お正月にお餅の窒息事故を防ぐ方法!高齢者がいる家庭は要注意!

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お正月の窒息事故を防ごう!

そろそろお正月用品を注文したという人も多いようですが、毎年のように、元旦の夜のニュースで「お餅を喉に詰まらせて救急搬送」というフレーズを聞きます。

窒息で亡くなる人と交通事故で亡くなる人、どちらが多いと思いますか?

2005年までは交通事故の方が多かったのですが、2007年からは逆転して窒息死の方が多くなっています。

近年の統計を見てみると、2017年に交通事故で亡くなられた人は約5000人でした。

それに対して、2017年に窒息で亡くなられた人は約9000人なので、窒息で亡くなった人の方が圧倒的に多いのです。

窒息と言うと思い浮かべるのが、お正月のお餅でしょう。

平成18年から20年にかけて起きた死亡事故の多い食品ランキングでも、お餅は堂々の1位です。

お餅が19件、次いで2位がご飯で14件です。

ご飯は食べる頻度が多いので、その分上位になってしまうのでしょう。

また、赤飯の早食い競争やおにぎりの早食い競争での事故死もカウントされています。

こういう競争は嫌ですね。

3位がパンで12件です。

パンは唾液を吸って膨らむので窒息しやすい食品と言っても良いでしょう。

4位が寿司で6件ですが、握り寿司や軍艦巻き等を一口で食べようとして詰まらせてしまうのだと思われます。

そして5位がカップゼリーの3件ですが、以前問題となったコンニャクゼリーではありません。

これも一口で食べようとして詰まらせたようです。

一方、死亡には至らないものの事故数が多いベストの食品は、1位が餅で406件、2位がごはんで260件、3位が飴(関西人は「あめちゃん」と言います)で256件です。

飴ちゃんは死亡には至らないけど、やはり事故数は多いです。もはや「飴ちゃん」などと可愛くチャン付で呼んでいる場合ではなさそうですね。

1月は窒息が多発しています

月別の死亡者数を見てみると、圧倒的に多いのが1月です。

最も少ない9月は600人にも及びませんが、1月は1200人と2倍です。

これは、何と言っても「お餅」が原因です。

毎年お正月になると、お年寄りがお餅をのどに詰まらせて救急搬送されたというニュースが流れます。

高齢者がいるご家庭では他人事ではないでしょう。

餅は窒息しやすいのか?

お餅は体の中の温度に近い40℃以下になると硬くなる性質があります。

熱々で食卓に出したとしても室温で温度が下がるし、ヤケドをしないようにフーフーと冷まして食べるので、口に入れると体温よりも低い温度となって硬くなってしまいます。

また、喉の粘膜などに貼り付きやすいので、気道の入り口に餅がくっついて剥がれなくなり窒息しやすいのです。

そして高齢者は食べた物を飲み込む力が弱くなっていたり、咳反射(気管に食べ物が入りそうになった時に咳をして出そうとする能力)も低下しています。

さらに、食べ物は唾液と混ざると飲み込みやすくなりますが、唾液の分泌量が低下していると喉につまりやすくなるのです。

中には、歯の本数が少なくなって、十分に噛んで食べ物を細かく出来ないうちに飲み込んでしまうというケースもあります。

高齢と言うだけではなく、脳卒中やパーキンソン病などの病気や筋力が低下する病気、うつ病や統合失調症などがあると、さらに窒息のリスクが高くなります。

お餅の窒息を予防するために

■食べる能力に応じて、小さく切る

面倒でも、小さく切るという一手間で窒息を防ぎましょう。

■普段の食事以上によく噛んで食べる

お餅を食べる時は尚更のこと、よく噛んで食べることが重要です。

■きな粉餅よりも、お雑煮やおろし餅(大根おろしで和える)がベターです。

きな粉餅のきな粉は、若い人でもむせることがあります。

ドライマウスがあると、尚更むせやすいので、きな粉餅よりも汁気のあるお雑煮や大根おろしで和えるおろし餅で食べる方が無難です。

また、お茶や水などを用意しておきましょう。

介護食のお餅を使う

ある病院では、昨年の年末に外来受診した患者さんに「お正月にお餅を食べるのは止めておきましょう」とアドバイスをしたそうです。

その結果、お正月にお餅を喉に詰まらて救急搬送された外来患者さんは、1人もいなかったそうです。

確かに、食べないのが一番の予防策です。

しかし、それはちょっと寂しいという気もします。

そこで、介護食のお餅を使うという方法もあるので、状況によっては検討してみても良いかと思います。

最近は、従来のお餅にうるち米やでんぷんを混ぜて粘り気が少なくして噛み切りやすいお餅、くっつきにくいお餅も市販されています。

大きめのスーパへ行けば手に入るでしょう。

または、パソコンやスマホで「ソフト餅」や「やわらか福もち」などと検索すると出て来るし、「介護食 餅」で検索してもネット上にたくさんの商品が出て来るはずです。

アマゾンや楽天市場でも購入できるので、このような介護食を利用するのも一つの方法です。

12月に入ると売り切れてしまう商品もあるので、早めに注文するのがベターです。

いくら介護食のお餅と言えども、油断は禁物です。

その人に合わせた大きさに切るなどの、一手間は忘れないようにしてください。

ご家庭でも簡単に作れる、豆腐餅

ご家庭でも、引っ付きにくいお餅や、硬くならない柔らかいお餅を手軽に作ることができます。

「豆腐餅」で検索すれば、クックパッドなどでも多数のレシピが出てきます。

ここでは一例を紹介しておきます。

①耐熱容器に豆腐150g(約2分の1丁)を入れて、フォークや泡立て器で潰しながら混ぜます。

②これに片栗粉を加えて滑らかになるまで混ぜて、ラップや蓋をして電子レンジで600Wで2分間加熱します。

③1度取り出して硬さ加減を見て、さらに600Wで20秒~50秒ほど追加して加熱します。(少しずつ加熱してください)

④ちぎって丸めます。

お餅だけが窒息の原因ではない

お餅以外にも、ドライマウスの人が食べにくいお正月料理に「栗きんとん」があります。

芋類の食品は飲み物が無いと、喉の奥に貼り付きやすいのです。

食べる時は、お茶や水を忘れずに横に置いておきましょう。

焼きのりやプチトマトの皮なども、乾いた口の中に貼り付くことが多いので、気を付けてください。

そして、おじいちゃんやおばあちゃんが若い世代のお孫さんとお出かけなどする予定の方は、若い世代に人気のタピオカミルクティーはNGです。

中国では、19歳の女の子がタピオカを3個喉に詰まらせて亡くなっています。

タピオカミルクティーは太いストローで飲むので、思いっきり吸い込まないと飲めないのですが、吸い込んだ途端にタピオカが2つも3つもいきなり「バコッバコッ」と喉に入ってきます。

若い人でも「ケホケホ」と咳き込んでいることがあるので、「おじいちゃんも一回飲んでみようかな」などと、チャレンジするのは止めておくのが無難です。

お孫さんにも、「おじいちゃんやおばあちゃんには、タピオカを飲まさないようにしてね」と頼んでおくのが良いでしょう。

窒息しないように

そろそろお正月用品を購入している人も見かけますが、お正月を楽しく過ごすためにも、お餅などの窒息を予防しましょう。

少しの手間や周りの人の気配りが大切です。

まだ少し早いので鬼に笑われるかもしれませんが、どうぞ楽しいお正月をお過ごしください。

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