尊厳死とリビング・ウイル

認知症

アルツハイマー病の最期はどうなるのか?尊厳死とリビング・ウイル

【はじめに】

介護現場では、有資格者(医療従事者)が活躍するのですが、リアルな話し、要介護者に対しての扱い方というか、接し方は不平等というケースは少なからずあります。

どうしたって介護する側も人間です。

イライラしているときに、些細なことができない要介護者に苛立ちをぶつけることはあります。

弱者だと思っているワケではないですが、それでも介護施設によって、介護スタッフによって高齢者・障害者への接し方は事なります。

【終末期医療をめぐる考え方】

認知症やアルツハイマー病の末期で寝たきりの状態の要介護者に対して、胃瘻を考えてほしいと告げることもあります。

生前にできるだけチューブを身体に取り付けるような延命治療をしたくないと言う本人、御家族の声もあります。

現在の医療技術では、アルツハイマー病の患者さん自らの意思を表示することができない状態になっても患者さんの延命を計れるようになっています。

そして、家族が病気で意思を表明できなくなってしまったときに、どのように対処すれば良いのかという悩みを抱えることも増えています。

原則として、こうした要介護者には自分の生命や健康についての自己決定権があります。

私達医療・介護従事者はインフォームドコンセントがなければ、医療行為は行うことができないのも事実なのです。

ですから、どのような医療行為を受けるか、または受けないかは、本人が医療従事者などから十分に説明を受けた上で決定すべき事柄になっています。

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【ケアのあり方】

終末期医療だけではないですが、アルツハイマー病や最期のときが迫っている患者さんのケアのあり方として、私達ができることもあれば、ご家族でなければ決定できないこともあります。

本人による決定をベースにして進めていくことがもっとも重要であるのは前提ですが、私達介護従事者をはじめ、医師だけでなく、多職種の医療・介護従事者から構成されているチームで慎重に判断することもあります。

しかし、リアルな話しを持ち出すと、大体はご家族に任せることになります。

『どうされますか』という選択肢をご家族に与えることもなく、ご家族が困惑する姿を横目に、うつむき、回答を待つことが少なくありません。

患者さんやご家族にとって何が最善であるかについて話し合うことを避けることもしばしば見られます。

ちなみに、ご家族がいない場合に限り、医療・介護ケアチームに委ねられるため、延命治療を提案するカタチになります。

これが患者さんにとっての最善の治療方針になるからです。

【見えてくること】

終末期医療の方針を決定するときに求められる患者さんの意思は、終末期医療を実施する時点での患者さんの意思になります。

ですから、以前患者さんが延命治療はしないでほしいと言っていたり、ご家族が言っていたとしても、それは『患者さんの意思を確認できる場合』には該当しませんが、終末期医療を行う場合では、患者さんの事前の発言は『患者さんの意思を推定する』有力な根拠になるとも考えられます。

高齢者・障害者と携わる機会というのが毎日、日常的に訪れる私達にとって、終末期医療の場面は慣れています。

しかし、ご家族はそれぞれ色んなことを考えています。

その際に、私達が伝えていることと言うのが、医療・介護を受ける患者さんがどのような医療・介護を望むのだろうかという点です。

ご家族の中で意見がまとまらないときには、患者さんがそのときに意思を表明できたとしたらどのような意思を表明するだろうか考えて、ご家族の中で合意形成に向けた努力をすることこそがもっとも大切なことではないかと、伝えるようにしています。

アルツハイマー病の最期はどうなるのか?

【尊厳死とリビング・ウイル】

現在、高齢社会を迎えて終末期の内容を自分であらかじめ決めておきたいと考える高齢者・障害者は増えています。

そのうち、延命治療をしないで自然なカタチで死を迎えたいという尊厳死を望む人も増えています。

こうしたニーズがあることを私達もしっかり現場で教わるワケですが、決して遠くはない将来、不治の病だと判断されたときにどのような治療やケアを受けたいのか、事前に表明された意思をリビング・ウイルといいます。

ですが、リアルな話し、患者さんの作成したリビング・ウイルに従う法的な義務は認められていませんし、逆に、リビング・ウイルに従うご家族や私達医療・介護従事者を完全に法的に免責する効果も認められてはいません。

ベッドに空きがないなら、患者さんのご家族の対応に不満があるのなら、些細な事柄で延命治療が受けられる、受けられないことさえあります。

一律にこれが正しいやり方と決めることはできませんし、納得できないなら、他に移るように促すことさえあり得ます。

ご家族は、見捨てられないためにすがることもありますが、真剣に考えて合意を形成するプロセスはどこも同じではないことを知ってほしいと思います。

リアルな現実、現場の内容は決して口外されてはいませんが、対策は急ぐべきです。

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