在宅での認知症介護はオープンにする事が負担軽減になる!超高齢化社会

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在宅介護

現在、日本では超高齢化社会となり、今後も加速していきます。

超高齢化社会の背景は、医療の進歩や栄養や健康状態が良くなったことにより、長生きする方が増えたわけです。

とても喜ばしいことではありますが、高齢者に聞いてみれば、「元気な体で長生きするならいいけど、痛みや病気がある体で長生きしても苦しいだけ」だと言います。

ましてや、認知症になってしまったら…。

子供や孫、配偶者の顔も名前も忘れてしまったら、自分で何も判断できなくなってしまったら。

そういった不安を持ちながら生きている高齢者は多いです。

現在、認知症を治す薬はありません。

しかし、認知症になっても、幸せに生きている方もいることはご存知ですか?

私は介護の仕事をしている上、在宅でアルツハイマー型認知症の祖父を看とりました。

祖父は認知症になり、段々と色々なことを忘れ、最期には寝たきりとなりました。

しかし、最期まで、住み慣れた家で家族と過ごしました。

認知症になっても、幸せに生きれることを理解していただきたいと思います。

認知症ってどんな症状?

認知症=忘れるっていう解釈だけの方が多いですよね。

しかし、認知症は脳が萎縮したり、脳の病気からくるものだったり種類があるんです。

そして、それぞれに症状が違うことを理解しましょう。

有名な症状とすれば、物忘れ、記憶力の低下、徘徊といったところですが、すべての人に同じ症状が現れるわけではありませんし、日によって症状が違うことも多いです。

専門的にいうと「周辺症状」と「中核症状」というものがあります。

「周辺症状」とは、徘徊、弄便など問題行動といわれるものです。

これは、環境などにより出てこない事もあります。

※最近では、問題行動という言葉は介護者側の視点であり本人からすると理由があっての行動の為、使わなくなりました。

「中核症状」とは、物忘れ、記憶力の低下など認知症になれば、必ずと出てくる症状です。

認知症を発症して、全く性格が変わる方もいれば、穏やかに過ごされる方もいます。

あまりにも、物忘れや徘徊などのマイナスイメージなものを取り上げるので、まだまだ理解不足なところも多いのが現状です。

祖父はもちろん、物忘れ、徘徊、記憶力の低下はありました。

しかし、徘徊で行方不明になったのはわずか2回で、あとは近所の方がすぐに見つけてくれたり、近所でうろうろして家族がすぐに発見できた範囲でした。

つまり、さほど徘徊は気にならない程度で済んだのです。

しかも、仕事一筋で真面目な性格だった祖父は、認知症を発症してからも、滅多に声を荒げることもなく、穏やかに過ごしました。

仕事で関わってきた利用者さんの中には、真面目一筋で生きてきた男性が、女性スタッフには必ず手を出すようなスケベな面が出てしまった方もいました。

また、穏やかに過ごされてきた男性が、豹変したようにスタッフへ暴力を振るうようになってしまったこともありました。

ですので、本当に人それぞれなんです。

しかし、悪い面もあれば良い面があることを忘れないで関わりを持っていきましょう。

認知症は家族だけでなくみんなで支える

私の家族は介護には全く縁がない家族でした。

祖父が認知症を発症しても、特段協力するわけでもなく、それなりに関わっていました。

しかし、いよいよ物忘れがひどくなってきた頃、このままではいけないと方針を決めることにしました。

自分の父である祖父の介護をメインで行うことになった私の父と祖母は、知識不足から、何をどのようにしたらいいかわかりませんでした。

当然ですよね。

勉強したわけでもなく、テレビで観たことある程度のものです。

うろうろする祖父の行動を制限しようとしたり、家族以外には恥ずかしいのでオープンにしたくないと言いました。

しかし、家族だけで在宅介護をするのは確実に難しく、負担が大きすぎます。

今は良くても、あと何年続くかわからない介護の中、自分が倒れてしまうこともあります。

ですので、使えるサービスは大いに使い、近所へも積極的に祖父が認知症であることを伝えました。

おかげで、デイサービスを使うことで、家族の負担は減りましたし、外を一人で歩いていると近所の方が声をかけたり、手を引いて連れてきてくれるようになりました。

介護初心者の父や祖母も、ヘルパーや訪問看護師、ケアマネージャーの力を借りて、介護の知識を増やしていきました。

隠したくなるのが認知症なのかもしれませんが、オープンにしたことで、介護の幅が広がったのは間違いありません。

また、近所へ声を出したことで、近所でも認知症を抱える家族がいても、お互いに悩みを相談したり、声をかけるようになりました。

ですので、オープンにしていくことはとても大切です。

認知症と関わり、得たもの

祖父は、認知症を発症してから約8年で亡くなりました。

アルツハイマー型認知症だったので、色々なことを忘れていきました。

亡くなる3ヶ月前まで、しっかりダイニングテーブルで食事をし、家族という認識がなくなっても、食事の時間には声を出して笑い、なんとか支えられながら歩き、部屋と茶の間の行き来をしました。

車イスを使用したのはほんの数ヶ月。

寝たきりになったのも3ヶ月。

私が仕事で看てきた利用者さんでも、知っている限りでは寝たきりの時間がとても長い方が多かったので、大変驚きました。

家族にとっても、祖父の介護をしたことが大きな変化になりました。

さほど良くなかった家族仲も、祖父がいることで安定しましたし、祖父の介護を考えることで、家族の支えたいという意識が強くなりました。

認知症と聞けばすぐにマイナスイメージを持ちますが、祖父が笑顔で過ごしてくれてくれたことが、私たち家族にとっては本当に幸せな時間になりました。

また、介護を受けたいと困っている人へ経験したことを語り、教えてあげられるようにもなりました。

どの方も、素人の経験者の話はすごく参考になると言ってくれます。

在宅介護を終えたあと、鬱を発症してしまう方も多いと聞きます。

しかし、私たち家族は、達成感の方が大きく、幸い、鬱を発症することもありませんでした。

認知症の祖父を看たことがいい経験になりました。そして、かけがえのない宝になりました。

まとめ

今回は在宅での認知症介護を中心にお伝えしましたが、認知症は発症した方、一人一人が本当に違います。

しかし、マイナスイメージを持たず、頼れるところにどんどん手を借りて介護してほしいと思います。

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