若年性アルツハイマー型認知症の事例!発症からサービス開始まで!

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若年性アルツハイマー型認知症とは

一般的に、若年性アルツハイマー型認知症とは、65歳未満で発症した認知症のことを言います。

現在、発症年齢の平均は51歳と若く、実際に私自身が出会った方の最低年齢は38歳の女性でした。

若年性アルツハイマー型認知症の初期から中期は、身体的にはまだ健康で力も強い方が多いです。

介護サービスがかかわるようになった時、症状の特長的には「徘徊が激しく、攻撃的、性的感情が強く、感情の起伏が激しい、多くの方が失語症を伴っている」このような状態で支援が入ることが多いのではないでしょうか?

まさに、本当の所をいうと介護スタッフにとっては、支援困難な方が非常に多いです。

その背景はというと、発症年齢が若いため、子供がまだ在学中であったり、家を購入したばかりであったり、本人も出世したばかりだったり、自分の両親の介護が必要であったりします。

また、両親の方が健康で老後の第二の人生を楽しもうとしているところだったりと本人だけではなく家族の生活にも大きな影響がでます。

アルツハイマー型認知症は、脳の萎縮が進んで進行し、最終的には死に至ります。進行のスピードはその人、環境などによって違いはありますが、10年を1ステージに階段状に進行していくのが特徴的です。

事例紹介

ここで一つ、本当にあった若年性アルツハイマー型認知症の方の事例を紹介します。

仮に、若年性アルツハイマーの本人;信子さん、1人娘;ルパ子さんとします。

当時、信子さんは41歳、ルパ子さんは13歳。

母子家庭でした。

信子さんは、縫製工場で働いており、ルパ子さんは中学1年生でした。

信子さんが夫と離婚した理由は、夫の家庭内暴力が原因とルパ子さんは、聞いていたということです。

信子さんは、子供、家庭より仕事のキャリアウーマンであり、几帳面で完璧主義でした。

信子さんがキャリアウーマンになった事情は、ルパ子さんを1人で育てるために、収入をアップしないといけないということからでした。

そして、ルパ子さんには、毎日、塾やお琴、習字に踊りと習い事をさせ、門限や身嗜み、言葉遣いにも厳しかったそうです。

常に「女1人で、一人っ子だから甘やかされて育てられている」と周りから言われないようにと言っていたそうです。

アルツハイマー型認知症発症

しかし、夏頃を境に急に仕事を休むことが増え、遂には突然の無断欠勤を重ね退職をしなければいけなくなってしまいました。

そこから転職、離職を繰り返すもののまったく人間関係も仕事も上手くいかず、自分でなにがなんだかわからないまま後悔ばかりしていました。

ある時、車でなぜか他県まで行き、事故を起こしてしまいましたが、その時の状況を思いだせないため、一方的に賠償を負わされることになったこともあったようです。

また、ある時は、スーパーでお金を支払うのがわからず持って帰ってしまい、警察に捕まりました。

ルパ子さんは、まだまだ認知症も精神障害も理解できる年齢ではないため、そんな母親に反抗しか覚えず、ほとんど母親と関わらなかったと話していました。

この時から、信子さんの抑鬱症状、実行障害、失行、認知障害、徘徊などがはじまっていたと考えられます。

5年後、信子さん46歳、ルパ子さん18歳の時、信子さんは家でルパ子さんに向かって包丁を振り回したり、投げたりする暴力行為が出ました。

買い物に行くと「周囲の人が自分のことをバカにしている」と幻聴を訴え立腹し、暴言を吐いたり、下着姿で外を徘徊したり、男性を触りに行く性的行為をしたりします。

何かに襲われると幻視を訴え、数日間布団に潜りっぱなしで出てこなかったりしたこともあったそうです。

さすがにルパ子さんも異常に感じ、精神的な疾患を疑い病院に連れて行こうとしても、激しく抵抗され、受診はかなり困難だったため、ルパ子さんは友人に相談し、市役所の無料相談を頼ってみた結果、介護保険制度を知ったということです。

精神保健福祉士が訪問し、一緒に脳神経外科を受診、若年性アルツハイマー型認知症と診断を受けました。

介護サービスの開始

現在は、サービス付き高齢者専用賃貸住宅に入居し、デイサービス、自立支援での外出支援で1時間のウォーキングを日課にし、投薬もなく安定されています。

多くの場合、介護保険でサービスが介入するのは、この頃からかと思います。

この段階では、気にいらないことがあると駄々をこねるように怒ったり、やきもちを妬いたり、言語が思うように発せなくなっていたり、本人の言動や認識は子供返りしていることが多いです。

実際、身体は大きく、力も強いので、関わりにくく怖いと感じるスタッフも多いです。

しかし、この段階では、自分の自己主張はできているので、人の顔を認識できていたり、こちらの話す言葉は、単語であれば理解できていることも少なくありません。

本人の体調や周囲の環境にも考慮しながら、十分に日頃からスキンシップやコミュニケーションを図ることで、信頼関係を築き、暴力行為を回避することができます。

認知症の方との信頼関係作りは、その人の今までの習慣、生い立ち、時代背景や環境を知る所からだと言えます。

信子さんの場合も、支援が始まるまでにそのような経緯があったと知ることで、今後の関わり方も変わります。

発症年齢が早い分、意外と好きな歌手や芸人や趣味も介護スタッフと同じ年代のことが多かったりします。

まずは、信頼関係を作るきっかけとして、最近の流行のアイドルなどをテレビや音楽で流してみたりすると笑顔が溢れることもあります。

若年性アルツハイマー型認知症は、他の認知症と違い進行を遅くしたり、止めることはできません。

しかし、ケアやサービスの仕方によって暴力行為や幻視、幻聴、幻覚、抑鬱症状、徘徊、性的行為などを抑えることは可能です。

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