在宅介護での感染予防は不必要!外部からの持ち込みを防ぐことが重要

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訪問ヘルパーの仕事

訪問ヘルパーは、いろいろな家庭にお邪魔して仕事をします。

そのなかには、ものすごく劣悪な環境の下で介護されている家庭もありました。

超高齢化社会の世の中ですので、老老介護をされている家庭も珍しくはありません。

最近では認認介護といって、認知症の方が認知症の方の介護をしている事もあります。

訪問ヘルパーの経験の中で、これはちょっと…と思ってしまうような事例もありましたので、紹介したいと思います。

訪問介護では、靴を脱ぐことすらためらってしまうようなゴミ屋敷にも訪問しなくてはいけませんでした。

ゴキブリの温床のような家庭もありましたし、急にネズミが飛び出してきて、心底びっくりしたこともありました。

あまりにもひどいので、役所にかけあって、ねずみ駆除の業者に入ってもらったこともありました。

老々介護

あるお宅では、寝たきりの奥様の介護をされている80代のご主人がいらっしゃいました。

ご主人は、毎食を手料理を作り、奥様の食事介助をされているという甲斐甲斐しくほほえましい光景がいつも見られていました。

奥様は自分からは水分を摂らないので、麦茶を作ってストローで飲ませるのですが、ストローにカビが生えていたのでびっくりした覚えがあります。

老眼で、細かい文字などは見えないご主人でしたので、ストローの黒カビも全く見えてない様子でした。

ご主人にお伝えしたところ、素直に見えないことをお認めになり、感謝され、すぐさま交換してくださいました。

老老介護ですと、むやみやたらに介護している人の行為を否定したり、たしなめる様な行為をすると逆鱗にふれてしまうことがあるので、注意が必要です。

基本的には、いつも介護している人は、「自分のやっていることを認めてもらいたい」という思いを抱えながら介護をされているという事を肝に免じて言葉かけをする必要があります。

介護している人が高齢者でなくても、それは同じ事です。

介護は孤独な作業

基本的に、介護というのは孤独な作業だと言えます。

特に、男性の介護者というのは自分のアイデンティティとか達成感というのが、どんどん失われていく負のループに陥りやすい傾向にあります。

仕事をやめて、介護をすることを選択した息子さんなどは、訪問した時に急に号泣して、びっくりしたことがあります。

その息子さんは介護の合間に買い物に行き、スーパーのワゴンセールをおばさん達と買い漁っているとき、「自分はいったい何をしているんだ」という虚無感に襲われたという体験を涙ながらに話してくれました。

自分で選んだ道とはいえ、やりたい事ややるべき事をいったん心の隅に追いやって、介護に専念しているということは、精神的にも追いつめられる状態です。

一人で抱えこんでいる介護者こそ、話し相手としてガス抜きが必要です。

在宅の感染対策

終始、緊張を強いられている介護者ですので家事などにも当然手は回らなくなりますし、感染対策なども病院ほどは行き届かなくなるのは当然です。

介護者および、介護されている方の健康状態を維持することが最も大事ではありますが、家庭においては病院ほどの感染対策レベルを求めることは無理があるかと思います。

ある家庭では、吸引されている吸引瓶のお掃除の頻度は1カ月に1回あるかないかでしたし、中の消毒液もいつ交換したのか疑わしい状態でした。

もっとも絶句したのは、おじいちゃんが、おばあちゃんの痰を吸引したチューブを、通水も消毒もせずに、迷わず自分の口の中につっこんで痰を吸引している場面に遭遇した時でした。

「さすがに、それはやめましょう」と言いましたが、考えてみたら余計なお世話だったかもしれません。

そのご家庭では、85歳のおじいちゃんはおばあちゃんを10年介護されてきたわけで、その間一度も熱もださず、床ずれもつくらず、おばあちゃんは幸せそうにいつもニコニコとしていたのです。

おじいちゃんの愛情があれば、適当な感染予防であっても、そこの家庭では問題なく日常が進んでいたことを目の当たりにした一例でした。

そこの家庭のやり方で、おばあちゃんは何ひとつ健康状態を害することなく、幸せに暮らしていたわけですから余計なことをする必要ななかったのでした。

むしろ、気を付けなくてはいけないのは、外部からの持ち込みであり、外から入ってくる我々のようなヘルパーや往診医こそ、しっかり手の消毒や手洗いマスクをして接しなくてはいけないのです。

逆にいえば、病院という場所が世の中で最も、ばい菌だらけで汚染されている場所だということです。

家の中にずっといる限りは、病院の中で医療者がやるようなスタンダードプリコーションなど全く不必要なのです。

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