認知症の症状一覧!中核症状と周辺症状の解説!研修資料

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認知症の中核症状

認知症には、中核症状と周辺症状というものがあります。

認知症は「病気」と言われますが、「病気では無く症状」です。

中核症状としては、記憶障害、見当識障害、実行機能障害、理解・判断力の低下、執行・失認・失語などがあります。

記憶障害

記憶障害は、最近の物事が覚えられないことが多く、代表的なものは、ご飯を食べたことを忘れる、だったり、今話していたことを忘れるなどです。

また、体験したこと自体を忘れてしまうこともあります。

例えば、家族と食事に行ったことを丸ごと忘れてしまい、家族から非難されるなどもあります。

説明し納得したにも関わらず、「何度も同じことを訴えて困る。」と言ったことが、記憶障害からくるものになります。

周りの理解がない場合、このことでトラブルとなり、周囲から孤立してしまう事例がみられることがあります。

長期記憶、つまり、以前の記憶は保持されていることが多いため、長い間かけて体験したこと、覚えたことは比較的忘れないので、自分が若かった頃の話、輝いていたころの話は、事細かに覚えていることがあります。

見当識障害

見当識障害は、時間の感覚。

例えば、朝と夕方の区別がつかないとか、今自分がいる場所がどこなのかとか、人の顔や物の名前を忘れるなどです。

馴染みの顔であれば思い出すこともありますが、症状が進むと、家族の顔を忘れてしまうこともあります。

ただし、記憶障害のところでも触れましたが、以前の記憶、つまり長期記憶は保持されているので、現在の人の顔がわからなくても、家族の幼少期の写真や自分の若いころの写真などを見ると、「これは、〇〇ちゃん。」と認識されることがあります。

実行機能障害

実行機能障害は、計画を立てて、物事を順序良くこなしていく能力が低下することです。

同時に行うことも難しくなってくるため、以前得意だった調理が上手くできなくなってきた、電化製品の使い方がわからない、衣類を着る順番がわからないなどの症状が出ることがあります。

そうなると、料理をしたがらなくなったり、講師をしなくなったりするといたことが目につき始めます。

理解・判断力の低下

理解・判断力の低下は、信号機や踏切、横断歩道を渡るタイミングや道路を横断して渡ること、乗り物の運転など、順次に理解・判断することが難しくなります。

近年、問題となっている、高齢者ドライバーの事故もこれに付随してくると思われます。

失行

失行は物の使い方がわからなくなり、適切な手順で物事が行えないこと。

例えば、筆を使って文字を書くこと、だったり、リモコンを使ってエアコンの温度を切り替えることなどが出来なくなってきます。

失認・失語

失認は、目から得た情報、つまり、自分の目で見たものを認識することが出来なくなります。

例えば、目の前にあるお茶碗に入ったご飯をごはんと認識出来ずにほかのものと勘違いしたり、クレヨンを食べ物と勘違いしてしまったりします。

失語は、言葉や文章からその言葉や表現が理解できなくなることです。

中核症状はいずれも、身体的な異常が見られないのに、病気によって脳の一部の機能が障害されると、上記のような中核症状が現れます。

中核症状が現れ時始めると、本人や周りは、「なんで、今まで出来ていた事が出来なくなってきたんだろう。」といった疑問が出てきます。

本人は頑張っているつもりでも、周りから見ると不十分であったり、今まで出来ていたんだから出来ていないのはおかしいとのプレッシャーでさらに症状が進んでしまうことがあります。

認知症の周辺症状

周囲の環境や対応、本人の性格や生活習慣などが問題となり、このような状態になってしまうことを、周辺症状(行動・心理症状)と言います。

最近では「BPSD」と呼ばれる事もあります。

周辺症状は、上記の中核症状が複雑に絡み合って症状が出てきます。

周辺症状は、主に「うつ状態」「暴言・暴力」「徘徊」「妄想」「幻覚」などがあります。

これは、中核症状とは違い認知症になっても、その症状が出ない事もあります。

うつ状態

「うつ状態」は、短期記憶が障害されたことにより、今後の生活に不安や今まで出来ていたけど、出来なくなったことへの不安だったり、見当識障害による場所や時間がわからなくなっていることへの不安、実行機能障害による物事を順序だてて出来なくなってくることへの不安などが重なり、「自分は何もできない」と言った状態になってしまい、無気力から閉じこもりになりうつ状態へ移行していきます。

暴言・暴力

「暴言・暴力」は、感情をコントロールしている頭葉の萎縮や脳の疲れやすさから感情を抑えることが出来ず、暴言や暴力、介護拒否へ発展してしまいます。

これは、本人がしたくてしているわけではなく、脳の病気のよるものであるため、本人もなんで苛立っているのかわからないことが多いようです。

苛立っている場合は、時間を置く、声掛けする人を変えるなどの対応が必要であるとともに、なぜ、苛立っているのかの原因を掴むことも重要です。

徘徊

「徘徊」は、見当識障害が進むにつれ、外出先で道に迷うだけではなく、自宅や施設など、見慣れた景色が初めて見る場所になってしまっている為、「ここがどこなのか知りたい。」「自分の家に帰りたい。」と言った欲求からくるものになります。

なので、ご本人とすれば「徘徊」ではなく、不安なので、自分の知っているところに行きたいと思うから、知っている景色を探して歩くのです。

ただし、本人が思い描いている景色と、現実の景色が違うために、目的がなくウロウロしてしまうものだと考えられます。

妄想

「妄想」は実際にはないことを、実際にあったように話し、他人が訂正できないほどに確信するようになる症状です。

「盗られ妄想」として、お金が無くなった、下着を取られた、通帳を嫁に持っていかれた、ごはんを近所の人が持って行った、等です。

「被害妄想」として、嫁に叩かれた、嫁から無視された。

「嫉妬妄想」としては、夫や妻が浮気をしているといった症状がこれに当てはまります。

これらの妄想には、「嫁」というワードがよく出てきます。

一番信頼のおける人に対して、こういった妄想が出てくる傾向があります。

幻覚

「幻覚」は、現実にありえないものを見たり、聞いたり、感じたりすることです。

見知らぬ人が話しかけてくる、部屋の隅に人が立っている、小さい虫が床を這っている等、症状は様々です。

水分が不足しても、幻覚症状は出たりするので、注意が必要です。

まとめ

一口に「認知症」と言っても、病名や中核症状、周辺症状は様々です。

また、本人の性格や考え方、生活歴などが複雑に組み合わさり、周辺症状がより複雑になってしまうことがあります。

介護者は一人で抱え込むのではなく、周りの人と相談し、巻き込みながら介護をしていく必要があります。

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