腹立たしい言動は若年性認知症?看護師が気づかなかった兆候

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看護師が気づかない若年性認知症

「私は看護師なんだから、認知症のことくらい知っている」

こういう驕りが、時に兆候を見逃す一因となっているケースもあります。

素人のほうが却って、異変に気付くこともあるのです。

看護師が、旦那さんの若年性認知症の兆候を見逃した一例を紹介します。

Yさんは、都内の大病院の手術室に勤務するナースです。年齢は50歳代半ばです。

Yさんの旦那さんは還暦まであと数年の58歳で、自営業を営んでいます。

Yさんはブログを書いていて、そのブログには旦那さんに対する不平不満が満載でした。

次第に不平不満がエスカレートして行って「いくら家族でも、自分以外の人にそういう酷い言い方をするのは、誹謗中傷に該当するよ」と多くの人に指摘されていたのですが、「ここしか吐き出す場所がない」と、読むに耐えない旦那さんの悪口や誹謗中傷が満載でした。

しかし、Yさんの不平不満や旦那さんへの悪口を見ていると、「それって認知症じゃないの?」という行動が多々ありました。

その腹立たしい言動は若年性認知症では?看護師が気づかなかった兆候

椅子を持って来るの?

Yさんがよく怒っていたのは、通り道に椅子を持って来て座っている、という旦那さんの行動でした。

どうして部屋の真ん中の通り道に、椅子を持って来て座るの?「邪魔だからやめて!」と何度言っても聞いてくれない。

もうバカじゃないの?という感じで、時には「死ね!」や「ボケ!」「くそが!」などと書き殴ってありました。

インスタントコーヒーの蓋を閉めない

インスタントコーヒーを上から鷲掴みにしたら蓋がちゃんと閉まっていなかったから、床に落としてしまって、コーヒーの粉がいっぱい散らばった、どうして蓋を閉めないの?とYさんはすごく怒っていました。

いくら言っても何度言っても、瓶の上に蓋を載せているだけだったり、インスタントコーヒーの瓶は元の場所に戻していても蓋は食卓テーブルの上に置いたままになっていたりしたそうです。

どうして蓋を閉めて元の位置に戻せないの?本当にだらしない!どうしてこんな簡単なことすらできないの?と立腹していました。

食べかけのまま放置する

お菓子を食べかけのまま机の上に放置したり、パンをトースターで焼いたままで食べずに放置する、焼いたのだったらちゃんと食べてよ!と言うのも、Yさんがよく立腹していたことです。

ネクタイ結んで~

甥っ子の結婚式に行くときに、旦那さんが「ネクタイ結んで~」と言ったそうです。

「もう!こっちだって支度が忙しいのに、甘えてないで自分でしてよ!ネクタイの結び方、忘れたの?」と聞くと、「忘れた訳じゃないけど、今はクールビズの時代でネクタイなどするのは7~8年ぶりだからねえ。なんだか綺麗にできないんだよ」と言ったそうです。

Yさんは、その時は特に気にはしなかったみたいです。

若年性認知症

だらしない人だと思いがち

Yさんは旦那さんのこれらの行動を、だらしのない人だから、自分勝手な人だから、わがままな人だから、などと思っていました。

職場では部下の信頼も厚く気の利く上司であっても、妻から見たら往々にして、だらしのない自分勝手で我儘な人であることが多いです。

うちの旦那さんは、頼りがいがあってなんでもきちんとやって・・・などと言う自慢の旦那さんにはあまりお目にかかったことがないような気がします。

多くの妻は往々にして、夫に対して不平不満が山積みではないでしょうか?特にアラフィフ世代以降ではその傾向が強いように思います。

空間認知能力が衰えてた?

Yさんは、旦那さんが部屋の中央の通り道で邪魔になる場所に椅子を置いていたのは、その場所がエアコンの風が一番よく来る場所だからと思っていました。

「暑がりだから、涼しい場所がイイのだな、人が迷惑だなんて考えもしないで本当に自分勝手だ」と思っていたそうです。

でも、実は旦那さんは、自分が邪魔になる場所に椅子を置いているという自覚はあまりなかったのです。

おそらく、空間認知能力が衰えていたのでしょう。

自分がどういう場所に座っているのかが、分かっていなかったのでしょう。。

蓋の閉め方がわからない

インスタントコーヒーの蓋を閉めずに放置していたのは、実は蓋の閉め方がわからなかったのです。

でも、旦那さんは「閉め方が分からないんだよ」とは言えなかったのでしょう。

プライドもあるし、わからないということを認めたくなかったのかもしれません。

認知症の人は、しばしば分からないことを認めることなく誤魔化します。

食べていたことを忘れていた

食べかけのお菓子をあちらこちらに放置するというのも、食べていたことを忘れてしまっているからでしょう。

個包装してあるクッキーなどを、1口2口食べてはそのまま放置してまた新しいのを食べる、そのため食べかけのクッキーが3つも4つもあちらこちらに放置してある、という状態だったようです。

多くの妻は夫のことを「だらしのないところが多々ある」と思っています。

だから、お菓子を食べかけのまま放置することも、「うちの旦那ならやりかねない」と思ってしまったようです。

いろいろな味のあるクッキーだったから、「次々にいろいろな味を一口ずつ食べて味わっているのだな」と思いこんでいました。

結び方がわからなかった

実は、旦那さんはネクタイの結び方を忘れていたのです。

でも、わからない・忘れたとは認めたくなくて、「きれいに結べない」「今はクールビズの時代で久しぶりだから」と言い訳をしたようです。

気が付いたのは友達

Yさんの旦那さんのこのような行動が、認知症ではないだろうか?と気づいたのはブログを見た友達でした。

「それって認知症じゃないかなあ?」と指摘されたとき、Yさんは「そんなことはないよ。単なるだらしのない人!」と言っていました。

そしてYさんの心の中では、「自分は看護師なんだから認知症のことくらい、よくよく分かっている。もしも認知症だとしたら、素人の人に指摘される前に自分が気付くはずだ」と思っていたのです。

Yさんは手術室のナースだったので、認知症の患者さんの担当ナースになってケアをすることはなかったですが、それでも看護学校で認知症のことは勉強したし、素人よりはずっと医学的な話題には敏感だから、認知症のこともよく知っていると思っていました。

だから「それって認知症じゃないの?」と言われても、聞く耳を持たなかったのです。

「万が一認知症になったら、あんなバカな旦那は老人病院にでも放り込むだけだわー」と笑っていました。

若年性認知症

身近な人より異変に気付く

いつも一緒に過ごしている人は、認知症の兆候が出ていても気が付かないことが多々あります。

少しずつ変化していくので老化現象だと思ったり、まさか自分の配偶者がという想いもあるのかもしれません。

数年ぶりに会った人の方が、違いが良く分かって「なんだか変じゃない?」と気が付くことも多いです。

この例からもわかるように、医学的な知識を持った医療従事者でなくても「なんか変だよ」と人から指摘されたら、それを無視してはダメだと思います。

看護師だから一般人よりも知識があるし、認知症の兆候があれば分かるはず・気づくはずだ、などと思うのは自惚れです。

誰かに指摘されたら、聞く耳を持ちましょう。

配偶者の腹立たしく思う言動の裏には、認知症が隠れていることもあるという事例でした。

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