認知症介護の事例と成功対策!2つの事例から学べることは?

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認知症介護

認知症介護が難しいことは、少しでも介護に関わったことがある皆さんなら、容易に理解できますよね。

思い通りにならないことは日常茶飯事。

忙しい時に限って、次々とトラブルが発生し、頭を悩ませる介護者の方々も少なくないことでしょう。

認知症になることとは、すなわち、壊れた車を運転しているようなものだと言った人がいます。

右に曲がろうとしても、左に曲がってしまう、止まろうとしても、さらに加速して暴走してしまうなどというのが、認知症なのです。

そんな方々と、いったい私たちは、どのように関わっていけばよいのでしょうか。

実際に介護の現場で、認知症の方々に関わった私が経験した2つの事例。

それらの事例から、学べることとはいったい何なのか。一緒に考えてみましょう。

認知症介護における2つの成功事例から、学べることとは何か?

事例①

弄便で介護者をパニックに陥れていたAさんのケース

Aさんは、80代の男性。認知症で施設に入所してきた当初は、穏やかで優しい方だったのですが、徐々に異常行動が目立つようになってきました。

とくにスタッフを悩ませたのは、Aさんの弄便行為。

しかも、スタッフが少ない夜勤帯に限って、その行為は行われます。

限られたスタッフのみで、暴れまわる体格の良い男性をなだめたり、時には押さえつけたりするのは、かなりの重労働です。

やっと、本人を落ち着かせて、入浴させ、部屋を片付けると、もうぐったり。

スタッフからは常に不満の声があがっており、Aさんは「やっかいな入居者」として、扱われることが多くなりました。

認知症ケア

事例①の成功対策

Aさんに笑顔を取り戻させた、若い女性介護士の試み

新しく施設にやってきた横山さん(仮名)は、若い女性介護士。

小さいころからおばあちゃん子だったという彼女は、お年寄りが大好きだという、今時珍しい若者でした。

彼女は初めから、Aさんに対しても積極的に声をかけるよう心がけていました。

はじめは苦虫を踏み潰したような顔で対応していたAさんも、少しずつではありますが、その表情が緩んできたようにみえました。

Aさんが以前、家具職人だったと聞いた横山さんは、Aさんに何か仕事を頼んでみようと思い立ちます。

最初に頼んだのは、施設内のごみ箱に設置されているペーパーバックの作成。

新聞を折って作る簡単な作業ですが、依頼してみると意外にもAさんは、すぐに作業に取りかかり、あっという間に10枚ほどのペーパーバッグを完成させました。

それを見た横山さんが「Aさん、すごいねえ、ありがとうね」と何度もお礼を言うと、思わず笑顔になったAさん。

その日から、毎日、ペーパーバックを折るようになり、時には横山さんに冗談まで言って、みんなで大笑いするように。

そして、それに伴い、いつの間にか弄便行為もおさまっていたのでした。

認知症ケア成功例

事例②

トイレ介助を依頼することが申し訳ないと感じるBさん。転倒を繰り返す羽目に

認知症の方の中には、自分でトイレにで行く体力はあっても、判断不足などから転倒の危険があるため、必ずナースコールでスタッフを呼ぶように指示されている人もいます。

Bさんも、そんな入居者の一人。

でもBさんは、わざわざスタッフの手を煩わせるのは申し訳ないと勝手に行動してしまい、転倒を繰り返した経緯がありました。

転倒を恐れて、センサーマットを敷いてみましたが、これを乗り越えようとして再び転倒するという、最悪の事態にスタッフは全員、頭を抱えてしまいます。

Bさんもスタッフも不穏な空気を感じたのでしょう。

定期的にトイレに誘導しようとすると、今度は「今は行きたくない」などと突っぱねてしまうようになりました。

事例②の成功対策

施設長の対応で笑顔でトイレに行くBさんの姿が・・・

しかし、その日の夜勤で、施設長の大北さん(仮名)がBさんをトイレに誘導した時は様子が違っていました。

彼女は拒否することなく、むしろ笑顔でトイレに向かっています。

誘導を終えたのち、どうしてなのか尋ねてみると、あらかじめBさんの転倒の経緯から、トイレパターンを確認して、その時間に合わせて声をかけてみたというのです。

しかも、いきなり「トイレに行きましょう」ではなく、まずは挨拶から開始して、それから「ちょっとトイレの近くにいく用事があるんだけど、良かったら一緒に、トイレまで行ってみませんか?」などという具合に声掛けをしたそう。

早速スタッフ全員で情報を共有し、同じように試したところ、Bさんの問題点は見事に解決しました。

まとめ

これらは、無理やり強要するのではなく、本人の立場に立って物事をみつめなおすことで、成功した事例だったのではないでしょうか。

介護の仕事は重労働ですし、イライラすることも少なくありません。

でも、そんな時こそ、心に余裕をもって、本人の心の声に耳を傾けてみることが大事なのです。

なにより、ご本人を笑顔にさせることができたのなら、介護する私たち自身のモチベーションがアップして、みんなが笑顔になれますからね。

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