介護施設におけるMRSA感染症!原因や対策を理解する研修資料!

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MRSA感染症

MRSAは、病院で問題となる感染症の一つです。

MRSA感染症は介護施設から転院されて来た人にも、高確率で見られていることを指摘することが出来ます。

従って、介護現場で勤務する職員はMRSA感染症の原因や対策などを理解する必要があります。

以前は、感染者に対して「Mの人」や「M」と呼ぶ人もいましたが、差別にも繋がるので現在は、そのように言葉はほとんど使われておりません。

MRSA感染症の正体は

MRSAとは、メチシリンという抗生物質がありますが、これに耐性つまりメチシリンが効かない黄色ブドウ球菌という細菌です。

ブドウ球菌自体は、どの環境にも生息しています。

人間の皮膚、毛髪、口腔内、傷口、衣服など、あらゆる表面に存在しています。

細菌の構造は頑丈で、熱や乾燥に強い性質を持っています。

手指表面や衣類上でも長期にわたって生息することが出来ます。

健康な人には、抵抗力・十分な免疫力が備わっていますから、悪さをすることはありません。

しかし、抵抗力が何らかの原因で低下している人、例えば、全身状態が低下または悪化している人、手術後、抗生剤投与が続いている人にMRSAが感染すると、さまざまな影響が現れてきます。

MRSAの原因

もともと、MRSAという細菌は存在していたのではありません。

医療の進歩、様々な抗生物質の開発と臨床現場での多用が作り出したものです。

今から40年近く前に、MRSAが院内感染の原因となる事例が多く見られ始めました。

その当時は、MRSAは純粋に院内感染型の細菌で、決して病原性が強いものではありませんでした。

しかし、臨床で安易に抗生物質を多用する場面が増えてくるにつれて、抗生物質に強い抵抗性を持つ細菌が現れました。

それを治療するために更に有効な抗生物質が投与され、それに抵抗性を持つ細菌が現れ・・・という、イタチごっこの繰り返しにより、MRSAも徐々に強いものとなり、多くの抗生物質が効かないものまで現れてくるという状態になって来ました。

多くの抗生物質が効かない細菌を多剤耐性菌と呼んでいます。

MRSAも純粋な院内感染型から、市中感染型と呼ばれるものが増えてきたのです。

MRSAの検査

なかなか呼吸器症状が改善しない、炎症が悪化して膿が見られる、解熱せずラボデータも悪化している方の細菌検査を行うと、MRSAが分離されてくるケースも多く見られます。

検査方法は、「培地」です。

これは、寒天に細菌が好む様々な栄養素を加えて作るのですが、その培地にMRSAが疑われる検体を塗布して、37℃の環境で培養つまり発育させます。

37℃というのは、ご存知の通り、私達の体温で、細菌も最も好む発育温度になります。

発育させた細菌をさらに「何という細菌か」を区別するために、その細菌しか発育しない培地に植えてみたり、様々な試薬を加えてみたりして、細菌を鑑定していきます。

これを培養同定検査と呼んでいます。

また、検出された細菌がどの抗生物質に効くのかを判断しなければなりません。

見当はずれの抗生物質を人間に投与するのは、効果的な治療、副作用、ここで先に述べた多剤耐性菌発生リスクなどを避けなければならないからです。

その検査を、薬剤感受性試験と呼びます。

これは、培地に発育した細菌に様々な抗生剤を置き、どれくらい細菌が発育することを出来なくしたかを数値化するものです。

こうして、MRSAに対する効果的な治療が出来ます。

調剤治療

MRSAに対する薬剤治療は、抗生剤が有効であるというのが分かっており、まずはその抗生剤を第1選択として投与します。

医療・介護現場で最も多く検出されるのが、咽頭・喀痰からのもので、これに対しては、バクトロバンと言う軟膏状の抗生剤を鼻腔内に3日程度塗布します。

その後再検査を行い、除菌の有無を判定していくことになります。

感染対策

最後に、MRSA感染症が見られた時の感染対策です。

隔離管理が原則で、処置にあたる職員は、ディスポの手袋、マスク、ガウンの着用が必須になります。

また、環境整備も必須で、隔離部屋の高頻度接触面の消毒、清掃なども欠かせません。

基本予防策としての手指衛生の励行も必要です。

医療現場では、看護師の白衣やナースキャップにMRSAが保菌されている報告も明らかになっていますので、こうした所からの二次感染を防止する意識と実践をする必要があります。

もっとも、医療施設が併設されていない介護施設では、こうした検査や感染対策に接する機会は、ほとんどないでしょう。

医療機関が併設されている介護施設などでは、入所者が使用していた部屋、他の入所者と共用していたエリアや物などが感染が判明した場合には、感染対策を行なっている事がほとんどです。

MRSA以外にも、緑膿菌、大腸菌などが原因となる多剤耐性菌などがあり、これも感染判明後には同様の感染対策が必要となってきますが、それについては、今後別の機会に話題として提供いたします。

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