介護現場での介護職による認知症ケアの実践例!注意点と解決策

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介護現場での注意点と解決策


介護現場で認知症の利用者様の介護で、対応に困ったことはありませんか?

認知症介護での注意点とその解決策についてご紹介します。

認知症ケア事例①

ご利用時に「買い物に行く」と言い施設を抜け出してしまうAさんのケース

Aさんは運動機能には問題はなく、中程度の認知症で要介護認定を受けていました。

ご利用当初から、「私は元気だから介護施設には行きたくない」と言われており、利用への拒否があったり、ご利用忘れも多い状態でした。

また、ご利用時にも集中力が続かず、空いた時間があればその度に、「私が夜ご飯を作らないといけないから、買い物に行ってくる。」と施設を飛び出そうとされていました。

運動機能にはほとんど問題がなく、歩くスピードも速い為、気づいたら玄関のドアを開けようとしている始末。

施設スタッフも目を離せず、常に人手を取られている状態でした。

また、何度もスタッフに追いかけられるAさんを見て、他の利用者様も慌ただしい雰囲気にソワソワしている様でした。

介護現場での介護職による認知症ケアの実践例!注意点と解決策

事例①の成功対策

まず、お迎えの際のご利用拒否に対しては、「介護施設に行きましょう」と声掛けするのではなく、「運動をしに外出しましょう。」と介護施設の名前を出さずに、お誘いすることで、体を動かすことが好きなAさんの拒否は無くなり、生き生きとご利用して頂けるようになりました。

また、ご利用中に買い物が気になる事に対しては、お迎え時に毎回、夜ご飯のメニューの確認と必要な食材の確認を、ご本人とご家族と行い、買い物に行く必要が無いことを確認することで、ご利用中の不穏は少なくなりました。

しかし、どうしても買い物が気になる事があり、「今日は娘さんが夜ご飯を作ると言われていましたよ。」とお声掛けした所、「夜ご飯は絶対に私が作る」と話されており、詳細を良く聞いていると、元々お仕事を一生懸命されていた方で、退職後にAさんは自分の役割が無くなったような気がして、役割の一つとして、夜ご飯を作りたい様でした。

対策として、「施設の為に、お仕事をしてくれませんか?」と提案し、ご利用時に施設の卓上で使う、紙製のごみ袋を作成していただく様にしたところ、不穏も無くなり落ち着いてご利用できるようになりました。

この事例での気づきとして、認知症の方は短期記憶は曖昧ですが、長期記憶ははっきりとしていることが多い為、ご本人の今までの人生のバックグラウンドを聞き取り、本当に望んでいることを提案することで、気持ちの平穏に繋がることもあると感じました。

また、声掛けを少し工夫し、伝え方が変わるだけで、本人のプライドを気づつけずに、利用を勧めることが出来る。という事です。

介護現場での介護職による認知症ケアの実践例!注意点と解決策

認知症ケア事例②

家族関係の悪化により、服薬管理に難渋した事例

Bさんは元々、大工さんに嫁入りし、お仕事のお手伝いを毎日やっていた為、子育てに時間を割くことが難しく、一人娘との関係が良いとはいえない状態でした。

認知症と診断されるまでは、独居でしたが、認知症と診断されてからは娘様が実家に帰ってきて同居していました。

しかし、認知症により、何度も同じことを話してしまい、娘様とのコミュニケションが上手く取れず、ただでさえ上手くいっていなかった娘様との関係は悪化。

かかりつけ医により、服薬は娘様の管理で、飲み忘れが無いかを毎日チェックしなければならない所、娘様が服薬管理を放棄してしまいました。

幸い命に直結するような薬の処方はありませんでしたが、当然長期間服薬しなかったり、大量に同一の薬を服薬することのリスクはある為、早急に対策が必要でした。

娘様に認知症の説明として、ご利用者様がどのように感じているかを伝えましたが、幼少期化からの確執があり、聞く耳をもっていただけませんでした。

介護現場での介護職による認知症ケアの実践例!注意点と解決策

事例②の成功対策

まずは、薬の飲み忘れや、飲みすぎを確認するために、ケアマネージャーを通して、薬を処方する際に、同じタイミングで飲む薬を一包化してもらうことで、現在どれくらい薬が残っているかをわかりやすくしました。

また、Bさんとの過剰なコミュニケーションを必要とする対策は、家族関係を悪化させるだけと考え、ご家族への依頼は一包化してある薬に番号を書くことだけをお願いしました。

番号が書いてあることにより、ご利用時に残っている薬を持ってきていただくことで、ちゃんと服薬できているかを確認できるようになりました。

この事例での気づきとして、当初はご家族関係を良くすることだけを考え、認知症の病態説明などを行い、家族間のコミュニケーションを取ることを勧めていましたが、当人同士にしかわからない関係性がある為、コミュニケーションを積極的に取る事だけが、家族関係を良くするとこに繋がるわけではないと感じました。

また、家族関係を修復することが目標ではなく、ご利用者様が服薬管理を始めとした、健康寿命を維持できることが最終目標と考え、家族には最低限の出来ることから始めてもらうことで、利用者様もご家族も受け入れが良くなった事例でした。

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