在宅介護におけるデイサービス利用のメリットの体験談!入浴が大変

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自宅で介護を受けたい

皆さんがもし介護を必要とする状態になったとして、どこでどのような介護を受けたいでしょうか?

「まだ若いからそんなこと考えていないよ」という方もいらっしゃるでしょう。

少し古いですが、内閣府の発表によれば、要介護認定者は平成27年度末時点で606.8万人(これは要支援1から要介護5と認定された方の合計です)、そのうち自宅で介護を受けたいと回答した人の割合は実に73.5%と、かなりの割合を占めています。

在宅介護を受けたいといっても、「全ての介護を家族中心で行なって欲しい」「家族の介護と外部の介護サービスを併用して生活したい」「家族に依存せずに生活が出来るような外部の介護サービスがあれば、それを利用しつつ自宅で生活したい」など、様々な希望があります。

要介護者の希望を全て叶えられるのが理想ではありますが、どうしても難しいという場合も多いでしょう。

特に近年問題になっている老老介護や認認介護の場合、介護者が仕事をしているなどの場合は、例え要介護者である家族が「全ての介護を家族に行なって欲しい」と希望していたとしても対応は厳しいと考えられます。

在宅介護の体験談

ここで私の体験談をお伝えします。

正確には私が介護をしていたわけではなく、私の祖母が曾祖母を介護していた時の体験談です。

当時、私は小学校高学年でしたから、祖母が行なっていた介護の全てを把握しているわけではありません。

それを踏まえた上で、印象的だったエピソードをお話させて下さい。

現在、在宅介護で悩まれている方の力になると思います。

曾祖母は90歳を過ぎていましたが、寝たきりではありませんでした。

ただ、やはり体力の衰えや認知症の初期症状があったことで、介護は必須となっていました。

曾祖母は住み慣れた自宅での介護を希望し、また、昔気質の祖父は世間体を気にして、施設への入所などはさせずに自宅で介護をするようにと祖母に言っていました。

食事は他の家族と同じ物を食べられましたし、四つん這いでの移動も可能でした。

排泄は自室でいわゆる「おまる」に排泄していました。

ポータブルトイレを使用しなかったのは、立ち上がる動作が不可能だったためです。

父母も同居はしていましたが、2人とも仕事で介護はほぼ手伝えません。

私自身も食事を運ぶ程度しか協力していませんでした。

つまり、曾祖母の介護のほとんど全てが祖母の肩にのしかかったのです。

当時の祖母はおおよそ60歳でしたから、老老介護と言っても差し支えないでしょう。

自身の体力も衰えてきた中での介護がどれだけ大変だったのか、自分が介護職を経験してからようやくわかりました。

入浴介助が大変

入浴は最も大変だったようで、基本的には洗髪と洗身のみで済ませていましたが、曽祖母は時々「湯船に入りたい」と訴えることがあったようです。

その際には浴槽の縁に掴まってもらい、曾祖母の身体を抱え、力一杯持ち上げて何とか浴槽に入れていたそうです。

勿論、浴槽から出る際の介護も楽ではないのは想像に難くありません。

何せ、浴槽の高さは約60㎝。踏み台なども設置されていなかったのです。

「このままだとばあちゃん(曾祖母)より先に私が身体を壊す」と祖母が訴えたのは当然のことといえます。

デイサービスの利用開始

訴えを受け、家族での話し合いをした結果、週3回のデイサービス利用が決まったのです。

曾祖母は普段からあれこれと細かいことで祖母を呼ぶ癖がありました。

週3日の日中のみとはいえ曾祖母の呼び出しと介護から解放された祖母は、今まで出来なかった自分の趣味にも手を付けられるようになり、表情が明るくなったのが小学生の私でもわかりました。

最初はデイサービスの利用を拒否するかと思われた曾祖母ですが、数回通って慣れてくると「あそこ(デイサービス)に行くのも悪くないな」という言葉が聞かれるようになりました。

他の通所者さんや介護職員さんとの会話や、外へ散歩に行けること、歌を歌ったり昔の映画を見るなどのレクリエーションが楽しみになっていたようです。

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入浴介助問題の解消

特に良かったのは、入浴でした。

専用の入浴施設があり、専門のスタッフが介護することで、自宅で入浴するよりもずっと楽にお湯に浸かれることが曾祖母はとても嬉しかったようです。

デイサービスから帰って来て、笑顔でそれを教えてくれることも多々ありました。

自宅で浴槽に入る際、「もっと楽に入らせてくれ」と祖母に訴えていたこともありましたが、それが解消されたのです。

これは曾祖母、祖母、両方にとってデイサービスを利用したことの大きなメリットのひとつだったことでしょう。

もし、祖母が自分の訴えを飲み込み、デイサービスを利用しないまま介護を続けていたとしたらどうなっていたでしょう。

祖母は無理な介護をほぼひとりで行なうことで遅かれ早かれ身体や精神を壊していたかも知れず、曾祖母も楽しみと言えるような楽しみを感じることもなく自室にこもって過ごすことで、認知症の悪化や寝たきりになる可能性があったかも知れません。

どちらも可能性の話です。

今となっては、どうなっていたかは想像するしかありません。

ただ、我が家の場合は「自宅で家族の手による介護をして欲しい」という希望を完全には叶えられずデイサービスを利用することとなったわけですが、結果的には介護者、要介護者とも良い方向へと向かうことが出来ました。

在宅介護の形に正解はありません。

家族のみで四六時中介護をすることは、多くの方にとってとても大変なことでしょう。

最初は拒否していたサービスも続けることで受け入れられることもあるでしょうし、受け入れられなくとも別のサービスを試すことも出来ます。

基本的にいつまで続くかわからないのが介護というものです。

ケアマネージャーさんなどに相談し、介護者、要介護者双方が納得できる形を見付け、少しでも苦痛の少ない在宅生活が出来るようにしていきたいですね。

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