認知症の不穏や徘徊は理由がある?解決には相手を知る事が重要

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認知症の第一人者

認知症介護の現場で働く中で重要な事は、「この方の感じていることは何だろう?」と思えることです。

例えば、不穏行動や徘徊した時に、なぜその行動をしたのか?ということが大切になります。

不穏や徘徊といった行動は、家族や支援者をも悩ませることが多々あります。

その中で重要となるのが、「その人が何を感じ、考えているのか」ということです。

その際のヒントになることを2020年1月11日㈯に放送されたNHKスペシャル「認知症の第一人者が認知症になって」をもとに考えていきます。

このドキュメンタリーは、痴呆症から認知症と呼ぶことがふさわしいと提唱した長谷川和夫先生が認知症になって体験している姿を、リアルに描いたものです。

このブログでは、ドキュメンタリーの中で印象的な言葉が4つあったので、それをもとにお伝えしていきます。

認知症研究の第一人者がどういったことを感じているのか、それが私たちケアに携わる者にケアの糸口を教えてくれているように感じます。

徘徊や不穏の対応

自分を分かる

まずは、「生きているうえでの確かさが少なくなってきている。」という言葉です。

この言葉を語る際に、確かさを感じることができるのは、妻の「おはよう」といった言葉であると述べていました。

このことから分かることは、ケアの対象者が今はいつでどこにいるのか、これから何をするのかといったことを感じることが大切なのではないか、ということです。

これを言い換えれば、「リアリティオリエンテーション」という事もできます。

いかに現実感を持ってもらえるかが、認知症ケアにおいて大切なポイントであることを示唆している言葉です。

不穏や徘徊といったことは、医学的に見れば「異常行動」と捉えることができます。

介護の世界では「異常行動」という考え方はしません。

その理由は、その行動は本人にとって理由があるからです。

最近では、そのような行動を周辺症状やBPSDという言葉で表しています。

私たち介護の仕事は「なぜ、それをしたのか?」といったことを大切にしていくものです。

それが「生活援助」に繋がります。

これに関係して、もう一つ印象的な言葉がありました。それが「自分自身の在り方がはっきりしない。」ということです。

自分の置かれた状況がわからないと、誰しも不安になります。

これを解消するには、自分が何者なのかを伝える事が大切です。

護の仕事で大切なことは、「相手を知る」「相手の反応を引き出す」ということです。

コミュニケーション

そのためには、「コミュニケーション」が大切になります。

皆さんが認知症の方と接する際は、どのようなコミュニケーションを行っていますか?

例えば、敬語を使って接しているのか、家族や友達のように接しているのかといったことでも変わってきます。

前者は関係性を作れていないときには、必ず敬語の方が望ましいです。

一方で、関係性が築けてくると利用者の方も私たちに慣れてきます。

そうすると、言葉が崩れて「タメ口」になってきます。

利用者の方が楽しまれている状況では、否定できませんができれば「敬語」の方が望ましいです。

なぜなら、接する相手は立派な成熟した大人だからです。

例えば、子供のような言葉を使って話してしまうと、認知症の周辺症状を引き出しかねません。

つまり、「相手の事をよく観る」ということが大切です。

そのためには、常に「観察」ということを意識したいです。

虐待を防ぐには、その人の世界を知ることが必要

相手の持つ自分を尊重する

認知症ケアの現場では、利用者を画一的に同じことに取り組ませることが多いです。

これは、人員が足りていないといったことも原因の一つです。

私が働いているデイサービスも、来所して体温・血圧などを測り、朝の会をやってお風呂に行ったりレクをやるといった状態です。

もちろん、レクに参加されず自分の手帳を開いて作業をしている人もいます。

このように、利用者はそれぞれに「やりたいこと」があります。

このドキュメンタリーでも、「何がしたいですか?何がしたくないですか?そこから出発してほしい。」という言葉がありました。

利用者みんなが同じことをやるというのは、サポートする側の都合です。

その都合を利用者に押し付けてもいいのでしょうか?

レクに参加する、テレビを見る、話をするといったことを自分で決めてもらうといったことも必要です。

何も変わらない

認知症になると、人は性格が変わってしまうと思いがちです。

ですが、変わったのは正確ではなく脳の働きが変わっただけです。

そのことを示す言葉が、「認知症になっても、見える景色は変わらない」というものです。

これは、私たちケア提供者が心得ないといけないことを教えてくれています。

それは、今ある目の前の行動は、認知症という「行動」が引き起こしているものだ、ということです。

だからこそ、ユマニチュードのように「安心感」を与えるケアが大切になります。

ユマニチュードについては、こちらの記事を参考にしてください。

ユマニチュードを取り入れた認知症ケアの実践例!4つの手法



安心感というのは、言い換えれば「相手を包み込む」ということです。

相手に不安にさせない、怖い思いをさせない、こういったことがケアとしては大切になります。

認知症を持つ人と接するうえではコミュニケーションを大切になってくるのです。

そのためには、その人の置かれた状況や歴史を知ることが大切です。

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