お酒の飲みすぎでブラックアウトすると認知症のリスクが高くなるの?

スポンサードリンク

<忘年会の計画>

そろそろ「今年の忘年会はどの店でやろうか?」とか「去年の忘年会での係長の泥酔いして失態した姿は酷かったよなあ。まあ本人は何も覚えていないらしいけど」などという話題が、あなたの職場でも交わされ始めているのではないでしょうか。

<ブラックアウト>

お酒を飲んで、記憶をなくした経験はありませんか?

「いったいどうやって家まで帰ったのか覚えていない」、「何やら恥ずかしい言動があったらしいけど、覚えていない」、「どうして服が破けているのだろう?何も覚えていないけど、どこかで転んだのかなあ」、「どうして、バッグの中にジョッキが入っているのだろう?もしかして、盗んで帰ったのかなあ」などという経験がある人もおられるのではないでしょうか。

あなた自身はこのような経験はなくても、友人や知人の中にはこういった経験を持っている人もおられることと思います。

このように、お酒を飲んで記憶をなくすことを「ブラックアウト」と言います。

脳がマヒしている状態なので一種の脳障害ですが、このブラックアウトが認知症にも影響を与えているのです。

1日4合の飲酒×10年で脳が萎縮すると言われているので、お酒の飲み過ぎは認知症にも繋がります。

大量に飲酒する人は、適量飲酒の人よりも6年以上早く認知症の兆候が現れるという研究報告もあります。

ここでいう大量は男性なら週に15杯以上、女性なら週に8杯以上で、1杯はビールなら350mL、日本酒なら90mⅬです。

そのため、1年に2回以上ブラックアウトを起こしている人は、アルツハイマー型認知症のリスクが10倍になる、という認知症専門医も多いです。

若年性アルツハイマー症の人の半数以上が、アルコール依存症だというデータもあります。

また逆に、アルコール依存症で治療している60歳以上の人のうち約40%に認知症が見られたというデータもあります。

ブラックアウト

<ブラックアウトは一生に1回までにしておけ!>

私たちは大脳の新皮質によって、原始的な要求を司っている古い脳が暴走するのを抑えています。

つまり、大脳新皮質は理性をコントロールしているのです。

しかしアルコールを飲むと、この新しい皮質のブレーキが効かなくなって、古い脳が暴走して理性が失われてしまいます。

原始的な要求のみが前面に出て来るので、冒頭の係長のような見苦しい酷い失態や言動となるのでしょう。

ビール中瓶1本とか日本酒1合程度のほろ酔いであれば、大脳の新皮質の活動が鈍くなる程度ですが、ビール中瓶4本とか日本酒4合などになると酩酊状態となり、小脳にまでマヒが及ぶのです。

