認知症高齢者とのコミュニケーションの場面と支援方法!種類別

【認知症の人のコミュニケーションの困難さ】

〔アルツハイマー型認知症〕

認知症の原因疾患としてもっとも多いといわれています。

この疾患が引き起こすコミュニケーション障害は、主として、記憶障害、見当識障害、注意障害に起因するものや発語や読み書きの障害などの言語障害などからおこるものがあります。

〔血管性認知症〕

脳梗塞や脳出血などによって脳の特定の部位が損傷した結果起こる認知症です。

ダメージを受けた部位によって認知症の症状に差があるのが特徴になります。

左脳に起これば失語症や抑うつ状態になることがあり、右脳に起これば言語障害の障害はほとんどない一方で、周囲の状況を理解することが難しくなることがあります。

〔レビー小体型認知症〕

物忘れなどの認知機能障害がおこる前に、多彩な症状が出てきます。

幻視、誤認、筋肉のこわばりなどが生じるパーキンソン症状、就寝中に暴れたりするレム睡眠行動障害などが初期から現れます。

中期になると認知の変動や認知機能の低下が目立ちます。

〔前頭側頭型認知症〕

前頭葉は感情や行動をコントロール(抑制)する機能を担っています。

そのため場面の状況にそぐわない、理想的でないように見える行動を見せることがありますが、自覚して意図的に行っているわけではない場合が多いです。

同じ言葉のみの返答、オウム返しなど意思疎通が図れないことがあります。

突発的な行動や時刻表的な行動も見られ、周囲が対応に困ることがあります。

【それぞれの認知症の支援の基本】

〔アルツハイマー型認知症の方の支援の基本〕

脳の障害により、聞こえる音を脳でうまく処理することが難しくなります。

静かな落ち着いた環境を整えて、相手の顔の正面から話しかけることが必要です。

初期では、言葉の理解を助けるために、ゆっくりと一つの言葉を短く伝えることが重要であり、文字や絵を使って伝えるのも効果的です。

中期以降は言葉だけでは伝わりにくいため、動作を一緒に見せることで伝わることがあります。

〔血管性認知症の方の支援の基本〕

失語症状は障害部位によって一様ではありません。

残された残存機能を活用することが大切です。

失行については言葉の説明より目の前でやり方を見せます。

意欲の低下については万能な対策があるわけではないので、介護者が関心を向け、声をかけることで刺激を与え続けることが大切になります。

〔レビー小体型認知症の方の支援の基本〕

記憶が比較的保たれていることが多いため、本人に確認、相談しながら支援することが重要です。

また日によって、一日のうちでも状態が大きく変動することがあるため、その時の状態を見極めることが大切です。

ありありと見える幻視は、時に本人に多大な苦痛を与えることがあります。

しかし、周りから否定されたり、安易に「大丈夫」と声をかけられたりすると一人で抱え込んでしまうことになりかねません。

本人が見えていることは肯定しつつ、周囲の人には見えていないことを告げ、どのような支援があればよいかを確認することが大切です。

〔前頭側頭型認知症の方の支援の基本〕

静かな環境で、視線を合わせて、ゆったりとスキンシップなどの非言語的コミュニケーションを通した関係づくりをします。

同じ場所を規則正しく歩くことがあるため、立ち寄る場所にソファを置くなどすると、休んだり、行動を切り替えたりするきっかけになり得るようです。

同じ言葉を繰り返す場合、本人の生活歴などから何を意味するのか、本人が何に興味があるのかを知ったうえで関わります。

【認知症の心理】

〔常に包まれる不安・不快〕

人は誰もが心身ともにゆったりとくつろぎ、安心できる状態でありたいと思っています。

しかし、認知症になると自分の力だけでは不安や不快から逃れることが難しくなります。

〔アイデンティティの危機〕

人間は当たり前のように過去からつながった自分という存在を信じ、自分が何者であるかを知っています。

また、周囲の人も認めてくれるのが常であります。

しかし、認知症になると自分ができると思った仕事を奪われたり、正しいと思っていることを否定されたり、過去にどのような実績があろうとも若い人から子供扱いされたりするなどしてアイデンティティ(自分らしさ)を傷つけられる体験が多くなります。

〔つながりの喪失〕

人は社会的な生き物であり、他者とつながっていると感じることで、自分の存在意義を確認することができます。

認知症になり、周りが見知らぬ場所に見えたり、知らない人に囲まれていると感じたりすると、強い孤立感や不安感を感じるに違いありません。

その様なときにだれか信頼できるできる人や、昔からの馴染みのあるものとのつながりを強く求めるのは当然と言えます。

〔役割の喪失〕

多くの人は自分にとって意味のある方法で何かの活動を行いたい、役割を果たしたいと願っています。

認知症になったとたんに「危ないからやめて」と多くのことを止められる経験をしていることが多いでしょう。

何もできなくなったと誤解され、さまざまな役割を失われがちななってしまいます。

〔孤立感・寂しさ〕

これまで親しかった友人や家族ですら離れてしまい、自らの選択の余地なく一人になってしまうことがあります。

また、家族と同居していても周りの人が誰かわからなくなり、孤立感にさいなまれることもあります。

だからこそ、だれか安心できる人と共にありたいと願う気持ち認知症になれば余計に強まると言えます。

【最後に】

私たちが思うような返事や表現をしてくれなくても認知症の方を尊重することが大切です

メッセージを送り続けることで、いつかご本人に変化が起こるかもしれません。

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