介護施設でのノロウイルス感染対策の研修資料と検査キッドの使用方法!

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介護施設で高齢者がノロウイルス性胃腸炎に感染した。

または集団発生したという経験をお持ちの方も少なくないと思います。

今回は、ノロウイルス性胃腸炎の特徴や感染対策について紹介します。

ノロウイルス性胃腸炎

原因となるのは、ノロウイルスです。

牡蠣を食べて感染したという事例は有名かと思いますが、必ずしも牡蠣だけに限定されたものではありません。

不適切な食品管理、例えば食品の温度管理が十分でない、十分な加熱処理がされていない、そういった食品を経口摂取することで感染に至ります。

ノロウイルス性胃腸炎は、体内に100個のウイルスが存在すると発症すると言われています。

インフルエンザウイルスですと、約10万から100万個で感染と言われていますから、ずいぶんと少ないウィルス量で感染が成立することになります。

言い換えると、それだけ感染力が強いウイルスで、ウイルスの中でも最強クラスと言われたりしています。

ノロウイルスに感染しますと、38℃程度の発熱、吐き気、嘔吐、水様便のような激しい頻回の下痢、それに伴う脱水症状、全身の倦怠感などが表れます。

これが徐々にではなく急激に、感染後幅はありますが12時間くらいで表れてきます。

感染力が非常に強いため、ただの下痢など一過性の消化器症状だろうと見ていると、感染が拡大してきます。

ノロウイルスの検査

そのため、適切な臨床検査が必要とされてきます。

簡単な検査方法は、便の中に含まれるノロウイルス抗原、抗原とはウイルスなどの病原体と言い換えてもらえば分かりやすいと思いますが、そのウィルス自体を検出する検査になります。

具体的には、検査キットを使います。

どこの病院でも置いている訳ではないのですが、最近は導入している病院やクリニックは増えて来ています。

方法ですが、症状のある人から採便をしてもらい、検査キットに付属されているスワブ、これは綿棒のようなものですが、これに便を付着させます。

付着したスワブを専用の液体、これは専用容器にいろいろな試薬が入っているのですが、それに浸して十分に抽出します。

抽出した容器に専用の濾過フィルターを付けて、検査キットに数滴垂らします。

その後、15分程度かけて、検査キットにある反応窓に、ラインが現れるかどうかを見ていきます。

ウイルスが含まれている場合は、検査キットに含まれている、抗原と結合する抗体と言われるものが反応し、黒色の線が反応窓に現れます。

現れた場合をノロウイルス抗原陽性、つまりノロウイルス性胃腸炎に感染していると判定します。

感染後の対応

ノロウイルス性胃腸炎には、現在のところ、有効な治療薬はありません。

従って、下痢や嘔吐に伴う脱水症状を防ぐために補液の点滴、十分な水分の経口摂取、整腸剤などで症状が軽快していくのを待つしかありません。

症状自体は3日ほどで軽快しますが、感染した本人にとっては辛い時間となってしまいます。

ノロウイルス性胃腸炎は強い感染力のため、感染対策が必要になります。

介護施設などの集団生活を送る環境では、まず感染者を隔離する必要があります。

個室隔離が原則になります。

集団発生するようなケースになって来ますと、部屋の都合などで個室隔離が出来なくなってくる場合も想定されます。

その場合には、感染者を1つの部屋にまとめることもやむを得ません。

感染者と非感染者を明確に分けて接触などをさせないことが重要です。

環境整備

隔離している部屋はもちろんですが、不特定多数の人や職員が触れるドアノブ、スイッチ類、テーブルや椅子などと言ったリスクになるものに対して0.02~0.1%次亜塩素酸で消毒することを徹底することが重要です。

なぜ次亜塩素酸かと言いますと、ノロウイルスはその独特の構造から、私達が一般的に感染対策に使っているウェルパスなどのアルコール系消毒剤が効かないからです。

従って、手指衛生についても、水道水での手洗いを正しく十分に行って頂く必要があります。

更に、汚物処理や感染者の処置、環境整備の際は、ディスポーサブルの手袋、サージカルマスクの着用は必須で、必要に応じてディスポーサブルのガウンの着用も考慮して頂く必要があります。

隔離の解除は、症状が消失してから最低48時間後とすることが感染対策上では推奨されます。

加えて、いつでもノロウイルス抗原検査を実施出来る環境の施設などでは、再検査を実施して陰性化を確認してから隔離を解除するところも多く見られます。

しかし、症状が消失してからも、約1か月間は感染者の便からはウイルスが排出されていると言われていますから、そうした点を十分に理解しておく事が必要です。

また、感染者と接する介護施設の職員の方の二次感染も当然考えられますから、感染対策の基本である手指衛生の徹底は最低限して頂く必要があります。

かつてはノロウイルス性胃腸炎は冬の時期に多く見られると言われていましたが、現在は環境次第で通年性の感染症となっていますので、十分注意をして頂きたいです。

疑わしい症状がある場合には、早朝の外来受診を心がけて下さい。

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