【訪問介護】ヘルパーができること・できないことのトラブル事例

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ヘルパー=家政婦ではない

介護現場で働く人たちと、一般の人たちの間ではヘルパーに対する意識に大きな差があります。

多くの人はヘルパーに対して、介護保険で利用できる家政婦のような感覚を抱いているようです。

「どうして、できないのですか?」「この程度の範囲内のことしかできないのなら、役に立たない!」などと、利用者の家族に怒鳴られたという経験を持つ人も多いでしょう。

事前にできること・できないことをしっかりと認識して貰わないと、後々トラブルに発展することも少なくありません。

身体介護でヘルパーができないこと

・チューブの洗浄
・巻き爪を切る
・1回分ずつ薬を仕分ける
・口を開けさせて薬を口の中に入れる
・本人の代わりに医師の説明を聞く、
・冠婚葬祭や墓参りに付き添う
・美容院や習い事や旅行に付き添う

平成24年からは、研修を受けたヘルパーのみ、痰の吸引や経管栄養のケアはできるようになりましたが、まだまだヘルパーができる身体介護は限られています。

普通の爪なら切ることができますが、巻き爪を切るのは病気の治療となるので、できません。

薬を口の中に入れたり1回分ずつ仕分けるのは医療行為となるので、これもできないのです。

冠婚葬祭の付き添いや美容院や習い事への付き添いもできません。

これらは日常生活の援助ではなく、特別な日の援助となるからです。

ヘルパーができるのは「日常生活の援助」となっています。

生活援助でできないこと

サービスの利用者本人ではなく、家族のためのサービスを行うことはできません。

また日常生活の範囲内を超えたサービスは実施することができないことになっています。

出来ないことの一例をあげると次のようなものがあります。

・日頃はやらない窓ふきや庭の手入れ
・部屋の模様替え
・お正月前の大掃除
・利用者以外の人の寝室の掃除
・利用者以外の家族も共有で使うトイレやお風呂などの掃除
・洗車
・雪かき
・嗜好品を買いに行く
・徒歩3分のAスーパーではなく徒歩10分のBスーパーが安売りをしているので、Bスーパーに買い物に行く
・利用者が趣味でやっている編み物に必要な毛糸を買って来る
・家族の分の料理もついでに作る
・家族の分もついでに洗濯する

これらを見た人の多くは、物凄くびっくりされます。

「えっ?おばあちゃんの分しか作ってくれないの?私が仕事から疲れて帰って来てから、自分の分は自分で作らないとダメなの?これじゃあ、全然役に立たないわ!それなら1人分作るのも2人分作るのも大して手間はかからないから、もういいです」などと言われた人もいるでしょう。

「私の分とおばあちゃんの分と、一緒に洗濯機に放り込むことはできないのですか?自分の分は自分で干すので、一緒に洗濯機に放り込んでください。1日2回も洗濯機を回したのでは、電気代も無駄だわ」と言った感じで言われたことがある、という人もいるでしょう。

利用者の中には「量が全然足りないから、もう少し量を増やしてください」と料理の1回分を増やして貰って、それを娘さんとおばあちゃんの2人で分けて食べている、というケースもあると思われます。

どう考えても1人分の量とは思えないのだけど、食べるところを見ていないから何とも言えない・・・というケースもあるでしょう。

その辺も、ヘルパーが頭を悩ませるところです。

また、少し遠いスーパーが特売日だからと言って、遠くのスーパーまで買い物に行くことはできません。

あくまでも日常生活に必要な範囲内の援助です。

日常生活に必要な範囲内なので、趣味に関する買い物や嗜好品を買って来ることは不可となっています。

編み物に必要な毛糸を買って来たり、酒やたばこを買って来ることはできないのです。

また、市区町村や事業所によっては、生活に必要なお金をATMで引きおろして来るなどの金銭関係のことは一切できない、という所もあります。

金銭トラブルは何かとややこしいからでしょう。

ポイントカードのトラブル

利用者の中にはこんな人もいます。

40歳代の女性利用者だったのですが、買い物に行った時に、「どうしてポイントを付けて貰わなかったのですか?ポイントを返してください」と憤慨した人がいるのです。

ヘルパーは、ポイントカードが入っていることなど知らなかったようです。

買い物に行く前に利用者が「ポイントを付けてもらってね」とヘルパーに伝えなかったのだから、仕方がないと思いますが「見れば分かるでしょ。目があるのだから」と言う感じだったそうです。

ポイントの後付けはできないしわずか数ポイントだったので、利用者と事業所の間で少々揉めたそうです。

しかし僅か数円とはいえ、トラブルです。

ポイントカードの使い方などの細かな点も、あらかじめ確認しておくのが賢明です。

地域福祉権利擁護事業

ヘルパーが通帳やキャッシュカードを預かることは通常は一切できないと言う事業所や市区町村が多いです。

しかし、お金を引き出せないと困ります。

そんな時は「地域福祉権利擁護事業」の利用を考えましょう。

社会福祉協議会が窓口となって、日常的な金銭管理をサポート・代行してくれる所です。

できないことはできない

ヘルパーは自分一人の考えで仕事をすることはできません。

国が決めた「介護保険法」という法律に則り仕事を行っています。

そのことを利用者にも十分に理解してもらって、場合によっては介護保険外の実費での利用も検討してもらうと良いでしょう。

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