小脳がマヒした結果の1つが、千鳥足という状態です。

更に飲んでビール中瓶7~10本とか日本酒7合などになると、脳の海馬までマヒしてしまい、今起きていることや自分がやっていることが記憶できなくなってしまいます。

そしてビール10本とか1升酒になると、脳全体がマヒして呼吸中枢までもやられてしまい、命も危なくなります。

<本当に、何も覚えていないの?>

ある人は、こんな苦い経験があります。

お酒を飲んで千鳥足で帰宅してしばらくした時に、電話がありました。

親友が事故で急死したという連絡でした。

当然のことながら物凄くびっくりして、何とか仕事の都合をつけてお通夜か告別式かどちらかに出たいと思っていたのでしょう。

お通夜や告別式の日時などをメモに書いて電話の側に置いていたのに、翌日はそのような電話があったことなど何一つ覚えておらず、お葬式をすっぽかしてしまいました。

後日友達から「どうして何の連絡もなしに来なかったのだ」と言われても、全く何も覚えていなかったのです。

ただただ、自分の失敗に血の気が引くだけだったそうです。

こんな大事なことも忘れてしまうのですから、本当にお酒の飲み過ぎは怖いと思います。

ブラックアウトはビール中瓶4本以上や日本酒4合以上で起こりやすくなります。

ブラックアウトで脳がマヒしてもまた元に戻りますが、頻繁にブラックアウトを起こしていると次第に元に戻るのに長時間を要するようになってきます。

そしてついには、不可逆的になってしまうと考えられているのです。

若いうちは特に症状はなくても、40歳を過ぎた頃から急激に物忘れが酷くなるというケースが少なくありません。

健康情報番組によく出演している医師は「ブラックアウトは一生のうち1回だけにしてください。何度もやっていてはダメです」と言っていました。

「同じ失敗を何度も繰り返すな!」とよく言われますが、それはアルコールでは尚更の事です。

お酒の失敗は一度きりにしましょう。

スポンサードリンク

<アルコールと生活習慣病と認知症>

生活習慣病が認知症のリスクを高めるということは、もう既知の知識でしょう。

糖尿病があると認知症のリスクは2倍、高血圧があると2倍、脂質異常症も2倍と言われています。

その生活習慣病とアルコールの飲み過ぎが関係するという事も、既に熟知していることでしょう。

アルコール依存症から生活習慣病そして、認知症と言う道を歩かないようにしたいものです。

<アルコールとウェルニッケ脳症>

ウェルニッケ脳症という疾患を知っていますか?

ビタミンB1不足が招く脳障害ですが、このウェルニッケ脳症はアルコール依存症の人にも起きることが多いのです。

アルコールを分解する時には大量のビタミンB1が必要です。

十分にビタミンB1を摂っているつもりでも、すぐにアルコールが分解してしまうので、お酒を飲み過ぎると足りなくなってしまうのです。

ウェルニッケ脳症になると、物忘れや見当識障害(ここどこ?今何時?など)が起きたり、忘れた部分を覚えている部分で繋ぎ合わせようとするために作話が多くなったりします。

また、鬱状態になったり攻撃的になったりすることもあり、認知症と少し似ている部分もあると言えるのではないでしょうか。

お酒でブラックアウトすると認知症のリスクが高くなるの?

<脳を守るためには適量を守ろう>

忘年会で楽しくお酒を飲むのは良いですが、やはり飲み過ぎるのはNGです。

脳を守るためには、純アルコールで20gまでにすることをおすすめします。

純アルコールで20gとは、
・焼酎25度で100mL=2分の1合
・ビール5度で500mL=中瓶1本
・清酒15度で167mL=1合弱
・ワイン13度で192mL=1合弱
・ウイスキー40度で62mL=ダブル1杯

「たったのこれだけ?」と、かなり少ないと感じるかもしれませんが、これが真実です。

適正量は次の式で計算できます。

適正量=20÷アルコール度数÷0.8×100

乾杯で1杯飲んだら、後は飲むのではなく食べたり会話を楽しむようにしましょう。

おつまみにビタミンB群が多い、豚肉やうなぎ、あさりやサバや納豆などを加えるようにするとベターです。

<忘年会は適量内で楽しく飲みましょう>

そろそろ忘年会シーズンですが、くれぐれも記憶を無くしてブラックアウトすることなどないように、適量内で楽しんでくださいね。

そして、お酒の強要は犯罪だという事も肝に銘じておきましょう。

スポンサードリンク

【当サイト人気公式広告】
こちらは厚生労働省の認可のもと運営しているサイトです。
資格なし未経験OKの介護求人が多数掲載されています。
しかも働きながら、10万円以上する介護資格が無料で取得できる制度もあります。
最近、注目されているサイトです。
【かいご畑公式サイト】


こちらも厚生労働省の認可のもと運営しているサイトです。
残業が少なく、有休休暇を取得しやすいホワイトな会社のみ掲載されているのでおススメです。
新聞にも紹介されており、今話題のサイトです。
【しろくま介護ナビ公式サイト】


Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です