お正月に老人ホームから家に連れて帰りたい!リスクと対応

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老人ホームのお正月

今年も残すところ100日を切ってしまいました。

そろそろお節料理の予約をしなくては、などともうお正月のことを考えなくてはなりません。

老人ホームでも、年末年始の行事はいろいろと考えています。

初詣に行く計画や、栄養士や調理師などの厨房スタッフたちはお節料理のこともそろそろ考え始めるころです。

「お正月くらいは、老人ホームに居るおばあちゃんを家で過ごさせてあげたい」と考えている人もいるでしょう。

しかし、コロナ禍の中では、お正月の一時帰宅も難しくなるかもしれません。

お正月の一時帰宅にはリスクもついてくるので、その点も十分に認識しておきましょう。

お正月

一時帰宅に伴うリスク

健康管理はできますか?

高齢者を迎えるとなると、換気はきちんとできるのか、湿度や温度の管理は大丈夫かと言ったことも重要になります。

また、クラブ活動に出かける中高生や大学生がいると感染リスクも高くなるのでその点も心配でしょう。

家の中でもきちんとマスクはできるのか、食事の時にはお喋りを控えることはできるのか、などの感染対策も重さを増します。

夜ふかしは控えよう。

老人ホームでは10時くらいになると消灯時間となって、電気が消えます。

しかし一般家庭では、若い世代の人たちは0時くらいまではまだまだ寝るのは早いと言うご家庭も多いと思います。

周りの人たちが夜ふかしをしていると、高齢者もそれに合わせてついつい夜ふかしをしてしまいがちですが、やはりこれは良いこととは言えません。

暴飲暴食を控えよう

お正月くらい好きなものを好きなだけ食べたい、という気持ちは良く分かります。

たまにはそういう日があっても良いと、個人的には思っています。

糖尿病の人が、普段は食べないケーキや和菓子を少し食べるのはありでしょう。

しかし、物事には限度というものがあるので、過ぎたるは猶及ばざるが如しとならない程度にしましょう。

お正月になると毎年のように、お餅を喉に詰めてしまう人がいます。こういったことにも気を付ける必要があります。

暴飲暴食

転倒事故

老人ホームは、バリアフリーで段差がないし、廊下や部屋には手すりが付いています。

しかし一般家庭に帰宅すると、段差があったり廊下や階段には手すりが付いていないと言うことも少なくありません。

玄関から部屋に上がる時に、30センチほどの段差があるのだけど足が全然上がらなくて一苦労だったという話もあります。

トイレの床に敷いてあるマットの端がめくれあがっていて、それにつまずいて転んで骨折したというケースもあります。

また、普段は廊下のワックスがけなどしない人でも、お正月だからと廊下にワックスをかけてツルツルにしたがために、一時帰宅していた高齢者が滑って転んで骨折したというケースもあります。

高齢者が一時帰宅する場合は、きれいにすることよりも安全を確保することを優先しましょう。

不潔にしているのは良くありませんが、ワックスまで塗らなくても清潔を保つことは可能です。

転倒事故

孫や娘や息子とのトラブル

娘さんや息子さんは「お母さんをお正月くらいは家に連れて帰りたい」と思っていても、お孫さんが嫌がっていると言うケースもあります。

これは一例ですが、Aさんの息子のB君は発達障害があります。

中学生のB君のおばあちゃんは認知症です。

Aさんはおばあちゃんに「Bには学校のことは一切口にしないでね」と何度も頼んでいました。しかしおばあちゃんは、B君が学校でいじめられていることなど忘れていて、ついつい「学校は楽しい?」「先生の仰ることは、ちゃんとよく聞かないとダメよ」などとB君に話してしまいます。

その都度、Aさんが答えたり話を他の方向へ上手く持って行ったりしてフォローしていたのですが、ついにB君がブチ切れてしまっったのです。

おばあちゃんに暴言を吐いて、大声で喚きながら物を投げつけてしまいました。

その後B君も自己嫌悪に陥って心が不安定になるし、おばあちゃんも心が不安定になってしまって、Aさんは疲れ果ててしまいました。

「母を連れて帰ったのが間違えだった。無理をするんじゃなかった」と後悔されていました。

老人ホームに入居している高齢者の娘さんや息子さんは親を連れて帰りたくても、自分たちの息子がこういった状態の時は、子どもたちの意見や考えを無視するわけにはいきません。

「おばあちゃんは家族なんだから」や「食事だけ一緒に食べて、もしも嫌だったら、自分の部屋に居たらいいのだから」の一言や二言で済ませてしまっては、この例のようにお互いに状況を悪化させるだけになってしまう可能性もあります。

息子さんや娘さんが「いいよ。おばあちゃんを連れて帰ろうよ」などと積極的に協力してくれてこそ、老人ホームからの一時帰宅がプラスになるのです。

夫婦だけで考えずに、息子や娘にも相談して、よく考えることが大切です。

また、旦那さんは連れて帰りたいけどお嫁さんは「普段もパートでクタクタなのに、お正月くらい体を休めたい」と思っていると言うケースもあります。

連れて帰るのが実の母ではなくお姑さんやお舅さんとなると「嫌だ」とは言いにくいことも多々あります。

あまり旦那さんの方から、積極的に「連れて帰ろうよ!」と言ってしまうと、なおさら「嫌だ」とは言いにくくなるので、「どう思う?」と言った感じで考えを聞く方が良いのでしょうか。

トラブル

万が一の時のために

健康保険証やお薬手帳を老人ホーム側で預かって貰っている場合は、一時帰宅の際には忘れないように持って帰ってください。

そして、年末年始の診察や急患の受け入れ態勢はどのようになっているのか、近くの救急病院や休日診療所などの電話番号も確認しておきましょう。

早めに相談しておこう

お正月の一時帰宅を考えている人は、できるだけ早めに施設長などの老人ホームのスタッフとも相談をしておきましょう。

「お正月は家に帰れる」と期待だけ持たせておいて、間際になって「やっぱり無理だわ」となるのは、高齢者には堪えます。

早いうちから内内で相談しておいて、十分に準備が整ってから、「お正月は家に帰ろうか」と話をする方が良いでしょう。

お正月に帰宅できなくても…

たとえお正月に家に帰宅できなかったとしても、老人ホームでもできるだけお正月らしい雰囲気にしようといろいろと考えているはずです。

お餅つきをしたり、近くの神社に初詣に行ったり、お節料理や雑煮を出したり、レクレーション室には門松や羽子板や凧を飾ったりと、工夫を凝らします。

家に連れて帰ったことが良い結果となることもあれば、連れて帰ったことでその後不安定になるケースもあります。

無理のない範囲で、お正月の一時帰宅を考えるのがベターで、お正月イコール家に連れて帰るべきだ!という方程式があるわけではないでしょう。

特に今年は、新型コロナウイルスのことも大きく関係してきます。

老人ホームに戻った時に、ウイルスを持って帰ってクラスターが発生したのでは大変困ります。

なので残念ではありますが、例年以上にお正月の一時帰宅は慎重にならざるを得ないでしょう。

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