄を張ることもない、気楽なデイサービスを受けられてよかったと私も思っていました。

サービスを拒否する理由


去年の秋、母がデイサービスからもらってきた写真がありました。

他の利用者の方2名と撮ったハローウィンの仮装写真でした。

写真の母は金髪のカツラをつけ、杖をもって座っていました。

そして年末になると、12月や1月カレンダーを作ってきたようで、家の壁に貼っていました。

A4タテの画用紙の上半分に描かれた絵に着色し、下がカレンダーになっているものでした。

それはまるで子供用の塗り絵を言われるがまま手を動かした感じのもので、色鉛筆の色も薄く、(この作業をするのが嫌だったんだろうな。作業の時間、手を動かさざるを得なかったんだろうな)と思わせるものでした。

多分、これ以外にもデイサービスの施設ではいろんな行事があって、これらはほんの一部なのだと思います。

そして母の不登所・・・。

母は、このデイサービス自体に決定的な不満をもっているわけではなく、「ふらつきがなくなったらまた行きたい」「季節がよくなってきたらまた寄せてもらいたい」と言います。

また、「あの人たちと同じなんやと思うと寂しい」とも言いました。

ずっと下を向いたまま過ごされている方、トイレの介護が必要な方、独り言ばかり繰り返される方、いろいろな方がおられます。

母は、少しは理解できるものの、やはりこれらの環境に順応することが難しく感じるようです。

施設の職員は、これらすべての方を相手にサービスを提供するのですから、仕方ないといえば仕方ないことですが・・・。

母は自分と同じような生活ができる方々とご一緒したいのでしょうが、今の介護保険の範囲でそれは無理な話です。

でも、母の気持ちを本当に諦めなくてはならないのでしょうか?

今後の課題

デイサービスに行かずになんとかなるのであれば、母の自由を尊重すべく私はデイサービスには行かなくてもいいと思います。

おそらく、ケアマネさんも施設の方も同意見だと思います。

しかし、歳をとって日常生活が難しくなるのは当たり前なのに、それを少しでも楽にするために利用するサービスを受けて「寂しく」なるのはどうなのでしょうか?

個人の尊厳を大切にする、いや、そこまでいかなくても母の小さなプライドを保てるようなサービスの在り方を考えてもらうことはできないものでしょうか?

老いというものは、そのような切なさや寂しさを受け入れることだから、現実を直視すべきなのでしょうか?

先ほどの写真話に戻ると、母はハローウィンの意味も分からず、仮装で自分がどうなっているのかもわからず、写真をもらって初めて自分がどうなっているかを知ったといいます。

また、カレンダーは皆がそこで色塗りの作業をしているので、母も色を塗っているフリをしたようです。

子供たちが、クリスマスツリーの前でプレゼントを開けている塗り絵を87歳のおばあさんが綺麗に塗り上げる方が不自然な気もしました。

母の不登所の理由は一見わがままのようですが、私は今の介護保険で得られるサービスの限界を示しているように思えてなりません。

私は母が自分の誇りを失わない生き方と、母の受容性をさらに高める生き方が矛盾せずに共存できるような介護サービスが理想だと思います。

母に限らず、皆そうではないでしょうか?

世間に多いと思われる「デイサービス行きたくない」病の根源には、個人の尊厳や自由意志の確保の問題があるように思いました。

今回の件はケアマネさんに相談し、今の施設の近隣の施設で気分転換してもらおうかと思っています。

以上、母のわがままに端を発したデイサービスについての一考です。

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